最新ニーズを高水準で満たしたテクニクス「EAH-AZ70W」【GP AWARD 2020】
&GP / 2020年12月14日 20時0分
最新ニーズを高水準で満たしたテクニクス「EAH-AZ70W」【GP AWARD 2020】
【特集】GP AWARD 2020
★SPECIAL AWARD★
<AV部門>
テクニクス「EAH-AZ70W」
有機ELテレビやプロジェクター、ヘッドホン、スマートスピーカーなど、今年もオーディオ・ビジュアル関連の機器は傑作が目白押し。その中でもテクニクス「 EAH-AZ70W」は、音質と機能の両面で完成度の高さを見せつけた。
■音質はもちろん通話機能も充実
2020年のオーディオ機器の主役とも言えるのが、完全ワイヤレスイヤホンだ。数千円程度の手頃なモデルも増えてきて、多くの人が手にする中、特にノイズキャンセリング(以下、NC)機能を搭載したモデルに人気が集中。騒音がある屋外や電車内などでもクリアに音楽を聴ける快適さを満喫する人が増えている。
こうした流れの中で高い評価を集めたのが、テクニクス初の完全ワイヤレスイヤホンとして4月に登場した「EAH-AZ70W」だ。オーディオ・ビジュアルライターの折原一也さんは、試聴してすぐにそのクオリティの高さに驚いたという。
「実際に試聴してみると、まず表現力に優れた音質に衝撃を受けました。ボーカルの細かなニュアンスの再現性や低音のボリューム感は、大型のハイエンドスピーカーで聴いているような感覚。独自のハイブリッド処理によるNC性能も素晴らしいですね。電車内や街中で音楽を聴いても、騒音をしっかり抑えてくれて音楽に集中できます。2020年上半期に登場したイヤホンの中では、図抜けた存在だと思います」
一方で、「EAH-AZ70W」は今年ならではの実用的な機能にも注目を集めた。春以降に急増したテレワークで役に立つ通話機能だ。
「実は通話用マイクの性能が高いところも、このモデルの長所です。高性能なMEMSマイクやノイズを低減するビームフォーミング技術により、自分が話す声がクリアに伝わるので、オンライン会議などでも活躍してくれます。また、外音取り込みモードも搭載しているため、周囲の音を気にかけながら音楽を聴いたり通話したりできる点も便利。ステイホームの時間が増えて、抜群のNC機能を実感する機会は減りましたが、家で使っても便利な機能が充実しているのです」
他にも急な降雨などで頼れる防滴性能や、イヤホン紛失時にアプリで捜索できるなど、さまざまな実用機能が備わっている。テクニクスの名に恥じない高音質と、現在のニーズに的確に応える実用性。双方を高いレベルで備える「EAH-AZ70W」は、2020年を代表するプロダクトと呼ぶにふさわしい完成度を示している。
オーディオ・ビジュアルライター・折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て、独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb 媒体、商品情報 誌などで、トレンド解説や製品のレビューなど多彩な記事を執筆。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務めている
■ワンランク上の音質とストレスなく使える実用性を両立
テクニクス
「EAH-AZ70W」(実勢価格:3万1000円前後)
直径10mmの大型ダイナミックドライバーを搭載し、豊かな低音や空間の広がりを感じさせる高音質を実現。振動板の強化や空気の流れの最適化にも配慮し、低域から高域までバランスよく再生する。接続の安定性にも優れている。
▲イヤホンはマイク穴を複数の小孔からなる構造にすることで、IPX4相当の防滴性能を実現している
▲充電ケースを併用すると最大22.5時間の連続再生が可能。アルミ素材のケース自体も質感高い仕上がりだ
▼Listening
▲グラフェンコート素材の振動板や空気の流れを緻密に調節する構造で低域から高域まで豊かに再現する
▲専用アプリは低音強調などの設定ができるほか、イコライザー機能も搭載。好みの音質に調整できる
▼Communication
▲送話音声とそれ以外の音を区別してノイズ低減する “ビームフォーミング技術” を採用。送話音声をクリアにする
▲マイクは左右それぞれにNC用マイクと通話専用マイクを計3つずつ搭 載。いずれも高性能MEMSマイクを採用
▼Utillity
▲イヤホン側面にBluetoothアンテナと共用のタッチセンサーを搭載。 再生や通話など軽快に操作できる
▲専用アプリはNCの効き方調整やイヤホンの電池残量確認など機能が充実。イヤホン紛失時の探索にも利用できる
※2020年12月6日発売「GoodsPress」1.2月合併号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/高橋智 写真/江藤義典>
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