ビギナーOK!山で川で体験できる"大冒険"5選
&GP / 2016年4月30日 11時55分
ビギナーOK!山で川で体験できる"大冒険"5選
連休に夏休み!爽やかな陽気に、外で思いっきり遊びたくなる季節です。
アクティビティに興味があるけれど、初期費用や技術の習得を考えると尻込みしちゃう……という人いませんか? レンタル装備つきの「初心者向け体験コース」などが実施されていて、まずは体験から始められるオススメの"冒険"をラインアップしました。
■洞窟探検から4輪バギー、シーカヤックまで、一度はやってみたい体験
気分は探検家「ケイビング」
冒険と言えばやっぱり「洞窟」! アウトドアスポーツとしての「ケイビング」は専用のスーツやヘルメット、ヘッドライトなどを装備して、洞穴深くに入っていくものです。たて穴を降下したり、狭い穴を通り抜けたり、洞穴内の沢を登ったり、暗闇の世界での出来事は実に多彩です。もちろん泥まみれになりますが、大人だからこそ、今、泥まみれになりたい!!
【体験するには】
プロのガイドが在籍し、初心者向けケイビングツアーを開催している会社のツアーに申し込むのが近道。5000円程度の短時間の体験から、1日がかりのツアーも(10000〜程度)。八重山諸島などが有名スポットですが、埼玉・山梨など関東近郊でも多くのツアーが開催されています。
【例えばこんな体験スポット】
沖永良部島ケイビングガイド連盟(http://caver.jp/)
気軽に行ける……わけではありませんが、日本で「ケイビングの聖地」と言われているのが沖永良部島。その地下には200から300もの大鍾乳洞群る。幻想の地下世界を味わいたいなら一度は訪れたい! 参加費1万6000円~。
乗り物好き冒険野郎なら「ATVバギーオフロード走行体験」
オフロード走行に興味があるけど、マウンテンバイクやモトクロスはちょっと怖い……そんな人にオススメなのがATV四輪バギー。
ATVとは「All Terrain Vehicle」つまり全地形対応車です。ぶっとい4輪に安定感があり、悪路やビーチをグイグイと走っていく楽しさを味わうことができます。
水たまりや丸太を乗り越えていく冒険感がすごい!
【体験するには】
各地の高原やアウトドアサイトでレンタルや体験が実施されています。草原で気軽に運転を体験するものから、道なき道(専用コース)を走破するもの、途中で山菜採りや釣り、バーベキューなどの外遊びまでできるツアーまで、その内容は様々。2000〜1万円程度。
【例えばこんな体験スポット】
登別オフロードパーク(http://www.net-noboribetsu.com/index.php)
北海道・札内高原に3つのバギー専用コースを有するアウトドア施設。インストラクター常駐で、レベルに応じた楽しみ方が可能。北海道ならではのスケールの大きな自然が、冒険心を掻き立てる! オプションでジンギスカンあり。
海のツーリング「シーカヤック」
いろいろな種類があるカヌー(パドルで漕ぐ小舟)の中のひとつが「シーカヤック」。水かきが両端についたパドルを使い、海の上を進みます。水面下を泳ぐ魚たちが間近に見たり、海岸線や島かげの美しさをはるかに眺めたり、海での「ツーリング」の感覚は新鮮。
腕が上がれば、荷物を積んでの本格的な旅もできるシーカヤック。のんびり眺める海や空が自然との一体感を強く感じさせてくれます。
【体験するには】
海近くにあるスクールや、各地のカヌー・カヤックショップなどで、初心者向けコースが開かれています。専門家のレクチャーをしっかり受けて、海へ出ましょう。光と風にさらされる海上ですから、帽子やメガネのストラップなどの装備は忘れずに。
2時間程度5000円以下の気軽なものから、プロガイドとともに無人島や洞窟、マングローブ林などのスポットへ旅するものまで様々なアクティビティが見つかります。
【例えばこんな体験スポット】
カヤックリゾート南伊豆 ワンダフルワールド(http://www.wonderful-world.net)
奇岩・洞窟、美しいビーチ、エメラルドグリーンの海と、見どころたっぷりの南伊豆! ワンダフルワールドの「1Day洞窟探検ツアー」はシーカヤックでの冒険に加えて、プライベートビーチでのランチやシュノーケリング(夏季のみ)を楽しめたり、最後は温泉で解散と、南伊豆を満喫できる心遣いがたっぷり。
あのころ夢見た冒険そのもの!「キャニオニング」
フランスで生まれた「渓谷」のスポーツがキャニオニングです。緑深い清流を舞台に、滝を滑り降りたり、滝壺の天然プールで泳いだり、ロープに滑車を付けて滑空する「フライングフォックス」を楽しんだりと、冒険野郎気分は最高潮。自然に飛び込む感覚と爽快感がピカいちのスポーツです。
【体験するなら】
各地の渓谷でプロのガイドによる初心者向けツアーが開催されています。短時間のコースなら6000〜7000円程度から。ヘルメットやウェットスーツなどの装備はレンタルできることがほとんどですが、下に着る水着やタオルは忘れずに!
【例えばこんな体験スポット】
キャニオンズ(http://canyons.jp/)
日本のキャニオニングのパイオニア、マイク・ハリス氏(ニュージーランド出身)が代表を務める会社。群馬・みなかみ、東京・奥多摩、群馬・吾妻と3つのベースあり。7500円から1万円〜までコースはさまざま。公式サイト上にそのコースの特色や難易度、内容等がグラフで表示されているので、初心者にも選びやすい! 食事や宿泊などオプションメニューも充実。
目指せ鳥!「パラグライダー」
「やってみたいけどなかなか機会がない、そして勇気がない」の代表格といえばスカイスポーツ。真上に翼を広げ、座った状態で操縦しながら空を飛ぶパラグライディング。初心者に嬉しいのはプロにエスコートされる「タンデムフライト」です。本格的に入門する前に、空中散歩の感覚と雄大な景色が楽しめます。富士山、砂丘、海など、見たい景色をもとに体験コースを探してみては?
【体験するには】
パラグライダースクールの体験コースを申し込みましょう。タンデム飛行体験、ひとりでの初心者向け浮遊体験、そのセットメニューなどが一般的です。価格帯は8000前後〜セットで1万2000円前後程度。草地を走ったりする場面もあるので、服装などはスクールのアドバイスを参考に。
【例えばこんな体験スポット】
アサギリ高原パラグライダースクール(http://www.asagiri-para.com/)
空から見る富士山が圧巻! 静岡県富士宮市にあるスクール。1人でのお気軽体験は6000円、タンデムフライト8000円、お気軽体験&タンデムフライトコース1万2000円。すべて無料ランチ付き!
「体験コース」というと、本格的じゃないように感じてしまう向きもあるかと思います。しかし、紹介したすべてのアクティビティに言えることですが、自然の中で遊ぶのはやはり危険と隣あわせ。まずはプロの管理のもと「どんな冒険なのか」を知ることはとっても有効であると筆者は考えます。
まずは観光気分で気軽にエントリーしてみたら、一生を捧げる趣味と出会えちゃうかもしれませんね!
(文/くぼきひろこ)
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