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GoodsPress6月号・ヒーローはミウラ&カウンタック!

&GP / 2016年5月6日 12時37分

GoodsPress6月号・ヒーローはミウラ&カウンタック!

GoodsPress6月号・ヒーローはミウラ&カウンタック!

スーパーカー! 意味なく“!”を付けたくなる単語ですが、それは正しい判断といえるでしょう。なぜなら“!”を付けたくなるクルマこそスーパーカーなのですから。

あなたにとって、スーパーカーの象徴といえばランボルギーニ・ミウラ? それともカウンタック? 日本では1970年代半ば後半に掛けて一気に火がついたスーパーカー人気。それまでの日本車にはなかったデザインや性能に心躍らせた人も多いでしょう。

GoodsPressの6月号は、そんなスーパーカーの大特集です。「そもそもスーパーカーってなに?」という文化論的な話から、「スーパーカー買うといくらなの?」なんてリアルな話まで、スーパーカー誕生からの50年をまとめて楽しめる1冊です。

スーパーカーって、いつの時代も心躍らせてくれるマジックワードですよね。それでは、「やっぱこれだよ!」という懐かしのスーパーカーと、「こんなことになってるの!?」という最新のスーパーカー、それぞれを5台ずつ紹介しましょう。

スーパーカーといえばこれ! 憧れた名車たち BEST 5

1. Lamborghini Countach LP400

PH01 Lamborghini Countach LP400/ランボルギーニ カウンタックLP400

V型12気筒を縦置きミドシップ搭載。低く鋭いクサビ型デザインと上方に開くドア。そして最高時速300km。スーパーカーと聞いてイメージする全ての要素を備えた、まさにキング・オブ・スーパーカー。言葉の印象と比べて意外とシンプルな実車のLP400には王者の風格すら感じます。

2. Ferrari 365GT/4 BB

PH02 Ferrari 365GT/4 BB/フェラーリ 365GT/4 BB

かたくなにエンジンをフロントに積んでいたフェラーリが、ついにロードカーで12気筒をミドシップに搭載。スーパーカー好きにとって「イニシャルはBB」といえば、ブリジット・バルドーではなくベルリネッタ・ボクサーですよね。ピニンファリーナ黄金時代のデザインも優雅です。

3. Porsche 911(930) Turbo

PH03 Porsche 911(930) Turbo/ポルシェ 911(930)ターボ

4リッターを超えるV12エンジンをミドシップに搭載したイタリアのスーパーカーたちに対して、3リッターの水平対抗6気筒エンジンをリアに搭載した(しかも4人乗りの)911。その性能差を一気に縮めたのがターボでした。大きなバンパーもこの930型の特徴でしたね。

4. Dome Zero

PH04 Dome Zero/童夢 零

本場ヨーロッパから遠く離れた日本でもスーパーカーは作られました。鋭いデザインが個性的な童夢の零。レーシングコンストラクターによって作られた期待のスーパーカーでした。しかし結果的には生産にいたらず...。という顛末について、誌面では林みのるさん自らが語っています。必読。

5. Lamborghini "Jota"

PH05 Lamborghini "Jota"/ランボルギーニ イオタ

スーパーカーの中でも特にミステリアスで夢のある存在。それがミウラを改造して作られた、イオタこと“J”です。スーパーカーブーム当時も圧倒的な人気を誇り、レプリカまで作られました。エレガントなミウラの作りに比べて、イオタにはアグレッシブなディテールが満載です。

最高時速400km超え!? ハイテク最新スーパーカー BEST 5

1. Bugatti Chiron

PH06 Bugatti Chiron/ブガッティ シロン

名前は1920~30年代に活躍したモナコ出身のブガッティ・ドライバー、ルイ・シロンから付けられました。8リッターのW型16気筒エンジンは1500馬力(!)を生み出します。最高時速は420km/hで自主規制していますが、450km/hは超えられるという噂も...。

2. Ferrari LaFerrari

PH07 Ferrari LaFerrari/フェラーリ ラ フェラーリ

フェラーリの“スペチャーレ”と呼ばれる最高峰限定モデル。バンク角を65度にとる伝統のV型12気筒エンジンと、F1で培ったハイブリッド技術で開発した「HY-KERS」が融合した新時代のスーパーカーです。エンジンで800馬力、モーターで163馬力を発生します。

3. Lamborghini Aventador LP750-4 SV

PH08 Lamborghini Aventador LP750-4 SV/ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 SV

ランボルギーニで連綿と続くカウンタックの血統を継ぐ、最新のフラッグシップモデル。そのさらに高性能なモデルに付けられるSV(SuperVeloce)を名前の後ろに付けたこのモデルは600台限定。車名の750-4は750馬力の4WDであることを示します。

4. Pagani Huayra

PH09 Pagani Huayra/パガーニ ウアイラ

ランボルギーニ出身のアルゼンチン人、オラチオ・パガーニがイタリアで作るスーパーカー。メルセデスAMGから供給されるV型12気筒ツインターボエンジンは730馬力を生み出します。カーボンを多用し、削り出しのアルミパーツとレザーを贅沢に使った工芸品のような1台です。

5. McLaren P1

PH10 McLaren P1/マクラーレン P1

マクラーレンの市販車部門が作り上げたハイブリッド・スーパーカー。3.8リッターのV8エンジンながら、ツインターボとモーターのパワーで合計916馬力を発生させる。ハイテクマシンでもあり、可変のウイングはもちろん、ブレーキや車両の姿勢も積極的に制御しています。

(文/GoodsPress編集長 澤村尚徳)

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