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これぞ新時代のノートPC!フルカーボンボディの「VAIO Z」が超快適でした

&GP / 2021年4月30日 20時0分

これぞ新時代のノートPC!フルカーボンボディの「VAIO Z」が超快適でした

これぞ新時代のノートPC!フルカーボンボディの「VAIO Z」が超快適でした

ワクワクするガジェットが登場しました。その名も「VAIO Z」は、カスタムメイドタイプのBTO(Build To Order)型ノートパソコン。今後主流になっていくであろう、リモートワークやワーケーションなど、あらゆる場所で仕事をするための最高スペックが詰まっています。そのため、お値段はなんと30万円前後から!

▲サイトから自分好みのスペックを選ぶと、右上に価格が表示されます

ちょっと尻込みする価格とはいえ、Windows系で最強マシンとも言われる実力を試してみました。一番のポイントは素材に使われる“立体成型フルカーボンボディ”。軽くて頑丈なカーボンのノートパソコンって…一体どうなの?

■軽い、頑丈、長時間バッテリーと三拍子揃った使いやすさ

テレワークをはじめ、ニューノーマルな生活を否応なく強いられる毎日ですが、その反面、公共Wi-Fiや5Gといった国内の電波状況はどんどん良くなり、場所を選ばず仕事ができるようになってきています。特にワーケーションと呼ばれる、リゾート地やアウトドアでの作業も珍しくありません。とはいえ外出先で仕事をする課題もあります。まず、それが “堅牢性” でしょう。

ノートパソコンは精密機器なので、うっかり落としたりぶつけたりすると故障の原因になります。そこで耐衝撃性は絶対に必須。でも「VAIO Z」は、アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H Logistic Transit Drop Test)を超える、落下高さ127cmの衝撃から本体を守る堅牢ボディを実現しています。要するに、ミルスペックというやつですね。

最近はキャンプへ(仕事で)行く機会が増え、地面に落としたらとヒヤヒヤもの。安心して使えるのは心強いなと。また、当然バッグに入れて持ち運ぶため軽さも大事ですが、1kg切りの約958g。片手で持ってもラクラクでした。

しかしですよ、軽いということはリチウムイオンバッテリーの量も少ないだろうからスタミナが不安だなあと思っていたら…スペックでは「連続約34時間駆動」。ん? 長くない? というか、すごい長くない? そう、これもフルカーボンボディの恩恵なのか、本体が軽い分バッテリーも多く積まれているようで長時間スタミナを可能にしています。

ほんと外出先で残り時間を気にしながら作業するほど、ストレスなことはないですからね。とはいえモニターの輝度をMAXにしたままだと34時間は難しそう。キャンプ場だとちょうど1日半くらいの時間になりますが、ぶっ続けで使うことはないだろうと、一度持って行って作業したところ全然大丈夫でした。

■高いユーザビリティでオンラインMTGも快適!

さて14.0型ワイドディスプレイはカスタマイズで「フルHD」と「4K」が選べます。今回は後者のスペックをお借りしましたが、一度キレイさを体感するとフルHDには戻れない(笑)。動画配信サービス系にも4Kコンテンツが増えてきていますし、今購入することを考えるとやはり4Kを選ぶかなと。

▲最初、シャッターに気が付かず「あれ?動画に自分が映らないな?」とアホなことをしていました(笑)

またオンラインMTGに対しても有効な機能が、「高性能フロントカメラ&ステレオアレイマイク」で、正面のユーザーの声だけをうまく拾ってくれます。我が家も仕事部屋に子どもが入ってきたり、うるさかったりと余計な音を相手に伝える可能性があり、とても安心。またプライバシーシャッターも手動でオン・オフできて、撮影を物理的に遮断。うっかり配信してた、という悲劇を避けられます。

また指紋認証ログインも当然搭載していますが、電源ボタンに組み込まれているので別途指を置く必要はありません。細かいところですが、毎日使うとなるとノンストレスで便利。そうそう、便利といえばPCの前に座ると人感センサーがユーザーを検知して自動で顔認証を実行する「着席オートログオン」と、その逆の「離席オートロック」も重宝しました。特に会社だと誰もいないときにモニターがつきっぱなしなのも、情報管理の上で問題ですしね。

▲キーピッチはフルピッチの約19mmで誤タッチを防止。キーストロークも約1.5mmと深く、打鍵感はバッチリでした

▲従来モデルと比べて、面積を約190%大型化したというタッチパッドも使い心地よし

■マルチタスクやWi-Fi 6による高速ダウンロードも

そして肝心のCPUはもちろん高性能。VAIOの独自技術「VAIO TruePerformance」を採用しており、デスクトップ級のプロセッサーを搭載とのこと。使用したのは「Core i7-11370H 3.30GHz(最大 4.80GHz)+ メモリー16GB」でしたが、PhotoshopにIllustrator、InDesignといったメチャ重なAdobeのソフトを並列で使ってもサクサク動作。う~ん、これはすごい。

いつもはソフトの立ち上げだけで20、30秒かかってイライラするところを5秒くらいで完了。原稿を書きながら写真をいじって、というマルチタスクも余裕でこなしてくれました。カスタマイズの選択肢は、Core i5-11300HかCore i7-11370Hで、あとはメモリーを8,16,32GBのどれかから選ぶことになります(32GBはCore i7のみ)。

そして早いといえば「Wi-Fi 6」対応なこと。我が家では対応ルーターを導入しており、恩恵が受けられるのでぴったり。ダウンロードの安定性や速度が全然違いました。はっや!

そして充実のアクセサリーもポイント。「Type-C 4Kマルチモニター ドッキングステーション」と、「TYPE-C ドッキングステーション」の2種類があり、4Kを重視するなら前者一択でしょう。そもそもポートにHDMI、Type-C(2口)、イヤホンジャックもあり、拡張したいのはUSBくらいなので、そこでデータを移動することが多いならドッキングステーションの導入もアリだなと。

*  *  *

というわけで自分の好みに合わせてフルカーボンボディのノートPCが構築できる「VAIO Z」ですが、まさしくこれからの時代に最適化したハイスペックモデル。マットな黒いボディが所有感すら満たしてくれますし、サポート体制も整った国産マシンだから長く使えること間違いなし。さらに、フルカーボンの魅力を見た目でも味わえる「VAIO Z | SIGNATURE EDITION」も用意されており、機能を盛れば盛るほど青天井にカスタムできるまさに最強ノートパソコン。新たな仕事の相棒にしたいと思える出来でした。

>> 「VAIO Z」

<文/三宅隆(&GP)>

 

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