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カーナビの自力取り付け!難関はやはり内張り外し!【クルマDIYの強化書】

&GP / 2021年5月3日 9時0分

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カーナビの自力取り付け!難関はやはり内張り外し!【クルマDIYの強化書】

【特集】クルマDIYの強化書

なかなか思うように出かけられない “おうち時間”を利用して、愛車のグレードアップを自分の手でやってみよう! というDIY企画。上手くできれば経済的だけれど、リスクがないわけではない。無理はせず、安全な場所で楽しもう!

■取り付けは手間はあるが難しくはない

カーナビの取り付け作業を依頼すると一般的に2万円前後の費用がかかるだけに、できるだけ節約したいところ。作業は手間が多いものの説明書に従えば、それほど難しくない。ほとんどのクルマでは車両や配線への加工作業も不要で特別な工具も用いない。

難関はカーナビ装着スペースまわりやウインドウまわりの内張りを外すこと。パネルの合わせ目などをよく見て、外す順番を考えたり、ネジの有無をチェック(最近のクルマでネジ留めは少ない)したりしよう。

カーナビと車両の配線パーツを別に用意する必要があるが、車種ごとに異なるので購入時に間違えないよう注意。不安な場合はショップに相談したほうがいいだろう。

■さまざまな車種に装着可能

パナソニック
「ストラーダ CN-F1X10BLD」(実勢価格:21万円前後)

パナソニックのAV一体型ナビ・ストラーダの最上級モデル。標準的な2DINサイズボディながらフローティングスタイルのDYNABIGスイングディスプレイにより10型大画面を実現している。430車種以上に装着が可能だ。

 

■難関の内張り外しは専用工具を使ってクリアしよう!

 

【取り付け手順】
難易度:★★★★☆
作業時間:約180分

取り付けを行ったのは2016年式ヴィッツ

 

<手順1> 配線を通すためにAピラーのカバーを外す

▲内張りはがしで隙間を空け、手前に引く

 

<手順2>フィルムアンテナをピラーの横に貼る。位置は説明書に従う

 

<手順3>アンテナ配線をフィルムに貼る

 

<手順4>フィルムアンテナは天井側にも貼る

 

<手順5>フロントガラスにも配線を貼る

 

<手順6>GPSアンテナをダッシュボード上に設置する

 

<手順7>2本のアンテナ配線を束ねてケーブルクリップで固定

 

<手順8>ピラーカバーを戻す

 

<手順9>インパネまわりのパネル類を外す

▲このクルマの場合、ネジ留めはなく、手前に引くだけで簡単に外れる

 

<手順10>カーナビ周辺のパネルを手前に引いて外す。スイッチ付きの場合はロック部を押さえて裏のコネクターを取り外す

 

<手順11>カーナビ固定金具を取り外す

 

<手順12>オーディオレス車用の化粧パネルをドライバーを使って取り外す

 

<手順13>ハンズフリー通話用のマイクをステアリングコラム上に設置。ピラーやサンバイザーに固定をしてもいい

 

<手順14>カーナビ配線と別売りの車種別配線を接続する

▲同じ色同士をつなぐだけ。ギボシ加工されているので工具も不要だ

 

※注意※ 車種によっては別売りのケーブルを使ってアンテナの形状を変換する必要がある

 

<手順15>車種別配線と車両配線のコネクターを接続

 

<手順16>車速配線、バックギヤ配線などを車種別配線と接続

 

<手順17>バックカメラを装着している場合はバックカメラ用配線を接続

▲写真のようなRCA形状は抜けやすいため、ビニールテープなどを巻きつけるといい。純正バックカメラと接続する場合には市販の変換ケーブルが必要だ

 

<手順18>フィルムアンテナやGPSアンテナの配線をインパネまで取り回す。部分的にケーブルクリップで固定する

 

<手順19>カーナビ本体に純正の固定用金具を付属のネジを使って取り付ける

▲トヨタ車や日産車など標準のカーナビ用スペースが200mmサイズの場合は、金具と一緒に別売のスペーサーも取り付ける必要がある

 

<手順20>カーナビ本体の背面にアンテナ類の端子やマイクの端子などを接続

 

<手順21>電源や信号などのカーナビ配線用コネクターを接続

 

<手順22>すべての配線が終わったらケーブルが絡まないよう注意し、長すぎる場合はロックタイなどを使って束ねておく。カーナビ本体は4つの純正ネジでしっかり固定する。

 

<手順23>取り外した純正配線のコネクターを戻す

 

<手順24>パネル類を元の状態に戻す

 

<手順25>この製品の場合はモニター取り付け部の角度を水平に調整

 

<手順26>モニター部をネジでしっかり固定する

 

<手順27>目隠し用のカバーをはめ込む

 

完成!

▲取り付け作業を終えたら情報メニューから動作状況を見る。リバースにギヤを入れたり、スモールランプを点灯して信号の認識をチェック

▲試運転をして、自車位置の動きが正常ならば、車速配線やGPS配線の接続は問題なし。パネルのガタつきがあればネジの固定を確かめよう

今回の手順は編集部が行った一例で、メーカーの推奨とは異なります。作業をする際は安全な場所を確保し、自己責任でお願いします。自信のない方は専門のショップを利用しましょう
※2021年3月16日発売「Car GoodsPress」94号掲載記事をもとに構成しています

>> クルマDIYの強化書

<文/浜先秀彰 写真/澤田和久>

 

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