キャンプでも街でも手ぶらでOK!バッグいらずの多ポケット春アウター5選
&GP / 2021年4月27日 21時0分
キャンプでも街でも手ぶらでOK!バッグいらずの多ポケット春アウター5選
山の気温はまだまだ寒い。気温は標高が100m上がると約0.65℃下がると言われています。また放射冷却や、山に囲まれて日に当たる時間が短いことなどもあり、山間のキャンプ場は春から夏にかけても朝晩は冷え込みます。だからサッと羽織れるアウターはぜひ持っていきたいところ。
とはいえ、せっかくキャンプで着るアウターであれば、できれば機能的なものを選びたいですよね。そこで注目なのが、収納力に優れた“多ポケット”アウター。
キャンプではバッグを身に着けることが少なく、ポケットの多いウエアやパンツが重宝されます。しかも最近は、薪などが入る大きなポケットを備えたものも増加中。
その収納力は街着として使うと手ぶらスタイルを実現してくれることなどから、アウトドア、アーバンスタイルどちらでも使えるため人気。そんな、収納力に優れたアウターを5つ紹介します。
1. キャンプにぴったりの難燃アノラックパーカー
ナンガ
「タキビフィールドアノラックパーカー」(3万800円)
コットンライクなポリエステル生地に難燃素材アラミド繊維を配合したNANGA独自の素材“TAKIBI”をメインに使ったアノラックパーカー。
アラミド繊維とポリエステルのバランスを考え混合することで、難燃素材の弱点である水や汚れを染みにくしています。胸元のデイジーチェーンは小物を付けたり別売の「タキビサコッシュ」を連結させることで収納力がUP。フロントにある大きなフラップ付きのカンガルーポケットはグローブやキャップなどのギアを収納するのにぴったりです。さらに背面には500mlのペットボトルが入るポケットも装備。
サイドファスナーは、開くと簡単に脱いだり着たりできるようになるだけでなく、屈んでの作業やチェアへ腰掛ける時にはスリットとして機能。また、パンツポケットへのアクセスも可能に。
焚き火シーンを快適に過ごす運動性、収納力に優れたアノラックパーカーです。チャコール、ベージュ、ダークブラウン、ボルドーの4色展開。
>> ナンガ
2. 独自の60/40クロスを使った都会的な高機能アウター
スノーピーク
「Indigo C/N Parka」(6万3800円)
職人の技術を駆使して作られる66%のナイロン糸と34%の綿糸を使った高密度な生地は、防風性、透湿性、軽撥水性が特徴の高機能素材。綿の天然な風合いがありながらも、ペーパーライクなパリッとした触り心地がちょうどいい感じです。フロントに3つのポケット、サイドにも2つの大型ポケットを装備する収納力も魅力で、高機能で上品な素材はアウトドアシーンだけでなく街でも使いたくなるSnow Peakらしいアウターです。
内側にはタブレットが入るような視認性も優れた大型のメッシュポケットも装備。日常でも使いやすい利便性が魅力です。Indigoカラーはインディゴ染め、Blackは硫化染めと経年変化を楽しめるのもポイント。新色のアイボリーを含めた3色展開です。
>> スノーピーク
3. チェアまで収納できるフィールドジャケット
ノービット
「FIELD JACKET」(3万8500円)
『フィールド、旅、チル』をテーマにした、機能的でありながらレトロで上品なデザインが魅力のノービット。
超軽量メタルナイロン素材を製品染めしたクタッとした生地感が特徴のノーカラージャケットは、フィシングジャケット並の収納力を持つフロントのマルチポケットが特徴。あらゆるアウトドアシーンで活躍するフィールドジャケットです。
背面にはコンパクトなアウトドアチェアなら余裕で入る大きなポケットを備えていて、ボタンを外せばフルオープンも可能。内側はメッシュ素材になっているためベンチレーションとしての機能も持っています。マスタード、オリーブ、ネイビーの3色展開です。
>> ノービット
4. 雨にも強く驚異の収納力
コムフィ アウトドアガーメント
「GUIDE SHELL -COEXIST-」(5万7200円)
前面に配された4つのポケットはシンメトリーに配置することで都会的なデザインに。ポケットはマチ幅があるためグローブなどの大きめなものを、ハンドポケットにはスマホなどの小物を収納可能。突然の雨でも安心な防水性と衣服内をドライに保つ快適性を備えたオリジナルの“綿ポリ3レイヤー耐水20000透湿30000”を採用し、ゆったりとしたシルエットでいざというときは防寒用に中に1枚着ることもできます。収納力だけでなく雨や防寒対策でも活躍するアウターです。
背面にも大きなポケットが2つ。上部のフラップ部分もポケットになっていて折り畳み傘などの長いものを入れられます。その下のポケットは対角線にファスナーを取り付けてガバッと開く構造。防水素材と止水ファスナーにより中身が濡れる心配ないのもうれしいポイントです。フードは内側で束ねてスタンドカラーにもなるギミック満載の1着になっています。BLACK、ALPHA GREEN、COYOTEの3色展開。
5. 両面使いたくなる防燃はっ水のキャンプジャケット
カリマー
「camp reversible JKT」(2万900円)
7つの多機能ポケットを搭載した収納力抜群のリバーシブルジャケット。防燃糸にはっ水加工を施した素材を使うことで、軽い雨でも焚き火でも安心して着られます。表地一枚仕立ての薄いアウターのため、単体や重ね着をして通年着用できるのも魅力です。
裏返すとポケットが表にくるため先ほどのシンプルなデザインと変わってアウトドア感がUP。ポケットが外側にあることで荷物の出し入れもラクチンな、キャンプシーンではありがたい仕様に。ミニマルで都会的な面と収納力を備えたアウトドアな面を持つため、シチュエーションに合わせて使いわけたくなるジャケットです。
背面の大きなポケットはバッグ代わりに使える大容量。防寒具やハット、雨具など色々なものを収納できるため休日も手ぶらで出かけられます。Silver Gray、French Navy、Blackの3色展開です。
>> カリマー
※カリマーのキャンプパンツ(ベージュ)/1万3200円(カリマー インターナショナル)
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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