より早く正確に！地震発生情報をキャッチできるギア

地震大国と言われる日本。近年では東日本大震災や熊本地震など、各地に甚大な被害をもたらしている。もちろんそれだけではなく、日本中どこでも地震の起きる可能性がある。

いつどこで起きるかわからないのが地震。今は携帯やテレビの緊急地震速報など、事前に知らせてくれるシステムも発達しているが、外出先や会社などではテレビを見ていないこともある。

そんな多くの人が集まる施設で、事前に地震を知らせてくれる緊急地震速報端末「地震の見張り番 Touch」がセンチュリーから発売された。

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位置情報に応じて地盤の固さや揺れを教えてくれる！

「地震の見張り番 Touch」は、画面と音声で、緊急地震速報を伝えてくれるタブレット端末だ。

「地震の見張り番 Touch」の仕組みは、

1. 気象庁から配信される震源の位置情報や地震の規模などの“高度利用配信”を受け取る。
2. “端末演算方式”により、位置情報や地盤の固さを基に震度や揺れの到達時間を個別に計算し、緊急地震速報を発報する。

となっている。

テレビやラジオ、携帯電話などで配信される“一般利用配信”に比べ、位置情報の精度が高いのが特徴だ。また“端末演算方式”により、到達時間などもより正確な情報を得ることができる。気象庁が通知する津波情報や噴火情報にも対応している。しかもHDMI出力も搭載しているので、自動で放送設備を制御し、館内モニタや放送などで速報を発報することができるのだ。

タッチパネルで操作もカンタン。英語音声アナウンスにも対応しているので、地震に不慣れな外国人が多い施設でも活用できる。過去に起きた55件の地震データを基にした4種類のシミュレーション訓練機能も搭載しているので、避難訓練にも利用できる。

「地震の見張り番 Touch」は本体と接続ボックスのセット。価格は、5年間の情報配信サービス料込みで参考価格47万円（工事費別）。

活躍する機会がないのが一番だが、学校やオフィス、ショッピングモールや病院など、人の多く集まる場所で万が一の時にきっと役立つだろう。もちろん、自宅に設置してもOKだ。

【地震の見張り番 Touch】
サイズ：幅252×高さ175×奥行33mm
重量：約880g
パネルタイプ：10.1インチTFT液晶/グレア（光沢）
【接続ボックス】
サイズ：幅126×高さ106×奥行23mm
重量：約440g

 

（文／&GP編集部）