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手軽にサクッと持ち出せる「アウトドア用コーヒーセット」を作ってみた!

&GP / 2021年6月6日 21時0分

写真

手軽にサクッと持ち出せる「アウトドア用コーヒーセット」を作ってみた!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

コーヒーが好きです。家でも毎日飲みます。だからキャンプにも欠かさずコーヒーを持っていきます。焚き火とコーヒーがあれば幸せ。

お酒にはあまりこだわらないかわりに、コーヒーだけはおいしいものを飲みたいんです。だから家でもキャンプ場でも基本は挽きたて淹れたて。めんどくさいやつなのは自覚してるけど、自分で淹れるから許して。

もちろんキャンプにも、コーヒーミル、ドリッパー、ペーパーフィルター、ケトル、そしてコーヒー豆は必ず持っていきます。とはいえ、やっぱり荷物は増える。だから、できるだけコンパクトかつドリップコーヒーをおいしく淹れられるモノをいろいろ試して、ミルやドリッパーはある程度固まりました。でも、どうしてもケトルだけは見つからない…。

無理やり細口のドリップポットを持っていったこともありますが、やっぱりサイズが厳しい。理想はパッキングしやすくてお湯を細く注いでドリップしやすいモノ。火にかけられるならなお良し。

そんなワガママを叶えてくれるケトルをようやく見つけました。それがハイマウントの「ドリップケトル 600ml」(3080円)です。よくよく考えたら、ハイマウントはアウトドア向きのコーヒー道具をいっぱい作ってるんですよね。完全に見落としてました。
 

■注ぎ口の先端だけちょっと不満。だから…

底面の直径は約13cm。重さは約140g。手にすると意外と小さく感じます。

実はケトルは、トランギアの「ケトル0.9L」を持っていました。でも最近はほぼキャンプに持っていかず。お湯を沸かすならクッカーでもいいし、コーヒー用にはドリップポットを使っていたから。

ただしこのケトル、ハンドルのチューブを外せば焚き火にかけられるなど、キャンプギアとしては素晴らしいモノです。シンプルで雑に扱っても大丈夫。お湯を沸かすという役割を十二分に果たしてくれます。でもね、やっぱり細くは注げないんですよ。そういう目的で作られていないから当然なんですが…。

細く注ぐためのポイントは注ぎ口です。トランギアのケトルは短いものが上部に付いているんですが、ハイマウントのそれは底面近くに付いていて、少しだけ長い。さらに先端がコーヒー用のドリップポットに似たカタチになっています。

ドリップ向きのアウトドアケトルといえばMSRの「ピカ1Lティーポット」があります。こちらも細く注げるんですが、いかんせんサイズが大きいことと、注ぎ口がトランギアと同じくケトル上部に付いている。これだと、入っているお湯の量によって傾ける角度が変わってくる。ちょっとやりづらいんですよね。飛び出し部分が最小限だから、パッキングはしやすいんですが。

だから、ハイマウントのように底近くに付いているモノが良かったんです。これなら、ケトル内のお湯の量に関わらず傾きを一定にできます。要するにコーヒー用のドリップポットと同じカタチということです。

とはいえすべて理想的かというと、そうでもない。

注ぎ口の先端が太いので、細く落とすのが難しいんです。じゃあもういっそ細くしちゃえばいいじゃない。素材はアルマイト加工されたアルミ合金。しかもさほど厚くない。ということで…

ペンチで絞ってみました。

さほど硬くないので、すぐに細くなりました。でもちょっと汚い…。これ、つかむ部分がフラットなペンチでやればもう少しキレイにできたと思うんですが、いかんせん手持ちがなく…。でもカタチは考えていたモノに近いからOK。

注いでみると、結構細く注げます。やっぱり細いのはいい。

これでようやくアウトドア用のコーヒー道具がそろいました。道具類が決まったら、できればまとめておきたいところ。そうすれば、持っていく時にラクだしね。
 

■無理なくキレイに収まった!

そろったコーヒー道具のサイズから選んだのが、asobitoの「メスティンケースL」(3960円)。その名のとおり、ラージメスティンがぴったり収まるケースです。

これにコーヒー道具を入れていきます。

いやー、想像以上にキレイに収まりました。ペーパーフィルターはケトルの下に、ケトルのフタは持ち手が出っ張っているのでひっくり返しました。

ビニール袋に入れたコーヒー豆はケトルの中に。

長くお世話になっているユニフレームの「コーヒーバネット」は、フタ裏にあるスリットに入りました。バネットを収納ケースに入れた状態だと入らなかったので、ハダカのまま入れています。

おそらくもっと突き詰めれば、お湯を沸かすための熱源もまとめて入れておきたいとなるのかもしれないですが(エスビットの「ポケットストーブ」ならいけそう?)、そもそもキャンプに行くなら何かしらの熱源は必ず持っていきます。だったらそれでいいかなと。

試しにSOTO「レギュレーターストーブ」にケトルをのせてみました。ゴトクにジャストサイズ。ケトルらしく底面が広いので、お湯も早く湧きそう。ちなみにハイマウントの「ドリップケトル」はIHヒーター、焚き火はNG。このようにガス火を使います。

いても立ってもいられずに近所の公園に持ってきたため火気厳禁なんですが、やっぱり淹れてみたい。ということで、水筒でお湯を持ってきました。ではさっそくドリップしてみましょう。

しっかり狙ったところにお湯を落とせます。お湯を細く「の」の字を書くように注げました。

うん、うまい!

*  *  *

asobitoの「メスティンケースL」は、おそらく容積がビールのロング缶2本分ぐらい。これぐらいなら、バックパックでのソロキャンプでも苦にならないサイズです。それに、用途ごとに道具をまとめておけば、準備の際も撤収の際もラクになります。

また、キャンプじゃなく近所の公園でのんびりしようなんて場合も、保温ボトルにお湯を入れてコーヒーセットと一緒に持っていけば、まったりコーヒータイムを楽しめる。このセット、結構出番が多くなるかも。

>> ハイマウント

>> asobito

<文・写真/円道秀和(&GP)>

 

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