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今さら聞けない!iPhoneで「Gmail」をフル活用する方法

&GP / 2016年5月24日 7時3分

今さら聞けない!iPhoneで「Gmail」をフル活用する方法

今さら聞けない!iPhoneで「Gmail」をフル活用する方法

Googleのメールサービス「Gmail」は、Googleドライブ、Googleフォトと共通で15GBの容量が無料で利用できます。iPhone、Android、パソコンで共通のメールアドレスが使えるので、利用している人も多いはず。そんなGmailを活用しない手はありません。iPhoneで便利に使うポイントを紹介しましょう。

関連記事:iPhoneでGoogle 意外と知らない基本の活用術

 

iPhone「メール」と「Gmail」は使い分ける!


「メール」アプリにアカウントを設定する

iPhoneに標準搭載されている「メール」アプリでは、Gmailなどさまざまなメールサービスを利用できます。メールアプリにGmailを設定するには、「設定」アプリで「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントを追加」で「Google」を選択し、メールアドレスとパスワードを入力するだけ。

Gmailだけでなく、連絡先やカレンダー、メモの同期も可能です。最後に「保存」をタップしましょう。

 

「メール」アプリは15分ごとに自動受信

iPhoneでのメールの取得方法には、リアルタイムでメールを受信する「プッシュ」と、一定時間ごとにメールを取得する「フェッチ」があります。Gmailはプッシュに対応しておらず、フェッチで設定した時間ごとのメール取得となります。

メール取得の時間を設定するには、「設定」アプリで「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」をタップします。

「フェッチ」欄で、メールの取得スケジュールを変更しましょう。最短は「15分ごと」ですが、データ取得の頻度が高くなると、パッテリーを消費するので注意しましょう。

 

iCloudメールに転送すればリアルタイムで受信できる

どうしても「メール」アプリでGmailをリアルタイム受信したいなら、「iCloudメール」を活用します。iCloudメールはすでに取得している人も多いと思いますが、初めて取得する場合は、「設定」アプリの「iCloud」で「メール」をオンにして、メールアドレスを作成しましょう。

iCloudメールを使う準備を終えたら、パソコンでGmailにアクセスし、「設定」を開きます。

続いて、「メール転送とPOP/IMAP」のタブを開き、「IMAPアクセス」が有効になっていることを確認しましょう。次に、「転送先アドレスを追加」をクリックします。

続いて、iCloudのメールアドレスを入力して「次へ」をクリック。



「続行」をクリックすると、先ほど入力したiCloudのメール宛てに確認コードが届きます。

 

「メール」アプリでiCloudのメールを開き、承認リンクをタップしたら、「確認」をタップしてメールの転送を完了させましょう。

 

 

あとは、iPhoneの「設定」アプリで「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」でプッシュをオンにし、「iCloud」をタップして、「プッシュ」にチェックを付けます。

 

 

これで設定は完了です。

 

手軽にリアルタイムで受信したいなら「Gmail」アプリ

ここまでするのは面倒だという人は、もっと簡単にメールをリアルタイムで受信する方法があります。Googleが提供する「Gmail」アプリを使うだけでOK。

 

 

「App Store」でアプリをインストールして起動したら、Googleアカウントとパスワードを入力してログインします。続いて、「プッシュ通知」をオンにすることで、リアルタイム受信が可能です。

「メール」アプリの独自機能は?

標準のメールアプリを使えば、添付する写真に線や注釈を書き込むことが可能です。メールに添付したい写真を表示し、共有アイコンをタップしたら、「メールで送信」をタップします。

 

 

メールに写真が添付されたら、写真をロングタップして「マークアップ」を選択。これで写真への書き込みが行えます。

 

「Gmail」アプリの独自機能は?

Gmailアプリには、メールを「メイン」・「ソーシャル」・「プロモーション」などのタブに自動で分類する機能があります。

 

 

「メイン」には家族や友人からのメールが分類されるので、受信するメールの数が多くなっても見逃しにくくなります。

 

 

ほかにも、ファイルを添付する際に、Googleドライブからファイルを呼び出すことが可能です。また、「フリーハンドで描く」を選択すれば、手書きのメモを添付できます。

 

 

それ以外にも、複数のGoogleアカウントを利用できたり、設定アイコンからパソコンのGmailの書名とは異なる「モバイル署名」を設定できたりもします。「不在通知」は届いたメールに対して自動で返信してくれるので、休暇中などメールが見られない環境が続く際に活用するといいでしょう。

Gmailを使う頻度が高い人や独自の機能を使いたいならGmailアプリ、たまにメールを使う程度の人やあまりアプリをインストールしたくない人は標準のメールアプリでGmailを使いこなしましょう。

 

(文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク

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