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音楽を聴く楽しみを広げる注目のオーディオ機器6選【必需家電[新]大全】

&GP / 2021年7月15日 20時0分

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音楽を聴く楽しみを広げる注目のオーディオ機器6選【必需家電[新]大全】

【特集】必需家電大全

気軽にながら聴きするだけでなく、楽曲の奥深さや音質の違いまで堪能するなら、趣味性の高いオーディオに手を伸ばしたいところ。こだわりを反映させながら、現代的なニーズにもマッチするオーディオに注目だ。オーディオ・ビジュアルライターの折原一也さんのコメントと共に、多角的に音楽を楽しめるオーディオ機器を紹介しよう。

 

■趣味性の高いオーディオで音楽を多角的に楽しんでほしい

いま自宅で音楽を聴く際には、スマホやPCで再生したり、スマートスピーカーや手軽なBluetoothスピーカーを使っていたりする人は多いだろう。しかし、楽曲の魅力をフルに味わいたいなら、カジュアルなオーディオでは少し物足りなさも感じるのでは? 自宅にいる時間が増えたいま、趣味性の高いオーディオを選んでみてもいいはずだ。

「ここ数年でサブスクサービスも増えて、ながら聴きなど従来より手軽に音楽を聴くスタイルが定着したと思います。でも、オーディオ本来の趣味性にこだわると、手軽さだけではない魅力を再確認できるはず。また、新しいリスニングスタイルを提案する規格やオーディオ機器も登場していますので、いまは音楽の聴き方を見直してみるいい機会と言えるかもしれません」

オーディオ本来の趣味性と言っても、以前のピュアオーディオのような敷居の高いものではない。今回ピックアップした6モデルは、気軽に導入でき、音源や操作性も現代的な仕様のものばかり。さらに外観や操作など機器自体に魅力が備わっているモデルもあるので、より多角的に音楽を楽しめるようになるだろう。

 

オーディオ・ビジュアルライター・折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て、独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などで、トレンド解説や製品レビューなど多彩な記事を執筆している。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務める

 

<KEYWORD 1> 360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)

ソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験スタイル。ボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できる。今年に入って対応機器や音源が増えている。

1. 部屋中が音で包み込まれる新たな音楽体験をスピーカー1台で実現

ソニー
「SRS-RA5000」(実勢価格:6万6000円前後)

高さ方向の音も再現する立体音響は新しいトレンドのひとつ。Amazon Music HDで対応楽曲を配信しています(折原さん)

360 Reality Audioに対応し、水平方向だけでなく、高さ方向にも音を広げるという6.1chの全方位スピーカーシステム。本体をWi-Fiネットワークに接続して、360 Reality Audio対応楽曲を再生する。Bluetooth接続にも対応し、通常の2ch楽曲の再生時もより臨場感と広がりのあるサウンドで楽しめる。

▲3つの上向きスピーカーを含む7ユニットからなる全方位スピーカーシステムで、部屋のどこで聴いても立体感と臨場感あふれる高音質を楽しめる

▲現在、360 Reality Audio対応楽曲を提供しているストリーミングサービスは、Amazon Music HDとnugs.netのふたつ

▲小型サイズの「SRS-RA3000」(実勢価格:3万5000円前後)も登場。コンパクトながら音を効果的に拡散する

 

<KEYWORD 2> 高音質&多用途スピーカー

この数年で手軽さが魅力のBluetoothスピーカーが普及したが、音質を重視した高性能スピーカーの注目度も高まっている。音響メーカーの本格モデルから、価格を超えた音を楽しめるハイコスパモデルまで、選択肢も増加中だ。

2. 音場表現に優れたコンパクトスピーカー

イクリプス
「TD307MK3」(2万7500円/1本)

ストイックに音質を追求する人向けのモデル。音の定位感が優れてるのでテレビと組み合わせてもいいですね(折原さん)

独自の卵形構造で根強い人気を誇るコンパクトな高性能スピーカーの最新モデル。明瞭性や空間再現力、スピード感、中域・低域再生が従来モデルより向上した。6.5cmコーン型フルレンジユニットを搭載。天井や壁への取り付けも可能だ。

▲振動板を紙製からグラスファイバー製に変更するなど、12部品を刷新。微細な音のクリアさや録音空間のリアルさ、音の立ち上がりの速さを追求した

 

3. 新型ウーファーを搭載した大ヒットモデルの上位機

AIRPULSE
「A100 BT5.0」(実勢価格:10万9000円前後)

見た目はHiFiスピーカーですが、アンプ内蔵でBluetoothにも対応。本格派の性能と手軽さを両立しています(折原さん)

高性能ウーハーを搭載し、ダイナミックに低音を再生するDAC内蔵アクティブスピーカー。Bluetooth接続にも対応するほか、入力端子としてUSB、光デジタル、アナログRCA/PC、さらにサブウーハー出力も備える。

 

4. 迫力ある重低音を楽しめるBluetoothタイプ

Tribit
「StormBox Pro スピーカー」(実勢価格:1万円前後)

1万円以下と手頃ながら非常にいい音がする注目モデル。コストパフォーマンスがかなり高いスピーカーと言えます(折原さん)

パワフルなサウンドを360度全方位に広げるBluetoothスピーカー。IP67相当の防水性能を備え、持ち運びに便利なハンドルもついているので屋外でも使いやすい。10000mAhの大容量バッテリーを搭載し、24時間連続再生が可能だ。

 

<KEYWORD 3> 伝統スタイルの復権

30〜40代にとっては懐かしく感じるミニコンポに、現代の音楽スタイルにマッチした機能を備えたモデルが登場。また、ノスタルジックな魅力がある真空管アンプも、オーディオマニアの間で再評価する動きが出ている。

5. テクニクスの技術を採用した現代仕様のミニコンポ

パナソニック
「SC-PMX900」(予想実勢価格:7万6000円前後)

オーソドックスなコンポスタイルですが、ハイレゾなど現代的な用途にも対応。音質を考えるとコスパも高いです(折原さん)

テクニクスの高音質化技術を採用したミニコンポ。CDドライブやUSB DAC機能を備えるセンターユニットと、3ウェイステレオスピーカーのセットで構成。NASやストリーミングなど、多彩な音楽コンテンツも楽しめる。7月30日発売

▲USB DAC機能も搭載。PCとUSBケーブルで接続すると、ハイレゾを含むさまざまな音源を手軽に再生できる

 

6. 真空管アンプの音色を手軽に楽しめる小型モデル

Carot One
「ERNESTOLO 10th Anniversary」(実勢価格:5万円前後)

スピーカーを用意する必要がありますが、ミニチュア的なサイズ感や独特の佇まいが所有欲も満たしてくれます(折原さん)

同ブランド初の真空管搭載プリメインアンプの10周年を記念し、新カラーで復刻させたモデル。真空管やデジタルアンプなどの構成はオリジナルと同様で、出力は控えめながらも、溌溂とした音と確かなドライブ能力を楽しめる。

【特集】必需家電大全

※2021年7月6日発売「GoodsPress」8.9月合併号32-33ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/高橋智>

 

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