限られたスペースを有効活用できるデスクトップPC 3選【2021上半期PC＆ガジェット大賞】

【2021上半期PC＆ガジェット大賞】

昨年から続くワークスタイルやライフスタイルの急激な変化に対応した新モデルが続々とリリースされ、まさに買い替え需要も絶好調だ。そんな活況あふれる今年上半期のPC＆ガジェット周りの総決算！ というワケで、ITライター・井上 晃氏と編集部で協議の上、2021年上半期に最も注目したニューモデルを総合、そして部門別にアワード形式でお送りする！

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■限られたスペースを有効活用できるオールインワンタイプ

ノートPCと比べて数が限られるオールインワンモデルだが、2021年上半期は個性が際立つ新製品が登場。なかでもアップルの24型iMacは同社製の「M1」チップを搭載し、デザインも大幅刷新。今季を象徴するモデルとなった。

一方、Windows搭載モデルとしては、ASUSPCの「Zen AiO 24」や、NECの「LAVIE A24」のようにHDMI入力端子を備え、オフのタイミングでも有効活用できる機種が目を引く。テレワークが盛んな昨今、限られたスペースを有効活用するうえで心強い存在と言えるだろう。

ITライター
井上 晃
最新ガジェットやITサービスについて取材するフリーライター。Webメディアや雑誌などを中心に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿している。

 

 

1. カラフルでパワフルなM1搭載24型モデル

Apple
「iMac」
（15万4800円～）

「M1」チップ搭載で、デザインも刷新した24インチモデル。1080pのFaceTimeカメラや、高品質なマイク、スピーカーなど、テレワーク需要に応える仕様が目立つ。Touch ID搭載Magic Keyboardの登場もトピックだ

【Inoue's Recommend】
価格　　　　　　★★★★☆
パフォーマンス　★★★★☆
デザイン性　　　★★★★★
ビデオ会議　　　★★★★★
独自機能　　　　★★★★☆

▲背面には、Thunderbolt／USB 4ポート2基を、さらに上位モデルはUSB 3のType-Cポート2基も備える

 

2. “アシメ”がおしゃれなHDMI入力対応機

ASUS
「Zen AiO 24」
（実勢価格：11万6000円前後～）

フルHDの23.8 型画面を搭載した一体型PC。色域はsRGBをカバーする。左右非対称なデザインが特徴的だ。AMD製Ryzenモデルも選択できる。HDMIは入出力に対応

【Inoue's Recommend】
価格　　　　　　★★★★★
パフォーマンス　★★★★☆
デザイン性　　　★★★★☆
ビデオ会議　　　★★★☆☆
独自機能　　　　★★★☆☆

▲インターフェースは、USB Type-A×4、Type-C、3.5㎜イヤホンジャック、有線LAN、HDMIなど豊富

 

3. TVや映画、ゲーム…マルチにこなせる

NECパーソナルコンピュータ
「LAVIE A27」
（実勢価格：22万円前後）

TVチューナーを備えた27型モデルで、BlurayDiscも視聴できる。HDMI入力を備え、ゲーム機のモニターとしても活用可能だ。上部には、収納可能なWebカメラも備える

【Inoue's Recommend】
価格　　　　　　★★★★☆
パフォーマンス　★★★★☆
デザイン性　　　★★★☆☆
ビデオ会議　　　★★★☆☆
独自機能　　　　★★★★★

▲インターフェースは、USB Type-A×4、HDMI入力、ヘッドホンジャック、SDカード、TVアンテナ入力など

▲液晶パネル部から音が出る仕組みがユニーク。ヤマハ製AudioEngineを採用したサウンドにも注目だ

 

■ピボット対応PCが日本に上陸する可能性は？

1月には、レノボがピボット対応の「Yoga AIO 7」を発表。グローバルの一部地域で展開している。ピボット対応のAIOは、「HP EliteOne 800 G5 All-in-One」など、これまで無かった製品ジャンルではないが、希少な選択肢ゆえに類似製品の展開も気になるところだ。

※2021年7月6日発売「GoodsPress」8.9月合併号74ページの記事をもとに構成しています

>> 【特集】2021上半期PC＆ガジェット大賞

＜取材・文／井上 晃＞

 

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