ニーズに応じた“デキる”ゲーミングノートPC 3選【2021上半期PC＆ガジェット大賞】

【2021上半期PC＆ガジェット大賞】

昨年から続くワークスタイルやライフスタイルの急激な変化に対応した新モデルが続々とリリースされ、まさに買い替え需要も絶好調だ。そんな活況あふれる今年上半期のPC＆ガジェット周りの総決算！ というワケで、ITライター・井上 晃氏と編集部で協議の上、2021年上半期に最も注目したニューモデルを総合、そして部門別にアワード形式でお送りする！

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【ゲーミングノートPC部門】

■ゲーム初心者からヘビーユーザー向けまでニーズに応じた「デキる」ノートPCを選出！

ゲーミングを目的とするPCには、高いグラフィックス性能や効率的な放熱機構が求められるため、価格も高額になりがち。性能を追求すればキリがないため、評価軸は難しい。そこで、エントリー、ミッドレンジ、ハイエンドの3つに該当する注目製品を1モデルずつピックアップした。

入門機としてはマウスコンピューターの「G-Tune P5-H」、幅広いタイトルに対応で
きる機種としてはMSI「GF75 Thin」、そして高負荷なタイトルにも対応できるデル「Dell G15」に注目だ。

ITライター
井上 晃
最新ガジェットやITサービスについて取材するフリーライター。Webメディアや雑誌などを中心に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿している。

 

 

1. 軽めのタイトルを遊ぶなら手頃な入門機として狙い目

マウスコンピューター
「G-Tune P5-H」
（実勢価格：15万9280円前後）

15.6型のエントリー向けゲーミングノートPC。「G-Tune P5」のグラフィックスをGeForce GTX 1650 Tiへ強化したモデルで、プロセッサーには第10世代Core i7-10750Hを搭載する。本体重量は約2.01㎏

【Inoue's Recommend】
価格　　　　　　★★★★☆
デザイン性　　　★★★★☆
パフォーマンス　★★★☆☆
携帯性　　　　　★★★☆☆
独自機能　　　　★★★☆☆

▲標準構成で、メモリは16GB、ストレージは512GB。Wi-Fi 6、ギガビット対応の有線LANなどに対応

 

2. 幅広く遊べるミッドレンジモデル

MSI
「GF75-10SER-612JP」
（実勢価格：14万4000円前後～）

「GF75 Thin」の新モデルで、同社の17.3型では軽量な2.3㎏。グラフィックスはミドルクラスのGeForce RTX2060を、プロセッサーには第10世代Core i7-10750Hを搭載する

【Inoue's Recommend】
価格　　　　　　★★★★☆
デザイン性　　　★★★★☆
パフォーマンス　★★★★☆
携帯性　　　　　★★★☆☆
独自機能　　　　★★★☆☆

▲ディスプレイのリフレッシュレートは144Hz。MSI独自の冷却システム「Cooler Boost 5」の搭載もポイントだ

 

3. 高負荷なタイトルも十分楽しめる1台

デル
「Dell G15（5510）プレミアム」
（実勢価格：10万8980円～）

Gシリーズの15.6型ゲーミングノートPC。上位モデルは、パフォーマンスの高いGeForce RTX 3060グラフィックスや、応答速度3ms、165Hzのディスプレイも搭載する

【Inoue's Recommend】
価格　　　　　　★★★★☆
デザイン性　　　★★★★☆
パフォーマンス　★★★★★
携帯性　　　　　★★☆☆☆
独自機能　　　　★★★☆☆

 

■スペックを極めるならタワー型も選択肢！

デル
「Alienware Aurora R12ゲーミングデスクトップ」（実勢価格：25万2281円～）

ここ数年はハイエンドGPUや4Kディスプレイを搭載した上位ゲーミングノートPCの需要が増していたが、外出自粛が続く昨今、自宅でじっくり楽しんだり、録画配信を検討したりする用途ではタワー型は魅力。デルのAlienware Auroraシリーズなどは要チェックだ。

※2021年7月6日発売「GoodsPress」8.9月合併号75ページの記事をもとに構成しています

>> 【特集】2021上半期PC＆ガジェット大賞

＜取材・文／井上 晃＞

 

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