トラックの幌とB級品のクルマのエアバッグがオシャレなバッグに変身！

さまざまなブランドがあふれている中、やはりモノづくりに哲学を持っているブランドには惹かれるものがあります。スイス生まれのバッグブランド FREITAG（フライターグ）なんて、まさにそんな哲学を持ったブランドです。1990年半ばの創業時から一貫して使い古しのトラックの幌というリサイクル素材を使い、ファッション性の高いアイテムを作り続けています。

そんなFREITAGの新作バッグ「F707 STRATOS」（2万7280円）は、おなじみの使用済みトラックタープを活用しつつ、なんと未使用のエアバッグを素材として利用。これがまた、いい感じのバックパックに仕立てられているんですよ！

使われているエアバッグは、品質管理テストでギリギリ不合格となってしまったB級品。命を守るものだからこそ厳しいテスト基準があるとはいえ、このまま捨てられてしまうのは資源のムダです。

そんなB級品のエアバッグを素材として活用したのが「F707 STRATOS」です。サイズは43cm×11cm×30cmで、容量は18リットルと、たっぷりした収納力のバックパックになっています。

カラーはホワイト、ペールブルー、ライトピンクの3色で、エアバッグ素材の色をそのまま活用しています。バックパックとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても２WAYで使えるストラップ付き。肩にかけても、背中に担いでも、存在感のあるバッグです。

メインコンパートメントはジッパー付き。背中側にもジッパー付きのコンパートメントがあり、大きな荷物も細かいグッズも分けて収納できます。

フラップの下には、トラックの幌でできたアウターポケットが付いていて、ここにバッグ自体を、まるでエアバッグのように収納できます。また、このポケットの柄も使用済みの幌の柄を活用したもので、ひとつひとつ違うのが魅力的です。

廃棄されてしまう予定の素材でも、センスやデザインのチカラでリサイクルすれば、価値ある製品に生まれ変わる。そうして生まれた「F707 STRATOS」を背負うことで、ちょっとでも環境への意識が変わるかもしれませんね。

>> FREITAG

＜文／&GP＞

 

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