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買ってみたらまさかの36cm!こんな巨大フライパンいらな…いや、いる!

&GP / 2021年8月22日 21時0分

買ってみたらまさかの36cm!こんな巨大フライパンいらな…いや、いる!

買ってみたらまさかの36cm!こんな巨大フライパンいらな…いや、いる!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

昨年あたりだったかと思います。友人から突如メッセンジャーで「ヤバいっす!これ掘り出し物です!」と緊急入電(?)。なんじゃろな、と思いリンク先を見てみると、まあるいフライパンの写真が……。

「あ、これタークのフライパンじゃないっすか」と思い価格を見てみると、「さ、3856円! なんじゃそりゃ!」と思わず目を疑うほどの安さ。なぜならタークといえば、ドイツの職人が手作業で製造するフライパン界の老舗ブランド。こんな値段で買える代物ではないのです。

「いや、これ偽物じゃない?」と疑うも、販売元はタークのAmazon正規ショップ。なにこれどういうこと? と疑心暗鬼になりながらも、この価格ならだまされてもダメージは少ないかとポチってみました。

しかし、何も考えずに買ったため、到着してからさらに驚くことに……。

翌々日、Amazonから爆速で届いたタークくん。ええ、大きいですね。すごく大きい。あまりに興奮して全然サイズを見てなかったけど、これ36cmもあるんだ。へえ……。

ってデカすぎるだろ! とひとりツッコミ、妻からも「こんな大きいフライパン、どうやって使うの?(ジト目)」など、すでに後悔気味。重さも半端なく、中華鍋みたいに振るおうものなら肩が抜けそうな重量感。うん、絶対使いこなせないよね。

とかブツブツ言いながら、このタークについてネットで情報を調べていると、どうやら職人がハンドメイドしている「クラシックフライパン」シリーズではなく、機械生産の「ターク プレスパン」だった模様。とはいえモノのクオリティは高いので、この破壊的な価格は理由がわからず。おそらく、サイズが大きすぎて人気がなくAmazon側で価格調整して底値だったときに購入できたのがラッキー(?)だったよう。

その証拠に、購入後は数千円価格がアップしていました。現在は在庫なしになっているので売れたみたい。ただこれ使えるの? どうしよう……、と思っていたら優秀すぎて重宝しているという話です(笑)。

■巨大フライパンのおかげで焚き火料理が大好きに

「デカすぎて使えねえよ!」とか言ってごめんなさい。最初こそ戸惑ったものの、もはやネタとしてキャンプ場へ持っていき、その場の人間から「なにその巨大フライパン(笑)」とツッコミ待ち用ネタアイテムと考えていたら、意外なことにアウトドア調理に欠かせないほど愛用しています。

バーナーでステーキを焼くのも簡単だし、焚き火に差し込んでバーベキューもできる万能さで、3~4人くらいの料理を作るのにもってこい。前述の重さは仕方ないですが、オートキャンプとか庭で使う分には全然問題なし。ゾウさんのお鼻ですか?と言いたくなるくらい長い取っ手も、よほど長時間に渡ってフライパンを熱さない限りアッチッチと触れないということもありません。

なにより、焚き火に入れて豪快に食材を炒めると気分がアガるんですよね。まさにバエるフライパン。目玉焼きだけで8個くらいは一気にいける。鉄のフライパンらしく、蓄熱性が高いので食材にしっかり火が通るし、なにこれ最高じゃん。

がっつり野菜と肉をぶちこんで簡単バーベキューもお手の物。熱伝導率が高いから一気に火力が伝わり、野菜をシャキッとしたまま炒めてくれます。調理中に上からお塩をミルでゴリッとやりつつ味を付ければ、絶品料理の一丁上がり。コツは大きめに野菜をカットしてワイルドさを重視すること。ビールを飲む手が止まりません。

焚き火料理って火加減が難しいし……、という言い訳をしながら今までやってこなかったんですが、このタークのおかげで開眼しました。なんだ簡単じゃん。まあ目を離すと食材が黒焦げになる可能性はありますが、そもそもキャンプで焚き火って誰かしら見てるし問題なし。

浅型のフライパンで少しすり鉢状になっているので、あまり水気がたっぷりの料理は作れませんがワインに合う極上のおつまみパエリアもこの通り。キャンプロケで炊事当番になることが多いんですが、多人数の料理が一気に作れて便利なこと便利なこと。しかも見た目がおいしそうなので、ご飯を待っているスタッフから歓声が上がることもしばしば(笑)。

*  *  *

鉄フライパンは熱伝導がよく保温性に富んでおり、表面の温度ムラも少なく、食材をサッと均一に加熱できるのが特徴。しかも耐久性に優れており、雑に扱っても大丈夫。この先いっぱい活躍してくれるのは間違いありません。

ただ鉄は錆びるのでお手入れをしっかりしないといけないのが、面倒なところでもありますが、せっかくの掘り出し物だし一生懸命育てていきたいと思います。

>> Turk

<文/三宅隆(&GP)>

 

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