ソロキャンプを快適に過ごすのに“ちょうどいい”小さなアイテム5選
&GP / 2021年8月27日 19時0分
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ソロキャンプを快適に過ごすのに“ちょうどいい”小さなアイテム5選
自然を感じられるアウトドアブームのなか、キャンプもグループからソロに流行が変わってきています。そこで持ち運びに優れたちょうどいいアイテムをチョイスして、いざ近場のキャンプ場へ行ってきました。
いつもはクルマに適当に詰め込んで、なんでもかんでも持って行ってたのですが、厳選するとなると逆に考えないといけないので面白いかも。今回はバックパックに収まる小物類を紹介します。
1. まずは熱源!バーナーはプリムスの定番を
お湯沸かしや、簡単な料理用にひとつ持っておきたいのがシングルバーナー。今回はド定番のプリムス「P-153ウルトラバーナー」(9900円)と「小型ガス IP-110」(462円)に、すっぽりガス缶が入るクッカーにまとめてみました。
4本のゴトクは安定性も抜群で、本当にコンパクトだから登山家などにも愛用されています。ソロキャンプならこれでお湯を沸かしてカップラーメンを食べるだけで十分(笑)。ガス缶もホームセンターなどで手軽に買えるため、わざわざ専門店などに行く必要がないのもメリット。いつも使っているツーバーナーのコンロがないと、いささか不安もありましたが、いや~便利だなと。
2. ちょっとだけこだわりのモーラナイフ
もはや言わずと知れたスウェーデンのモーラ地方で作られる、アウトドアナイフの雄「モーラナイフ」。汎用性の高さと耐久性もあって、使い勝手のいい入門ナイフですが、ブラックブレード(約1万円前後)を今回持ってきました。調理用としても、木材カット用にも重宝するのでナイフは欠かせません。
ブラックブレードのナイフは、置いておくだけでも「キャンプしてるな~」という気分に浸れます。なぜこんなにミリタリーテイストのアイテムって、野営感が出てくるのか。ナイフはちょっとだけいいものを選ぶのが、ソロキャンプを楽しむコツなような気がしました。
3. 愛煙家としては周囲に迷惑をかけない最新の加熱式たばこで
ソロキャンプって基本的にやることがない…。まあ野鳥や川の環境音をBGMに本を読んだり、ボーッとしたり。そこでどうしても嗜好品を楽しみたくなるのですが、テントサイトの周囲に嫌なニオイを撒き散らす紙巻きは避けて、加熱式たばこの「Ploom X」(10月4日まで1980円)をセレクト。
加熱式は、これまで吸い心地がイマイチだなあと思っていましたが、この「Ploom X」は空気の流れに着目した新技術 “HEATFLOW”を採用。ガツンとくるキリッとした味に、約5分間吸い続けられるというパフ数制限をなくしたうえ、スマホとBluetooth接続することでバッテリーの残量やデバイスロックに、紛失時の位置情報まで調べてくれる立派なガジェットになっています。
4. コーヒー豆の手挽き用ハンドミルをゴリゴリゴリゴリ
たばこに合わせるといったらもう、コーヒーでしょ。ということでポーレックスのハンドミル(6930円)は欠かせません。大人数なら電動で一気に豆を挽きたいところですが、ソロだとちょっとあれば十分。挽いてる間の触感や、ほのかに香るコーヒーのニオイも大好きです。無心でゴリゴリゴリゴリ……。
で、お供にはユニフレームの「コーヒーバネット cute」(2000円)をセットで。薄っぺらく収納してあった本体を開くと、まさにバネの如く立体的になり、コーヒードリッパーとして使えます。ソロキャンプの場合、ひとりでお酒をガンガン飲むよりコーヒーで雰囲気を味わった方が楽しいので、忘れちゃいけないアイテムですね。
5. やっぱり灯りが一番重要!オイルランタンで夜を心静かに
もちろん焚き火もいいんですが、夏の時期は暑くてあまり積極的に燃やす気になりません。そこで、いつもオイルランタンが役立ちます。ドイツのフュアハンドランタン(別名ハリケーンランタン)は、お笑い芸人のヒロシが愛用していることでも有名。台座の部分にオイルを入れて着火するだけというシンプルな構造ながら、やわらかな明かりを一晩中ともしてくれます。
購入したときは4000円前後だったのですが、現在は高騰して入手しにくい状況なのが残念ですが、確実にソロキャンプであったらいいもの上位にくるアイテム。ゆらゆらと強すぎない明かりは心を落ち着かせ、夜はヘッドライト代わりに持って歩けるのも好きな理由。とても情緒あるキャンプシーンを演出してくれます。
* * *
極限までコンパクトに荷物をまとめてアウトドアを堪能する楽しさがちょっと今回でわかった気がしました。まだまだソロキャンプ駆け出しなので、これからさらに焚き火やチェア、テントなども厳選していこうと思います。
<文/三宅隆(&GP) 写真/下城英悟>
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