小さくて上質。カセットコンロの新しいカタチ

凹凸のないソリッドなスクエア型にマットブラックの粉体塗装、調理器具の概念を軽々と越える洗練されたデザインに思わず唸るこちらは、「amadana CASSETTE CONRO」（1万1760円〜 8月27日現在）。

振り切ったデザインも、amadanaが作ったと聞けばなるほど納得。11月17日まで、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて先行販売プロジェクトを実施中です。

「amadana CASSETTE CONRO」は、家庭用カセットガス、いわゆるCB缶を使用する卓上カセットコンロなのですが、本体は幅265×奥行き160×高さ105mm、設置スペースはA4サイズ以下というコンパクトさ。家庭用の卓上コンロとして考えると、かなり小さな部類に入ります。

その秘密はまず、1984年創業の老舗ガス機器メーカー・ニチネンのオリジナル規格である“内炎式バーナー”の採用にあります。外から内側に向かって炎を吹き出す内炎式は、鍋の中心近くを効率的に加熱できるため、特に小さめサイズの器や鍋を使った調理では大きなメリットが。一般的な外炎式と比べて外に熱が逃げにくいため燃焼効率がよく、ガス消費量も少なくて済むのも経済的です。

さらにもうひとつ、独自開発の“クロス型五徳”にも注目。一般的な五徳では直接載せにくい径の小さな調理器具も、この「amadana CASSETTE CONRO」ならOKです。

ミルクパンやエスプレッソメーカーも安定して載せられて、シェラカップやミニ鉄板、ミニスキレットなど、自宅ではなかなか出番のなかったソロキャンプ用調理器具も、ふだんの生活の中でより身近に使えるように。ひとりサイズの湯豆腐、アヒージョ、チーズフォンデュなど、メニューの幅もぐんと広がりそう。

本体ボディには資源効率性が高く、優れた堅牢性を備えたアルミダイキャスト素材を採用。

ミニマムなライフスタイルから和の食卓、ラグジュアリーなおもてなしまで、使う場所を選ばないタイムレスなデザインはいかにもamadanaらしいところですが、五徳表面に生まれる耐熱スチール独自のテンパーカラーや牛革を用いたカバーベルトなど、ディテール部分には経年変化の楽しみもそっと忍ばせます。

コンロ以外に、持ち運びや保管に便利なハンドル付きキャリーケースやオリジナルデザインのカセットガスボンベも開発中とのことで、GREEN FUNDINGではこれらとのセット品もラインナップ。特にCB缶を取り付けて一緒に持ち運べるキャリーケースは、アウトドアシーンでも注目を集めそう。商品の到着は12月予定です。

>> GREEN FUNDING「amadana CASSETTE CONRO」

＜文／&GP＞

 

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