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iPadだからこそ便利な7つの基本用途|iPad Hacks

&GP / 2021年9月5日 19時0分

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iPadだからこそ便利な7つの基本用途|iPad Hacks

【iPad Hacks_05】

多くの人にとってスマートフォンを所持するのが当たり前になった昨今、わざわざタブレットを使用するメリットとはなんでしょうか? もちろん、大画面を活かしてコンテンツを視聴する“ビューワー”としての活用は言うまでもありません。しかし、ことiPadに関しては、それ以外にもiPhoneにはない独自機能などが重要になってきます。今回は、「知らなかった」ではもったいない、iPadならでは基本用途を、7つのポイントでおさらいしていきましょう。

 

(1)大画面を活かしてマルチタスクが行える

Androidスマートフォンでは随分前から、マルチタスク機能(=ここでは1つのディスプレイに複数のアプリウィンドウを開くこと)が一般的に使用されるようになっています。例えば、ブラウザで検索しながら情報をノートアプリでまとめたり、動画を視聴しながらチャットしたりするような使い方などが想定できますね。

一方、iPhoneでは(Webサービスを中心に扱う特殊なブラウザ系のアプリなどを例外としつつ)未だに1画面1アプリウィンドウの表示が原則です。iPhoneユーザーの場合、マルチタスクをしようとすると細々と画面を変更しなくてはなりません。

しかし、iPadでは大画面を活かし、複数アプリの画面を同時に表示させられる機能が2つ用意されています。画面上に2つのアプリウィンドウを横並びで表示できる「Split View(スプリットビュー)」と、縦長のウィンドウを別のアプリ画面の上に重ねて表示できる「Slide Over(スライドオーバー)」の2種類です。

▲横に2アプリを並べるSplit View

▲上に細長いウィンドウを重ねるSlide Over

こうしたiPadOS特有の機能を活用することで、iPhoneではできなかったマルチタスキングが可能となります。

 

(2)PC用レイアウトのWebサイトを閲覧できる

昨今は多くのWebサイトがPC・スマートフォンなどを問わず最適な比率で表示される“レスポンシブルデザイン”に対応しています。なので、スマートフォンから見られないなんて事態は少ないと思いますが、よく知ったWebサイトでもスマートフォンからアクセスしてレイアウトが変わっていると「あれ? ログイン用のボタンはどこにあったっけ…」などと戸惑うこともあるはずです。

または「パソコンからアクセスしてください」のような指定があるWebサイトの場合に、スマートフォンからアクセスできずに苦心することもあるかもしれません。

一方、iPadOSにおける標準ブラウザアプリ「Safari(サファリ)」は、PC向けのレイアウト表示に対応しています。もちろん、タッチ操作やキーボードの仕様など、使い勝手がノートPCと全く同じというわけではありませんが、旅先でもiPadがひとつあれば、iPhoneしか持っていない場合と比べ、Webサービスへのアクセスは比較的行いやすいと言えます。

▲楽天市場を例にモバイル向けレイアウト(左)とPC向けレイアウト(右)を比較。切り替えは検索欄の左端にある「ぁあ」をタップして表示されるメニューから可能

 

(3)Apple Pencilを連携して描画できる

今どき、iPhone向けにもイラスト用アプリが多く存在し、指先やタッチペンで作品を仕上げている人もいると思うので、「iPadじゃないと絵は描けない」なんてことは言いません。しかし、やはりiPadの大画面を活かし、Apple純正のスタイラスペン「Apple Pencil(アップルペンシル)」を使った方が効率は良い。特にiPad Proシリーズは、液晶タブレットなどと比べても描き心地が良く、プロフェッショナルの仕事道具たり得るアイテムだと言えます。

▲Apple Pencilを使った「Adobe Fresco」アプリでの描画イメージ

また、iPadを前提としたアプリも豊富です。息抜きとしての落書き用のアプリはもちろん、本格的なブラシツールを揃えたイラストアプリや、ベクターデータでデザイン素材を整えられるアプリ、枠線やスクリーントーンなどの効果を活用できる漫画家用アプリなど、絵を描くためのツールは非常にバリエーションに富んでいます。もちろん、メモやノートなど、イラスト意外を想定した手書きアプリなどもあります。こうした手描き・手書きの魅力を最大限発揮できることはiPadにおける大きな魅力です。

 

(4)物理キーボードでPC的運用も可能

周辺機器を併用することで、ノートPC風な運用が可能になることもiPadシリーズのポイントです。例えば、キーボードを活用すれば、長文の入力が行いやすくなります。実際、筆者も原稿をiPadで書いてしまうことは良くあります。

特に便利なのが、一部機種が対応するSmart Connector端子です。これに対応したキーボードアクセサリーは、ペアリング設定や充電管理などが不要になり、「キーボードを装着すればいつでもすぐ使える(iPadのバッテリーさえあれば)」というストレスの無い使用体験に繋がります。また、Bluetooth接続に対応したワイヤレスキーボードなら機種を問わずに幅広く使えます。

▲Smart Connector接続に対応したiPad Pro向けMagic Keyboardのキー

 

(5)トラックパッドやマウスでの細かい操作にも対応

キーボードだけでなくトラックパッドやマウスなどを介したポインタ操作にも対応します。例えば表計算ソフトなどでセルを操作したり、ブログの執筆などでテキストの指定やコピペ操作を頻繁に行ったりするような場面で、指先でのタッチよりも正確な操作が可能になります。

▲トラックパッドを活用すれば、セル内のテキストの一部分を選択するといった細かい作業も行いやすい

なお、先述したSmart Connector対応のキーボードアクセサリの中には、Apple純正の「Magic Keyboard」や、ロジクールの「Combo Touch」シリーズなどトラックパッドも備えた製品があります。ノートPC的な運用を想定する場合には、こういったアイテムを追加することは欠かせません。

(6)使わないときはMacのサブモニターになる

すでにMacシリーズを持っているという人にとっても、無駄にならないのがiPadシリーズの良いところ。現状ではmacOS側で利用できる「SideCar(サイドカー)」機能を利用することで、iPadをMacのサブモニター化できます。同機能はワイヤレスで利用できるので、最低限iPadを立てるスタンド等があればOKという手軽さも魅力です。ちなみにiPadは、手頃に入手できるモバイルディスプレイと比べても解像度や色域がかなり良いので、サブモニターとしてもなかなか優秀ですよ。

▲SideCarでiPadを接続し、MacBook Proの画面表示をiPad側のディスプレイに拡張している様子

21年秋から提供予定のmacOS Montereyでは、MacとiPadの画面を1つの周辺機器でシームレスに利用できる「ユニバーサルコントロール」という新機能も追加されるとのこと。こちらもぜひ注目しておきたいところです。

 

(7)携帯時はモバイルバッテリー代わりにもなる

ノートPCやタブレットにはつきものですが、「念のため持っていったけれど、あまり使わなかった」なんて事態は起こりがち。しかし、一部のiPadはモバイルバッテリー代わりに利用できるため、iPhoneの電池切れが懸念されるタイミングでiPadと接続すれば充電に使えます。そのため、iPadそのものを起動する機会が少なくても、携帯しておいて無駄になることはあまりありません。もちろん、iPhoneやApple Watchを充電するためのケーブルを準備する必要はあります。

▲iPad ProやiPad AirなどのUSB Type-Cポートは外部機器接続で活躍しやすい

*  *  *

このような特徴を持つiPadだからこそ、想定できる運用用途はiPhoneと異なります。単に「コンテンツを大画面に表示するだけ」では、iPadの良さを活かしきれていないと言えるでしょう。本連載では今後、こうした機能や用途を活かせるよう、具体的なテクニックなどを紹介していきたいと思います。

>> [連載] iPad Hacks

 

<文/井上 晃

井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter

 

 

 

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