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容量を増やせて背負いやすいミステリーランチの「ピントラー」と1泊野営装備

&GP / 2021年9月10日 21時0分

容量を増やせて背負いやすいミステリーランチの「ピントラー」と1泊野営装備

容量を増やせて背負いやすいミステリーランチの「ピントラー」と1泊野営装備

<不自由を自由にする野営スタイル>

「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

バックパックひとつでキャンプができるってことは、日本中いや世界中、自分の好きなところでキャンプができるってことですよね? そんなワクワクを常に感じたいと思い、バックパックひとつでアウトドアに行くことがほとんどなのですが、問題はバックパックです。

これまでさまざまなバックパックを試してきたんですが、いずれも帯に短し襷に長し。でも、この度ようやく理想のバックパックに出会いました。

そもそもなぜ、新しいバックパックを欲しいと思ったのかというと、1年を通して登山やバックカントリースキー(+野営)、キャンプと、さまざまなアウトドアアクティビティをするのですが、持っていくバックパックがすべて異なるので統一したいというのがひとつ。

もうひとつが、キャンプで使用しているバックパックの容量が約30Lで、食料やお酒を我慢しないとちょっとキツイ時があったり、急に荷物が増えた時に対応できなかったりするので、もう少し大容量のモデルが欲しかったというのがあります。

そんな悩みを解消してくれるバックパックはないかと探し続け、ようやく出会ったのがミステリーランチの「ピントラー」です!

そこで今回は、ようやく出会っバックパックと、実際に1泊の野営で使ってみた感想、持っていった野営装備をご紹介します。

■すべてのアクティビティに持っていけるのが理想

バックパックを使用するシーンは、本当にさまざま。私が行うアウトドアアクティビティを考え、まずは必要なサイズを洗い出しました。最適サイズは軽量化に特化したものでなく、普通の装備で考えたサイズです。

登山は、日帰りまたは1泊から2泊。テント(シェルター含む)泊を想定。最適サイズ:25〜30リットル(日帰り)、50〜60L(テント泊)。

バックカントリースキーは基本、日帰りの山行ですが、年に1度か、2度は立山連峰で山小屋泊またはテント泊をすることがあります。最適サイズ:20〜30L(日帰りで、ガイドさんと一緒に行く場合)、30〜40L(ロープやアイゼン等の登攀器具を携行する場合)、60〜70L(登攀器具及び、テント等の宿泊装備を携帯する場合)。

キャンプは車から少し歩いて行く野営地でのすることが多く、1泊または2泊くらいしますが、年に数回、飛行機や新幹線に乗って遠方へキャンプをしにいくこともあります。最適サイズ:50〜60L(通常はそれくらいの容量が必要)。

上記のように、アクティビティによっても、行程によっても、必要サイズが大きく異なります。だから、数多くのブランドから、さまざまな種類のサイズが出てるわけですね。

そこを1つのバックパックで全部完結するのは、ほぼ不可能! と思ったのですが、見つけちゃいました。それが、ミステリーランチの「ピントラー」だったのです。

■ミステリーランチのピントラーとは?

ミステリーランチ「ピントラー」は、容量41L、サイズ62×31×25cm、重量2.5Kgと、文字面のスペックだけを見るとこれといって特徴はありません。なのに、なぜ「ピントラー」が理想なのか。

1つ目の理由は容量です。約40Lなので、日帰り登山とテント泊登山のちょうど中間ぐらい。バックカントリースキーの日帰りにはちょっと大きいけれど、登攀器具を入れた時くらいの大きさなので、まあ許容範囲です。でも、キャンプのお勧めサイズにはちょっと小さい。というと、全部最適なサイズからは少しずれてて、サイズが合ってないじゃないか! という声が聞こえてきますが、そうなのです。

上記でもいいましたが、万能なサイズがないからこそ、さまざまなバックパックのサイズがあるのです。

ちょっとズレているサイズながら、実はこれを補うミステリーランチならではの“オーバーロードフューチャー”という機能があることが決め手になりました。

■実に便利なオーバーロードフューチャー機能

オーバーロードフューチャー機能とは、上の写真のように、バックパックの袋部分と背負子(しょいこ)部分が分離し、そこに荷物を挟める機能です。つまりこの機能によって、約40Lの袋部分に収納できるだけでなく、さらに30〜40Lの荷物を運ぶことが可能なのです。

例えば、キャンプであれば、直前に食材を買い出しして、思ったより増えてしまったとか、バックパック本体には食料以外を入れて、食料はソフトクーラーに入れて、それを挟むとか(上の写真では、AOクーラー「12パック(約11L)」のソフトクーラーを挟んでます)が可能。

バックカントリースキーでは、テントや、火器など重い荷物をベースキャンプまではこのオーバーロードフューチャー機能で運び、デポして滑る時は通常のモードで滑る、アウトドアじゃなくても、旅行先でお土産などの荷物が増えてしまった時にも使えます! この機能は、アイディア次第で使い方は無限にあると思います。

つまり、サイズがちょっとずれている点をこのオーバーロードフューチャー機能がカバーしてくれるというわけです。ミステリーランチのピントラーを選んだ理由は、ここにあったのです。

■1泊の野営で使って良かったところ

バックパックおろしを兼ねて、1泊のキャンプに持っていき感じたのは、必要な物をしっかりと収納でき、そしてそれを簡単に取り出したり、しまえたりすること。

左右には大きなボトルホルダーを装備し、約1.8Lの大容量のボトルをしまえます。今回、氷入れとして持って行ったペリカンの64ozボトルも難なく入りました。

収納力もさることながら、ミステリーランチの代名詞ともいえる3ジップデザインの便利さも実感。バックパックって、収納力はあっても意外と取り出しにくいものが多いのですが、これは本当に楽です。

3ジップによって、ガバッと全部開けるため、入れやすいのはもちろんのこと、出しやすいのが嬉しいポイント。

写真ではオレンジのポーチを取り出そうとしているのですが、上の荷物を出さずに下の荷物を取り出すことが可能なのです。

上のものだけにアクセスした場合は、上のジッパーだけ開ければいいし、逆に上蓋は閉めて、真ん中のジッパーだけ開けることも可能です。

この機能によって、バックパックを立たせたまま、中の収納物にアクセスが簡単にできます。どうしても散らかりやすい、キャンプでの道具の出し入れに最適でした。

■今回持って行った野営装備

今回は以前使っていた30Lのバックパックよりも大きくなっているので、荷物を特別減らしたりしてないのですが、以下のギアを収納できました。

左上から
・キャンティーンセット
・ガソリンバーナー
・飯盒
・トイレットペーパー・ティッシュ
・ノコギリ
・ナイフ大小
・スキットル
・食材を入れるソフトクーラー(350mlを6缶収納できるものと、350mlを3缶収納できるもの2つ)
・グリーンポーチ:着火道具一式
・オレンジポーチ:ファーストエイドキット
・撮影用のバッテリーやコード等電子機器
・レインウエア
・タオル
・ペリカンボトル64oz
・ロープ
・グローブ
・寝袋(写真には写ってません)
・エアマット(写真には写ってません)

外付けにしたもの
・軍幕
・サーマレストのマット
・グラウンドシート

ミステリーランチの「ピントラー」では、十分にキャンプできる、これだけのギアが運べます。軍幕の代わりにタープにして、グラウンドシートをコンパクトなものにすれば、外付けしなくても可能です。また、コンパクトな2人用の山岳テントは、自宅で試した限り中に収納できました。

さらにこのバックパックで安心できるのは、オーバーロードフューチャー機能で荷物が増えても、快適に背負えるところ。運搬性能が高く、動きに柔軟に対応するフレームシステム“ガイドライトMT”により、体に近い部分に重いものを持ってくれば、量が増えても安定して背負えます。

それぞれのアクティビティに対して、ベストなサイズのバックパックはあります。しかし、全部のアクティビティに必要なサイズのバックパックをすべて所有していたら、大変なことになってしまいます。

アイディア次第でいろいろ使えるミステリーランチ「ピントラー」。しばらくはこれを背負って、さまざまなアウトドアアクティビティに出掛けたいと思います!

>> 連載

(文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

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