本当によく落ちるのか試してみた！家庭用高圧洗浄機でセルフ洗車

よく晴れた休日は、つい洗車したくなりませんか。ガソリンスタンドの洗車機ではなく、洗車場に行って自分の手で洗う。どんどんキレイになっていく愛車を見るのは楽しいものです。

 

洗車場には高圧洗浄機がありますよね。強力な霧状の水を吹き付けて汚れを落としてくれる。でも、セルフ洗車場に行くのは結構面倒だし、意外とお金も掛かります。

そこである日曜の昼下がり、前々から気になっていた家庭用の高圧洗浄機3台を借りて実際に使ってみました。果たして洗車にも使えるのか。そして、どれだけ汚れを落としてくれるのでしょうか。

フラッグシップモデルは何でも洗える！

今回使ってみたのはケルヒャーの「K5サイレント カー＆ホームキット」（6万2618円）。高圧洗浄機で有名な同社の最上位モデルです。

長さ349×幅426×高さ878mmと意外とコンパクト。大径タイヤ付きなので移動も楽々

 

ポイントは、洗車場のスプレーガンに匹敵する洗浄力。さっそく実際に洗ってみると…、あっという間にボディの汚れが落ちてしまいました。螺旋状に噴射するサイクロンジェットノズルによって、効率良く洗えます。噴射圧力も強力なので、サスペンションなど車体下回りもきっちりキレイになりました。

付属のノズルのひとつがバリオスプレーランス。手元のグリップを回すと、圧力と拡散調整がてきるので、網戸などの洗浄時にも便利です

 

洗浄剤を入れるタンク付きの、付属のフォームノズルを装着すれば、本格的な泡洗浄も行えます

 

ガラスに付いた頑固な水垢には、水はねしない回転ブラシが便利。スッキリと落ちました

 

一般的なホースリールのヘッド部分を外すだけで、ワンタッチで本体に接続できます

 

本体の上部には、12mの高圧ホースを巻き取るリールが付いているので、大きな車でも洗浄機を動かさずに隅々まで洗えますよ

 

何より嬉しいのが、住宅街でも気兼ねなく使えるサイレントタイプということ。世界初の水冷式静音モーターを使用しているため、作動音は驚くほど静かです。むしろ、高圧水の噴射音の方が大きく感じられるほど。

まるでCMで見たシーンのように、あっという間に色が変わっていきます

結果はこの通り。壁やコンクリートの汚れも、サイクロンジェットノズルの効果で作りたての頃の状態に

 

さらにこのキット、家周りの洗浄にも使えます。付属のテラスクリーナーを使えば、水が周りに飛び散ることなく玄関先を洗えました。

テラスや玄関先などのフロアを効率的に洗うのに便利なのが、円形状のテラスクリーナー。もちろん付属品です

 

お手軽モデルも使ってみた！

最上位モデル「K5サイレント カー＆ホームキット」と比べて、軽くてコンパクトな「K2クラシック カーキット」（1万5098円）。価格も1/4と買い求めやすくなっています。

本体重量3.9kgと、かなり軽量。小型でも強力噴射が可能です。サイズもコンパクトなので持ち運びやすいのも魅力です

 

付属の3inカーシャンプーをフォームノズルのタンクに入れると、泡洗浄も簡単です

 

付属のウォッシュブラシはブラシの中から水が出てくるので、塗装面を傷つけにくいですよ

 

コンクリートもご覧の通り。最上位モデルとも遜色ない洗浄力です

 

最後に試したのは、アイリスオーヤマの「タンク式高圧洗浄機 SDT-L01V」（3万2184円）。こちらはバッテリーを搭載していて、電源が不要。タンク付きなので、水道も不要です。これなら、マンションやアパートの人でも、使いやすいです。

充電時間は最長5時間で、バッテリー満充電時には約10分間使用できます。騒音値は65.8dBと静音タイプになっています

 

タンク容量は26リットル。タンク一杯で約8分吐出できるので、車一台を洗車するには十分です。バッテリーは単体で別売りもしています

 

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やはり、最上位機種は付属品が豊富で、家周りのクリーニングまでこなせる点が魅力です。ただし、洗車性能はコンパクトモデルでも十分で、洗車だけしかしない人なら、こちらでも十分だと思いますよ。

ケルヒャー >> https://www.kaercher.com/jp/

アイリスオーヤマ >> http://www.irisohyama.co.jp/

（文／CarGoodsPress編集部）