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ここで飛ばせる!ドローンの飛行可能施設マップ公開

&GP / 2016年6月14日 17時0分

写真

ここで飛ばせる!ドローンの飛行可能施設マップ公開

近年、話題のドローン。誰でも簡単に空撮が楽しめることもあり、急速に普及するかに見えた。しかし、昨年4月の首相官邸落下事件をきっかけに、その勢いは急低下。さらに12月10日に施行された航空改正法により、もうどこで飛ばせられるのか一般人には分からない状況になってしまった。

事件以降、聞こえてくるのは“ここはダメ”といった話題ばかり。せっかくやってみたいのに、安心して飛ばせるのは自宅だけ、といった状況はとても残念だ。

そもそも、飛ばしてはいけない場所は分かったけれど、知りたいのはやはり“飛ばしてもOKな場所”。そういった声を受け、世界的なドローンメーカーであるDJIが「ドローン飛行可能施設情報マップ」を公開した。

堂々と飛ばせる場所がひと目で分かる!

マップを開いてまず目に付くのが、赤くなっている地域。これは人口密集地区を表している。そして水色の目印が空港やヘリポート。お目当ての飛行可能施設は緑色の目印だ。

20160614_DJI01 出展:国土交通省

このマップを活用するには、まずは航空改正法により定められた「無人航空機の飛行ルール」を知っておく必要がある。

このルールでは、飛行に許可が必要な空域を大きく3つ定めている。

A) 空港などの周辺の上空
B) 150m以上の高さの空域
C) 人口集中地区の上空

これらの空域でドローンを飛ばすには、国土交通省の許可が必要なのだ。逆に言えば、これら以外の空域では、安全を確保すれば飛ばせるということになる。

今回公開されたマップでいうと、以下のようになる。

A) =赤い地域
C) =水色の目印

マップを見る限り、制約が多いなとは感じるが、ドローン飛行を売りにしている施設が全国単位でこれだけ掲載されたものはおそらく珍しい。思う存分飛ばせる場所が分かるだけでもありがたいことだ。このマップは今後も随時更新していくとのことなので、要注目だ。

DJIフライトマップ >> http://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly

※ちなみに「無人航空機の飛行ルール」の対象になるのは、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く)」となる。いわゆる軽量なトイドローンは対象外となるが、ルールを守って安全を確保した上で楽しむことはどんなものであれば大前提となる。詳しくは国土交通省のホームページ(http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html)を参照にしてほしい。

(文/&GP編集部)

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