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“越乃寒梅”45年ぶりの新銘柄が誕生!

&GP / 2016年6月15日 18時0分

“越乃寒梅”45年ぶりの新銘柄が誕生!

“越乃寒梅”45年ぶりの新銘柄が誕生!

「日本酒はあまり詳しくなくて…」という人でも、この名前は聞いたことがあるだろう。酒づくりに適した豊富な良水と低温環境に恵まれ、江戸時代から梅の名産地として名を馳せていた新潟県の亀田郷が「越乃寒梅」の故郷だ。“幻の酒”として有名になった「越乃寒梅」だが、蔵元である石本酒造の酒造りへのこだわりは、今も昔も変わらない。

そんな越乃寒梅から45年ぶりに新銘柄、純米吟醸【灑-sai-】が発売された。

控えめながら芯のある清々しい味わい

灑(さい)とは、「水を注いで洗い清める」「さっぱりとしたさま」などの意味を持つ言葉で、灑水という熟語としても、しばしば用いられている。

穏やかな香りと、体の中にスッと流れ落ちていくような飲み心地。それでいて確かな米の旨味を感じる。灑が目指したのは、そんな控えめな中に芯のある、ライトで飽きの来ない日本酒だ。

20160615_koshinokanbai02 越乃寒梅らしい純粋な美しい味わいには、米ひと粒ひと粒に神経を注ぎ白く磨き上げることから始まる、石本酒造のアイデンティティが込められている

丁寧に、正確に米を磨き、麹を作り込み過ぎず、もろみを溶かし過ぎることなく、低温でじっくりと醸した酸味の少ない酒。それをさらに低温熟成させ、香味との調和を待つことで、その名に相応しい清らかな味わいに辿り着いたという。

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さりげない膨らみと、柔らかく滑らかで、キレのある後味。盃を重ねるほどにその魅力を増していく、新感覚の純米吟醸酒「灑」。「暑い夏に燗で涼をとり、寒い冬に冷で暖をとる」。季節に合わせた体に優しい飲み方ができるのも、日本酒の魅力のひとつだ。

20160615_koshinokanbai01 王冠に越乃寒梅の新しいシンボルマークが刻まれる。酒造りへの姿勢・美意識を体現すべく、一輪の梅の花と雪の結晶を表した「六花(りっか)」を掛け合わせ生まれたものだ

 

甘味や酸味、華やかな吟醸香など、強いインパクトを持つ日本酒が好まれる中、灑は一線を画す存在だ。灑に刻みこまれた、純粋できれいな味わいこそ、越乃寒梅のアイデンティティ。職人の魂が込められた一杯をじっくりと味わいたい。

越乃寒梅 >> http://koshinokanbai.co.jp/

(文/&GP編集部)

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