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全自動コーヒーメーカー10モデルバトルロイヤル【快適ラクチン趣味活モノ】

&GP / 2021年11月18日 20時0分

写真

全自動コーヒーメーカー10モデルバトルロイヤル【快適ラクチン趣味活モノ】

【快適ラクチン趣味活モノ】

ハンドドリップで手間をかけて淹れるのも楽しいが、毎日飲むなら全自動で手軽においしいコーヒーを楽しみたいという人も少なくないはず。そこで“おいしい”のは大前提として、人気の全自動コーヒーメーカーの機能や操作性、メンテナンス性などを総比べ。きっとこの中に自分の好みに合った1台が見つかるはず!

*  *  *

おうち時間の増加に伴い、調理家電ブームが来ているのはご存じのとおり。家庭で本格的な味が楽しめる家電の進化は目を見張るものがあるが、中でもかなりの進化を見せているのが全自動コーヒーメーカーだ。高級化、高機能化への進化はもちろん、その反動からか、シンプル、手軽、という方向へ進化しているものもあり、まさにコーヒーというリングの中でさまざまな特徴をもった選手がしのぎを削るバトルロイヤル状態だ。

「おうち時間が長くなりコーヒーメーカーにお金をかけるお客様は確実に増えています。どちらかといえば高機能、高価格モデルを求める方が多いのですが、そこだけに注目しないで広い視点で選ぶと、自分に合ったものが見つかると思いますよ」と話すのは、ビックカメラのコーヒーメーカー担当、堀川由美子さん。

味にこだわる人が多く、ウンチク度合いが高いのがコーヒー。ここではそんな人も満足させる豆の挽き方、抽出方法、蒸らしなど、こだわりのポイントをすべてマシン任せにできる全自動モデルを紹介。

ビックカメラ 新宿西口店
堀川由美子さん

圧倒的な商品数を在庫する同店の家電コーナーにおいて、コーヒーメーカーを担当。コーヒーの味、香りだけではなくデザイン、使いやすさまでを考慮して最適なものを提案する

1. コンパクトでお手入れしやすい日本の住宅事情にベストマッチ

+Style
「スマート全自動 コーヒーメーカー」(実勢価格:1万1800円前後)

▲サイズ:W160×D280×H321mm、重量:約2.6kg

豆、水を入れて、スイッチを押すの簡単操作。コンパクトなボディながら、ホットコーヒー6杯分を抽出できる。メッシュフィルターを使うことで、豆の油分が存分に出たコク深い味わいも特徴。高評価のポイントはSiriやGoogleアシスタントに対応する部分。朝ベッドの中から遠隔操作もできるなど、IoT家電としての機能性が高い。

機能性:★★★★★
操作性:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
省スペース性:★★★★☆
メンテナンス性:★★★☆☆

2. 水道水でも美味しい!デカフェ豆、酸化した豆にも対応

パナソニック
「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」(1万8390円)

▲サイズ:W220×D245×H345mm、重量:3.0kg

豆、粉、さらにはカフェインレスのデカフェ豆も使えるフトコロの深さが特徴。酸味調節レバーにより、酸味が苦手な場合でもソフトな味わいに調整できる。沸騰浄水で水道水などのカルキを90%カットするほか、蒸らし工程の前にミルを自動洗浄するなど、特別な手間を省いて美味しいコーヒーが飲 める使い勝手の良さも◎。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★★★
メンテナンス性:★★★★☆

3. タッチパネル式で操作感は◎、抽出できる種類も多数

デロンギ
「プリマドンナ クラス 全自動コーヒーマシン」(28万3800円)

▲サイズ:W260 × D460 × H360mm、重量:12.5kg

キッチン周りの格式も高まりそうな、モダンかつプレミアムなデザイン。コーヒーの濃さや抽出量、温度設定まで、お好みにカスタマイズできる機能を搭載し、ボタンひとつでバリスタが淹れたようなコーヒーが楽しめる。直感的に操作できる3.5インチカラー液晶デスプレイとスマホアプリで5ml刻みで設定できるカスタム機能は評価が高い。

機能性:★★★★★
操作性:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★☆☆
メンテナンス性:★★★★★

4. “レジェンド”の技術を投入!価格に見合った味を実現

ツインバード
「全自動コーヒーメーカー 3杯用」(実勢価格:4万3000円前後)

▲サイズ:W160×D335×H360mm、重量:4.1kg

豆の粒度、蒸らし時間など、田口護氏(カフェ・バッハ)がハンドドリップで淹れた味を再現。低速の臼式ミルで3段階の挽き分けができるほか、2段階の温度調整機能を採用し味だけではなく、抽出途中の音や香りまで楽しめる。少し高めの値段設定だが、五感を優しく刺激する透明感のある味が自宅でも追及できる。

機能性:★★★★★
操作性:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★★☆
メンテナンス性:★★★☆☆

5. 1万円を切る価格で挽きたてのコク深い味わい

アイリスオーヤマ
「全自動コーヒーメーカー IAC-A600」(8558円)

▲サイズ:W177×D286×H292mm、重量:2.5kg

ダイヤルで豆の種類を選んで、ボタンを押すだけの簡単な操作で挽きたてコーヒーが味わえる。プロペラ式のミル、洗えるメッシュフィルターを採用するなど使いやすい構造を採用。面倒な操作はしたくない、でも挽き立てが飲みたいという人におすすめできる、アイリスオーヤマらしい、シンプルさとコスパが高ポイント。

機能性:★★★☆☆
操作性:★★★★★☆
コスパ:★★★★★
省スペース性:★★★☆☆
メンテナンス性:★★★☆☆

6. 黄金比で欧州が認めた味!使い勝手にも優れた人気モデル

メリタ
「アロマフレッシュ」(実勢価格:3万8500円前後)

▲サイズ:W235×D205×H400 mm、重量:3.5kg

摩擦熱が少なく香り豊かに仕上がる3段 階のコーン式ミルを採用。メリタ独自の豆とお湯の黄金比により、ヨーロッパのコーヒー協会が定めた基準をクリアするコーヒーを抽出する。25cm四方のスペースに収まる省スペース設計、忙しい朝にも自動で淹れられるタイマー機能など、毎日使うことを考えた機能が高評価に。

機能性:★★★★★
操作性:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★★☆
メンテナンス性:★★★★☆

7. 20通りの中から選択可能、挽き目、濃度をカスタマイズ

レコルト
「コーン式全自動コーヒーメーカー」(2万2000円)

▲サイズ:W150×D300×H345mm、重量:約3.4kg

挽きから抽出までボタン一つでOK。抽出したコーヒーはポットの中で対流させて均一にするため、注ぐ順番に関わらずムラのない味わいが楽しめる。タッチパネルを採用した簡単な操作性が高評価ポイント。カップ数に合わせて蒸らし時間も自動調整するなど、とにかく手間をかけず美味しいコーヒーを淹れたい人におすすめ。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★☆☆
メンテナンス性:★★★☆☆

8. 豆本来の濃密なコクと高メンテナンス性が◎

シロカ
「全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A351」(1万6280円)

▲サイズ:W162×D280×H264mm、重量:2.7kg

最小限のボタン操作で最高の一杯を抽出。約30秒の絶妙な蒸らし時間とステンレスフィルターで淹れた油分を含んだ濃密なコーヒーが味わえる。給水タンク、ミル付きバスケット、フィルターなどが本体から外せて丸洗いできるシンプルな構 造を採用するのに加えて、パーツが少なく故障が少ないのもポイントが高い。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★☆☆
メンテナンス性:★★★★☆

9. コスパ重視派に最適 コンパクトでシンプル操作が◎

ラドンナ
「Toffy 全自動ミル付 アロマコーヒーメーカー」(7880円)

▲サイズ:W132×H234×D168mm、重量:2.7kg

1万円を切る高コスパモデル。機能は最小限だがバランスのいい風味が楽しめる。コンパクトな本体に加え、シンプルな構造で、豆や水の投入なども直感的に操作が可能。気になるミル使用時の音も静かで、夜のコーヒータイムでも気にならない。豆からも粉からも抽出できる使い勝手の良さ&コンパクトさが高評価のポイント。

機能性:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
省スペース性:★★★★★
メンテナンス性:★★★☆

10. 最大10杯を一度に抽出たっぷり楽しみたい人に

クイジナート
「10カップミル付 全自動コーヒーメーカー」(実勢価格 1万7300円前後)

▲サイズ:W207×D320×H386mm、重量:約4.1kg

スタイリッシュでコンパクトなデザインながら、最大10杯分のコーヒーを1度に抽出できる大容量モデル。大量に淹れた後は煮詰まりをおさえて保温ができ、美味しさをキープする。夜セットして翌朝コーヒーの香りで目覚められる予約タイマー付き。操作パネルがシンプルで、設定したとおりの忠実な味と風味が味わえるのも高ポイント。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★★☆
メンテナンス性:★★★★☆

■使いやすさ、操作しやすさが重要

プロがオススメするコーヒーの淹れ方は数多くあるが、何よりも大切なのは挽きたての豆をすぐに抽出すること。その都度挽いた方が圧倒的に風味が良く味わいも深い。そういう意味でミル付きの全自動コーヒーメーカーは、コーヒー好きにとって最高のチョイスといえるだろう。

「これまで使っていたものよりもグレードアップしたコーヒーメーカーを求める人が増えましたね。そうなると自動的に全自動タイプが選択肢の中心になってくると思います」とは前出の堀川さん。

各社が独自の技術を投入して作り上げたコーヒーメーカーなので、どれもおいしいのは間違いない。選ぶ基準としては、機能性や操作性、コスパ、サイズ、掃除のしやすさなどがポイントになってくる。

「特に使いやすさ、操作のしやすさは大切な部分です。今もスマホで操作できるコーヒーメーカーは登場していますが、今後はさらに増えていくと思います。挽き目の大きさ、抽出濃度などの細かいカスタマイズがスマホなどでできるようになると、自分好みの最高の一杯がより簡単に淹れられますからね」

さまざまな機能をもったモデルが多数ある中で堀川さんがオススメするのは、シロカの「全自動コーヒーメーカー カフェばこ」。

「これはコーヒーメーカー入門者にオススメしたいモデルです。手頃な価格で操作も簡単。さらに小型でデザインもいいので、今人気のマシンですね。そのほかコーヒー抽出時の“演出”にこだわりがあるモデルも人気です。コーヒーが落ちるところが見えたり、フワッと蒸気が上がって香りが漂ったり、待っている時間が有意義になるモデルも満足感が高いですね」

今や全自動モデルのコーヒーがおいしいのは当たり前。注目すべきポイントをまとめたチャートをチェックしつつ、自分のライフスタイルに合った最高の一杯を追求してほしい。

>> 【特集】快適ラクチン趣味活モノ

※2021年11月6日発売「GoodsPress」12月号28-31ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/今雄飛(ミラソル・デポルテ)>

 

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