タフガラケーはこれが最後!? 懐かしくてカッコいい「G’zOne」が9年ぶりに復活!
&GP / 2021年12月8日 21時0分
タフガラケーはこれが最後!? 懐かしくてカッコいい「G’zOne」が9年ぶりに復活!
au(KDDI)から、タフネスケータイ「G’zOne」の新モデルが発売されます。スマホではなくガラケーです。「G’zOne」ブランドとしては、2012年に発売されたスマホ「G’zOne TYPE-L」から9年ぶり、ガラケーに限ると2010年に発売された「G’zOne TYPE-X」から実に11年ぶりの復活となります。
▲12月10日に発売される「G’zOne TYPE-XX」
▲左は2010年発売の「G’zOne TYPE-X」。デザインのコンセプトは継承されている
■カシオと京セラのタッグで復活が実現!
G’zOneシリーズは、G-SHOCKを生み出したカシオ計算機が手掛けたタフネスケータイで、2000年に初号機がリリースされました。「G’zOneしか使わない」というリピーターも多い人気モデルですが、カシオが2013年に携帯電話事業から撤退したことにより、先述の「G’zOne TYPE-L」が最後のモデルとなっていました。
12月10に発売される「G’zOne TYPE-XX」は、カシオがデザインして、開発と製造は京セラが行うというコラボレーションで実現。なんと企画から4年の歳月を費やしたとのこと。
▲左が2018年に公開されたコンセプトモデルで、右が今回リリースされたモデル
▲キーのデザインなど、コンセプトモデルから大きな変更はなく、製品化が実現
G’zOne TYPE-XXは、折りたたみ時には円形のサブディスプレイで時刻だけでなく、方位や気圧、日の出・日の入り時間など、さまざまな情報が得られる仕組み。上部にバンパーを備え、MIL規格の耐久性を実現していることはもちろん、新たに「塩水噴霧」にも対応。釣りやマリンスポーツを楽しむ人にもうれしい進化を遂げています。開くと約3.4インチのメインディスプレイが現れ、初代のG’zOneを思い出させる円形のテンキーを搭載。
▲ダイバーズウォッチのようなサブディスプレイは、サイドキーを押して表示を切り替えられる
▲円形のダイヤルキーは確かな手応えがあり、手袋を着けていたとしても押しやすいそう
G’zOne TYPE-Xに搭載されていた着信音をリメイクして、さらに当時は搭載できなかった幻の曲も収録。カシオケータイのユーザーにはお馴染みの“カシオペンギン”も隠れキャラとして収録されているとのこと。
▲カーソルキーを押して、ランチャーメニューを操作。スマホを長く使っている人には、懐かしい操作感だ
▲アウトドアで役立つアプリケーションがプリインされている
▲スポーツカーのような流線形フォルムも魅力
アウトカメラは約1300万画素で、アウトドアで役立つライトやブザー、FMラジオトなどのも搭載。
▲背面には約1300万画素のカメラを搭載
▲バッテリーカバーを強固に守るスクリューバッテリーロックも健在
▲IPX5、IPX8の防水対応なので、ドボンと水没させても心配無用。泡ハンドソープで洗ったり、アルコール除菌シートで拭いたりもできる
■3Gケータイから乗り換える人はお得!
筆者は久しぶりにガラケーに触れましたが、タッチパネルではなく物理ボタンを押しての操作が、片手でやりやすいことを改めて実感しました。約183gと、重さはそこそこあるのですが、手にするとバランスがよく、むしろ軽く感じたりもしました。
▲ガラケーとしては大きめで重めだが、片手で軽快に操作できる印象
なお、auは2022年3月に3Gを停波することが決まっていますが、このG’zOne TYPE-XXは4G LTE対応モデルです。3GのG’zOneケータイを使い続けていた人には、まさに待望の製品と言えるでしょう。
カラバリはリキッドグリーンとソリッドブラックの2色。価格は5万2800円ですが、3Gケータイから機種変更する場合は「3Gとりかえ割」によって2万2000円が割引になり、対象のG’zOneケータイから機種変更する場合は5万2800円が割引されて、なんと無料になります。
▲カラバリは2色
▲専用のケースやストラップなど、純正のアクセサリーも発売
▲卓上ホルダ(2750円)も発売
auの担当者によると、G’zOne TYPE-XXは「G’zOne20周年記念モデル」とした企画されたもので、今のところ後継モデルを発売する計画はないとのこと。高耐久性スマホは京セラ製の「TORQUE」シリーズが発売されていますが、ガラケーはこのモデルが最後になるかもしれませんね。お見逃しなく!!
>> au
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
【関連記事】
◆10万円超のコンパクトスマホ「BALMUDA Phone」が表現するバルミューダらしさとは
◆もはやスマホ機能付きカメラ!ソニーが1インチセンサー搭載「Xperia PRO-I」を発表!
◆自社開発チップ搭載「Google Pixel 6」はどれだけ高性能になったのか
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホットピンクにも注目! 縦折りスマホの最高峰「motorola razr 50 ultra」
&GP / 2024年11月23日 18時0分
-
【レビュー】Galaxy Watch 7はPixel Watchよりも使いやすい?
ASCII.jp / 2024年11月23日 12時0分
-
今こそ縦折りデビューの狙い目!? 「縦型の折りたたみスマホ」おすすめモデル3選 MNPで1万円切りのモデルも【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月16日 7時10分
-
らくらくスマホのSIMフリー版も! 今のシニア向けにカメラと性能を大きく強化
ASCII.jp / 2024年11月1日 8時0分
-
もはやカメラの「AQUOS R9 Pro」ほぼハイエンドの「AQUOS sense9」、シャープが新スマホ2機種を発表
&GP / 2024年10月30日 22時0分
ランキング
-
1「存在したのか」 ハードオフに8800円で売られていた“謎のミシン”の正体に仰天 「珍品中の珍品」「レアすぎる」「お買い得」
ねとらぼ / 2024年11月27日 7時50分
-
2クレジットカードを少額で不正利用されていない? 巧妙な新手口を解説
ITmedia エンタープライズ / 2024年11月26日 7時15分
-
3勇者が“棺おけ”のまま母に会いに行くと……? 「ドラクエ3」で遭遇した“まさかのリアクション”が泣ける 「申し訳なさがハンパねぇ」
ねとらぼ / 2024年11月26日 20時40分
-
4往年の名作アクション「くにおくん」5タイトルを収録したスティック型ゲーム機、ライソンが発売
ITmedia NEWS / 2024年11月26日 22時29分
-
5中国で2026年に「ニンテンドーeショップ」およびネットワーク関連サービス終了へ―ユーザーには最大4本のゲームプレゼントも
Game*Spark / 2024年11月26日 22時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください