Windows 10にして最初に戸惑う5つのポイント
&GP / 2016年6月18日 20時0分
Windows 10にして最初に戸惑う5つのポイント
Windows 10の無償アップグレードの期限、7月29日が迫ってきました。ニュースになっているのを見つつ、おっかなびっくりでインストールした人も多いのではないでしょうか。ただ、いざアップグレードしてみると、思ったほど違和感なく使える便利なOSという評価も聞かれます。
とはいえ、慣れ親しんだ元の設定が、アップグレード時に自動で設定変更されてしまい、微妙な使いにくさが発生していることも事実。そんな違和感を解消し、元の操作感を取り戻しましょう。
1.デスクトップにアプリのショートカットアイコンが作れない
2.電源を落とすボタンがない
3.スタートメニューにがない
4.インターネットを閲覧するブラウザがChromeからEdgeになった
5.PDFファイルがEdgeで開くようになった。
小さいけれど、けっこう不便なこの5つのポイントで、これまで通りにする方法を解説していきます。まずはショートカットアイコンから。
1.デスクトップにアプリのショートカットアイコンが作れない
よく使うアプリは、デスクトップからすぐに立ち上げたいですよね。このアプリのショートカットアイコンは、Window 10でもWindow 7と同じように作れます。
まずは左下のWindowsボタンをクリックする(もしくはキーボードのWindowsキーを押す)
メニュー画面が立ち上がり、一番下のをクリック。Windows 10では、インストールされているすべてのアプリケーションがここに集約されています
ショートカットアイコンを作りたいアプリを見つけたら、左クリックでつかむ
デスクトップ上まで持っていく
離せばショートカットアイコンが完成です
2.電源を落とすボタンがない
Windows 7では、スタートボタンを押してすぐ右側にというボタンがあり、ここを押してパソコンの電源を落としたり、再起動の操作を行っていました。Windows 10では、場所が変わっています。
スタートボタンをクリックすると、下から2番目にというボタンがあります ここをクリックするとを選ぶメニュー画面が表れます。電源を落とすときは「シャットダウン」をクリック
Windows 10では、パソコンを休止状態にする“スリープモード”も高性能化されています。いろいろ作業中だけどちょっと食事に、といったタイミングなら、電源を落とすよりもがおススメです。パッと見、電源を落としたように見えますが、電源ボタンを押せば、すぐに休憩前に作業していた画面に復帰できます。
3.スタートメニューにがない
Windows 10の初期状態では、スタートボタンをクリックしてもが表示されません。もちろんやもありません。保存時に楽なので使っていた人も多いこれらのフォルダですが、Window 10でもスタートメニューに表示させられます。
スタートメニューをクリックし、下から3番目のボタンをクリック <設定ウィンドウ>が開くので、をクリック <パーソナル設定>になるので、左側のメニューにあるをクリック ウィンドウ右側を下にスクロールしていくと、一番下にというメニューがあるのでクリック <スタート画面に表示するフォルダーを選ぶ>になります。この中にやなどがあるので、スタート画面に表示したものをオンに切り替えます
スタート画面にドキュメントが表示されました。
4.インターネットを閲覧するブラウザがChromeからEdgeになった
Windows 10ではインターネット閲覧用のブラウザソフトが「Microsoft Edge」という新しいソフトになっています。動作も軽快で、手書きのメモを残せるなど使える機能が満載なのですが、これまで「Chrome」を使っていた人の中には、操作になれた「Chrome」が使いたいという人も多いでしょう。
引き続き「Chrome」を使用したい場合は、Windows 10にアップグレード後に、新たにインストールする必要はありません。元のデータがそのまま残っています。ただし、Window 10の初期設定ではブラウザソフトが自動的に「Microsoft Edge」になってしまうので、設定をする必要があります。
スタートメニューをクリックし、下から3番目のボタンをクリック <設定ウィンドウ>が開くので、をクリック <システム>に切り替わるので、左側のをクリック ウィンドウ右側を下にスクロールしていくとがあるのでクリック
<アプリを選ぶ>というウィンドウが出きて、好みのブラウザを選択できる
これで標準ブラウザが「Chrome」になりました
新規にWindows 10搭載PCを購入し「Chrome」を使用したい場合は、「Microsoft Edge」を立ち上げ「Chrome」を検索し、新たにインストールする必要があります。
5.PDFファイルがEdgeで開かれるようになった。
前のOS時にPDFファイルを「Adobe Reader」で開いていたとしても、Windows 10にアップグレードすると自動的に「Microsoft Edge」で開くようになってしまいます。これを元通り「Adobe Reader」で開くようにするには、設定が必要です。
スタートメニューをクリックし、下から3番目のボタンをクリック <設定ウィンドウ>が開くので、をクリック <システム>に切り替わるので、左側のをクリック。ここまでは 3.「Chrome」への変更と同じです ウィンドウ右側を下へスクロールしていくとと書かれているので、ここをクリック
ウィンドウが<ファイルの種類に特定のアプリを関連付ける>になります。左側にさまざまなファイルの種類がアルファベット順に並んでいるので、この中からPDFを探します
PDFファイルの右側には「Microsoft Edge」となっているので、「Microsoft Edge」をクリック
<アプリを選ぶ>ウィンドウが出てくるので、その中から「Adobe Reader」をクリック。これでPDFファイルは「Adobe Reader」で開くようになりました。
最初にちょっと設定しておくだけで、操作感は大きく違ってきます。今回挙げた5つは、この設定にしたからといってWindows 10の良さを消すわけではないので、なるべくスムーズに移行したい人にとっては、やっておいて損はないと思います。
ただし「Microsoft Edge」はかなり使えるソフトなので、ちょっと頑張って慣れてみるのもいいかもしれないですね。
(文/樋上隆志)
ひのうえたかし/IT系雑文ライター
出版社にてコンピュータゲームの編集に携わった後、某ECサイトにて家電販売ページを担当。現在は企画・制作・販売までやる何でも屋
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【活用提案】iPad+外部ディスプレーでさらに効率アップ! マルチディスプレー環境での「ステージマネージャ」が超便利
ASCII.jp / 2024年11月13日 13時0分
-
Windows Subsystem for Linuxガイド 第41回 WSL GUI設定
マイナビニュース / 2024年11月7日 15時31分
-
HHKB Studioの新色「雪」が登場! キー刻印の視認性を上げるカスタムをやってみた 新色登場の背景にはApple Vision Proの存在も
ITmedia PC USER / 2024年11月7日 12時55分
-
【活用提案】iPadのマルチタスクが進化! 複数のウィンドウを配置できる「ステージマネージャ」の基本を覚えよう
ASCII.jp / 2024年10月31日 13時0分
-
【徹底検証】本当に使えるChrome拡張機能はどれ? 第6回 拡張機能の管理方法(追加/削除、有効/無効、キー設定など)
マイナビニュース / 2024年10月31日 9時0分
ランキング
-
1HD-2D版『ドラクエ3』勇者「俺だけバラモス倒せなかった…」←なんで? 嘆きの声続出の理由
マグミクス / 2024年11月25日 17時25分
-
2ビューカード、顧客との通話内容を録音したSDカード20枚を紛失
ASCII.jp / 2024年11月25日 17時5分
-
3メルカリ、不正利用へのサポート強化と補償方針を発表 ネットで意見「当たり前」「個人的には期待」「悪意のあるやつは排除して」
iza(イザ!) / 2024年11月25日 13時21分
-
4スタバ福袋当選発表に悲喜こもごも SNS「3度目の正直来た」「外れてうつになりそう」
iza(イザ!) / 2024年11月25日 12時11分
-
5「不要なスマホなどをdポイントと交換」 ドコモ、小型機器の買い取りに挑戦 都内の25店舗で
ITmedia Mobile / 2024年11月25日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください