ナイフ、ノコギリ、鉈、マルチツール…キャンプに連れていきたい最新刃物5選
&GP / 2021年12月12日 11時0分
![ナイフ、ノコギリ、鉈、マルチツール…キャンプに連れていきたい最新刃物5選](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/goodspress/goodspress_418761_0-small.jpg)
ナイフ、ノコギリ、鉈、マルチツール…キャンプに連れていきたい最新刃物5選
コロナ禍により一気に盛り上がったキャンプブームはまだまだ継続中。以前はあまりメジャーではなかった冬キャンプも、いまや大勢の人が楽しむようになりました。
そんなキャンプ人気の中心にいるのが焚き火です。野焼きや雑草の焼却などを見なくなった昨今、生活の中で炎に触れる機会はほとんどなくなりました。だからなのかもしれませんが、薪のはぜる音を聞きながら眺める炎のゆらぎは非日常感があり、そして癒しを感じるものです。
そして、ありきたりのキャンプに飽きた人たちが楽しんでいるのがブッシュクラフト。「自然にあるものを使って生活をするための知恵」といった意味になりますが、キャンプシーンでは、例えば落ちている枯れ木や枝をナイフなどで使いやすいように整えたりすることなど、その場にあるものを利用してキャンプでの衣食住を整える行為を指します。
そんな焚き火やブッシュクラフトで必要になってくるのが刃物です。薪を割ったり枝を落としたりする鉈(なた)、枯れ木を短くするノコギリ、そしてブッシュクラフトには欠かせないナイフ。他にも食材を切ったり、ロープを切ったりなど、キャンプにはやはり刃物が必要です。
刃物は、しっかり手入れをしてやれば一生モノ。そんな、相棒となってくれる刃物の新作を5つご紹介します。
1. スタンダードだからこその安心感
プライヤー(ペンチ)型のマルチツールを世に送り出したアメリカのレザーマン。これまでもさまざまなモデルを手掛けてきましたが、最新作はいわゆるプレーンなプライヤー型となる「CURL」になります。ブランドを代表するロングセラー「WAVE」シリーズを軽量化し、厚みも少し薄く。とはいえ搭載ツールは15種類と、マルチツールとしてもばっちり。これ1本あれば、キャンプではギアの補修や調理といったさまざまな作業をこなせます。バイク乗りにもぴったりですよ。
>> 人気モデルを軽量化!レザーマンの技術が詰まった新型マルチツール「CURL」
2. 手のひらサイズの折りたたみ両刃ノコギリ
太めの長い枯れ木を見つけると、焚き火にちょうどいい!と思いますよね(※落ちている木を拾っていいかはキャンプ場に確認しましょう)。でもそのままでは長いとなると、当然ながら短くしなければなりません。そんな時、斧や鉈ではちょっと大変。木の繊維に垂直に刃を入れたいとなると、やはり細かい刃が付いたノコギリが一番です。もちろん長めの刃なら切りやすいのですが、持っていくのも大変。たまにのためだけに大きなノコギリを持っていくのは…、という人にぴったりなのがコニファーコーンの「バタフライソー2」です。折りたたみノコギリは片刃ばかりなのですが、これは両刃。横挽きと茨目を備えているので、さまざまな切り方に対応できますよ。
>> 世界最小クラスの本格両刃ノコギリが「バタフライソー2」となり華麗に進化!
3. これ1本でなんでもできるアウトドアナイフ
日本にはいくつか刃物の名産地がありますが、岐阜県関市もそのひとつ。鎌倉時代の刀鍛冶に端を発する歴史ある町には、今も刃物メーカーが数多く存在しています。そんな関の刃物メーカーである三星刃物が、世界的なナイフビルダーである原幸治氏と組んで生み出したのが、アウトドアナイフ「Northern Land」です。ブッシュクラフトから料理までこなせる4mmの刃厚や、フルタング構造、コンベックスグラインド。さらに、美しさと機能性を実現するカーボンコーティングされた黒いブレード。しっかり手入れをしてやれば、まさに一生モノとなる1本です。
>> オールブラックが美しい!刃物の街が生み出した一生モノになるブッシュクラフトナイフ
4. シリコンハンドルが珍しいちょっと小さめな鉈
薪を小割りにしたり、枝をはらったりする際に便利な鉈。1本あると便利だろうなーと思いつつも、ごつすぎると荷物になるしと思ったり…。そんな人におすすめなのが、アウトドアショップ・ナイスタイム マウンテン ギャラリーと、国内外で活躍するデザイナー・熊野亘氏との共同開発により誕生した「NMG 001 Nata」。全長288mmで重さは514gと取り回しやすいサイズ感で、さらにハンドルには鉈としては珍しいシリコンを採用。これにより、グリップしやすく衝撃も吸収してくれます。またハンドル部分が軽いため、重心が刃にいき、振り下ろしやすいというメリットも。大きすぎるとじゃまで小さすぎると使いづらい鉈ですが、これぐらいならちょうどいいかもしれませんね。
5. ポケットに忍ばせたい小型マルチツール
レザーマンのようなプライヤー型より前から存在するマルチツールといえば、ビクトリノックスのスイスアーミーナイフです。日本では十徳ナイフという名称で有名ですよね。サイズもツール数もさまざまなモデルが展開されていますが、新作となる「ハントマン・ウッド Kalita」は、ツール収納時の長さが91mmと小型サイズ。ナイフはもちろん、ハサミ、ノコギリ、栓抜き、ドライバー、缶切りなどひと通りのツールが付いているので、袋を開けたい、糸を切りたいといったちょっとした時にぴったりです。しかもこちらは、日本のコーヒー器具メーカー・カリタとのコラボモデル。ぬくもりある木のハンドルに、Kalitaとビクトリノックスのマークが刻まれたスペシャルなマルチツールです。
>> コーヒー好きのためのマルチツール「ビクトリノックス×カリタ」が誕生!
<文/&GP>
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