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メールやSNSも教えてくれるIoT照明「Philips Hue」便利な使い方

&GP / 2016年7月18日 11時37分

メールやSNSも教えてくれるIoT照明「Philips Hue」便利な使い方

メールやSNSも教えてくれるIoT照明「Philips Hue」便利な使い方

iOSのアプリケーションSiriによる音声コントロールで操作できる機能も付いて、ますます“明かり”を楽しめるようになったIoT照明のPhilips Hue。だけど、照明が日々の生活の中で一体どんな役に立つのか、パッと思いつきませんよね? というわけで、“こんな使い方が便利”という方法をPhilips Hue スターターセット v2でアレコレ試してみました。

色だけじゃない!メールやSNSも教えてくれる

設置と基本的な使い方

まず、取り付け方からいってみましょう。といっても電球の取り付けは回してねじ込むだけ。口金は「E26口金」で、ごく一般的なサイズなので購入の前に念のためチェックを。

E26口金は幅26mm。よく目にするタイプです。クルクルっと回して取り付けましょう。 E26口金は幅26mm。よく目にするタイプです。クルクルっと回して取り付けましょう(スターターキットの内容は「ブリッジ」×1、「Philips Hueシングルランプ 800lm」×2)

 

そして次にしなければならないのがスマホと「ブリッジ」の設定。スマホ側は専用アプリをダウンロード。そしてスクエア型の「ブリッジ」に、Wifiなどネット環境とつながっているLANケーブルで接続します。これでアプリとペアリングさせれば設定は完了です。

 

ルーターとブリッジをLANケーブルで接続。 ルーターとブリッジをLANケーブルで接続

 

IMG_3194
HueのLED照明は基本的にスマホで行います。アプリを立ち上げ、取り付けた照明はリネームできるので、どこが点いていて、どこが消えているのかはすぐに把握できます。

まずは1600万色といわれるさまざまな色を試してみたくなると思います。「シーン」を選択し、プリセットされているコマンドをタップすると、照明の色が変わるはず。ビビッドな色はともかく、初めはライトレシピの「くつろぐ」「集中する」「本を読む」「やる気を出す」といったところが実用的でしょう。

また、外出先からもネット経由で照明をコントロールできますから、自宅を長期不在にするときなど、夜間になったらリビングの照明をオンにするといった防犯対策にも使えます。

便利ポイント①「ジオフェンスで照明のオン/オフ」



ジオフェンス
まず便利だと感じたのが、照明のオン/オフを自動で行ってくれる機能です。アプリ内の「ジオフェンス」をタップすると設定画面に移行。「帰宅時」「外出時」にそれぞれスイッチが入る場所を覚えさせるだけ。

近所のコンビニを通るあたりに設定しておくと、深夜の帰宅でも部屋が真っ暗……というあの寂しさとも無縁に。逆に、外出時に「あっ、電気を点けっぱなしだったかも!」という不安も解消されます。ひとり暮らしの人にオススメの機能といえます。設置する場所は玄関がいいでしょう。

 

照明がオン・オフされるとスマホに報告されます。照明の消し忘れグセのある人でも、これで安心。 照明がオン・オフされるとスマホに報告されます。照明の消し忘れグセのある人でも、これで安心

 

「帰宅時」では、「シーン」を設定することも可能で、どんな色にするかも決められます。また、日中に帰宅した際にいちいち照明を点けたくないという人は、「日没後のみ」にチェックを入れておくと余計な電力を使わなくても済みますね。

便利ポイント②「アラーム&タイマーで目覚めがスッキリ」


timer
続いて使い勝手が良かったのが、「アラーム&タイマー機能」。目覚まし時計で大きな音とともに不快な朝を迎えるのは、誰しも嫌だと思います。ですが寝室にHueを設置し、この機能で目覚まし時計が鳴る少し前に時間を設定しておけば、光に反応して体が起きる準備を始めるので、自然な感じで朝を迎えられます。アプリのメニュー内「アラーム&タイマー」で自分の都合のいい時間をあらかじめセットしてきましょう。

便利ポイント③「話しかけて操作できる」

 

siri
目玉ともいえるiPhoneの「Siri」対応ですが、これが一番便利かもしれません。やり方は簡単、Siriを呼び出し、「電気をつけて」「照明を○色に変えて」と言えばいいだけです。ただ、使ってみたところ、なかなかSiriが音声を認識してくれないことがありました。話しかけ方でも反応が変わるようなので、実際に反応が良さそうなワードを紹介します。
・「全部の照明をつけて(消して)」
・「階段(リネーム指定)の照明をつけて」
・「照明を○色に変えて」
・「照明を少し暗くして(明るくして)」
・「夕焼け(シーン名)」

「少し暗く(明るく)して」のキーワードは、段階的に調光が可能でした。Siriが「はい。50%にします」など答えてくれるので、何度か同じ指示を出してお好みの明るさに調整しましょう。または、「明るさを25%に変えて」などの数字によるコントロールも有効だったので、使いやすい方法を選ぶといいでしょう。

便利ポイント④「設置すると面白い場所」

いろいろなところにHueを置いてみましたが、一番楽しかったのが「お風呂」。読書のために「集中する」に照明を変えてもいいですし、リラックスを目的に暖色系の色にするのもアリ。お風呂嫌いの子どもがいる家庭であれば、親がコントロールしてどんどん色を変えてあげると楽しんで入ってくれそうです。

リビングでは、照明のオン・オフはもちろん、ホームパーティーや誕生日会のときにサッと色を変えるなど、実はHueに適しています。後述するサードパーティー製のアプリと連動させれば、映像や音楽に併せて照明の色を次々に変えることも。アイデア次第でまだまだ楽しめそうなポイントではあります。

便利ポイント⑤「思い出の色を再現する」



シーン設定
「シーン」には、スマホで撮影した写真を追加する機能があります。最初は「何のために?」と思いましたが、これがビックリ。写真を選択して照明への割り振りを選ぶと、写真の色を再現してくれるのです。だから、「この前言った旅行で見た海がすごく綺麗だったよ」とか「昨日の朝焼けがすごかったんだ!」といった写真を撮っておけば、照明で他人に共有できるということ。思い出話をするときにでも使えば、話題がさらに盛り上がるでしょう。

便利ポイント⑥「Hue対応アプリもさまざま」



apuri
いわゆるサードパーティー製のアプリも豊富なHue、音楽と連動して点滅させたり、揺らめくロウソクのように光を調節したりと一気に使い方が増えます。いくつか代表的なHue対応アプリを紹介するので、お気に入りを探してみてください。

  • 「Hue Music」…音楽とhueを連動させ、部屋をディスコのように
  • 「OnSwitch for Philips Hue and LIFX」.…光の揺らめきなど、変わった調光表現が可能になるアプリ
  • 「Hue Party for Phillips Hue」…色設定、音楽との連動、調光などかなり細かく設定可能。そしてApple Watchとの連動も。
  • 「Hue Disco」…音楽と連動

便利ポイント⑦「IFTTTと連携する」

IFTTT
外部サービスのIFTTTとhueを連携させれば、使い方の幅がさらに広がります。「特定の人からメールが届いたらHueを点滅させる」「雨が降ったらHueの色を青に変更する」「facebookであなたがタグ付けされたらHueを点滅させる」といったことが可能になります。使い方は簡単で、IFTTTのサイトかアプリでアカウントを作成するだけ。すでにレシピはかなりの数が公開されており、使えそうだと思うものを登録しておけばOKです。

レシピをクリックしたら、サービスごとにアカウントを認証していくだけ。Gmailアカウントがあれば可能な場合も。 レシピをクリックしたら、サービスごとにアカウントを認証していくだけ。Gmailアカウントがあれば可能な場合も

 

以上がハイテク家電であるIoT照明Hueの便利な使い方になります。明かりを生活にプラスするというコンセプトで作られたHueですが、今回紹介した以外にも楽しみ方は本当に多彩だと感じました。まさに明るい日々を手に入れるため、導入してはいかがでしょうか。

 

(取材・文/三宅 隆

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