世界の機内食案内［14］ デルタ航空 アトランタ〜サンチアゴ

1996年の夏季オリンピックの開催地となったアメリカのジョージア州アトランタを経由し、デルタ航空で南米チリの首都サンチアゴに出かけました。所要時間は約9時間半と、意外とかかるため、機内食は2回サーブされました。

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この時はトラブルがあり、成田からサンフランシスコ経由でアトランタに入ったので、すでに機内での食事2回と軽食に加え、アトランタ空港ではマクドナルドのベーコンチーズバーガーをガッツリ食べています。さて、これから乗る便の機内食がお腹に入ってくれるでしょうか……。

【アトランタ～サンチアゴ】 DL0147

 

○野菜サラダ、マヨネーズ
○ごはん、チキン煮込み風、ミックスベジタブル添え
○パン、バター
○クラッカー
○チーズ
○チョコブラウニー
○白ワイン

日本のお米と違い、やや長めでモソモソした白いごはんに、煮込みチキンのソースをカレーライスのように混ぜて食べました。パンは噛みごたえのある四角いフランスパンでした。奥に見えるマーブル模様のチーズは、アメリカ生まれのゴルビージャックという名のチーズ。チョコブラウニーもアメリカらしいですね。

 

○パン
○オレンジジュース
○ヨーグルト

到着前に2回めの食事がサーブされました。それほどの長距離便ではありませんし、2食めということで、サックリ軽めです。サンチアゴ着は朝の8時過ぎですから、これはほんの朝食といったところ。さすがにワインは出てきませんでした。残念！

 

サンチアゴ空港に到着し、荷物をピックアップした後、外に出る前に、すべての荷物のX線検査がありました。麻薬取り締まり犬もあちこち嗅ぎまわっています。

チリでは、動物、植物、米や穀類、種子や球根類、生肉や加工肉、ハチミツ等々、非常に厳しい検疫があります。日本人が海外に持って行きたい梅干も持ち込み禁止！ 違反品が見つかると、高い罰金が課せられます。チリに入国する時は、持ち込み禁止品をしっかりチェックしておいてください。

※機内食メニューは2013年9月エコノミークラスのものです

 

（取材・文／綿引まゆみ）

わたびきまゆみ／ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー＆ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。