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自転車用で電動空気入れデビューをしたら時間も手間も半分以下になりました

&GP / 2022年5月22日 21時0分

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自転車用で電動空気入れデビューをしたら時間も手間も半分以下になりました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

近所への買い物や徒歩1時間程度の場所は、もっぱら自転車で移動します。だからこそ、愛車は大切に扱いたいもの。

現在使用している自転車は、約6年前から愛用しているママチャリ。その前に使っていたものは、ホイールが歪んで廃車になってしまったのです。

それ以降、タイヤの空気は頻繁に入れるように心がけているのですが、一人暮らしを初めてから自宅に空気入れがない状態。近所の自転車屋さんで入れていますが、営業時間が11時〜17時で、なかなか空気を入れたいときにお店が開いていないのです。

タイヤの空気はチューブに浸透して自然抜けていくので、ママチャリの空気を入れる頻度は2週間に1回が目安。ですが、1ヶ月に1回すら補充できないこともしばしば。もう愛車を壊したくないので、空気が抜けているときは結局歩きにすることもあります。

移動するために持っているのに、その移動に使えないのはなんだかなと思っていましたが、いまさらながら気付いたのです。「そうだ、自分で空気入れを買えばいいんだ!」と。

そんなわけで購入したのが、TradeFKJapanの電動空気入れ「KUKiiRE(クウキイレ)」(7980円)。以前は手動の空気入れを使っていたのですが、もう2年程手動で空気を入れていないため自力で手間をかけて空気を入れる気になれず、電動式に決定。

シンプルな機能ながら、あると便利な仕様が満載なんです。

 

■かゆいところに手が届く空気入れ

iPhone XS Maxと並べると、この通り。サイズは153×60×39mmで、重さは豆腐一丁と同じ程度の433g。以前自宅で使っていた空気入れは手動式のフロアポンプで、折り畳めずに場所を取りましたが、それに比べてコンパクトなので置き場に困りません。

自宅で自転車の空気入れを使用すると、使用後に駐輪場から部屋まで戻しに行くのが手間ですが、「KUKiiRE」は近場ならカバンに詰めてそのまま出かけられる重さなのが便利。

それでいて、容量は4000mAh。ママチャリのタイヤだと、約20本も空気を充填できるのです。こまめに充電しなくても使い続けられるのは嬉しいポイント。

できる操作は以下の5つとシンプル。
1. 空気注入のスタート・ストップ
2. バルブ接続部を照らせるLEDライトのオン・オフ
3. 圧力単位の切り替え
4. モード切り替え
5. 設定する気圧値の調節

▲左から車モード、バイクモード、自転車モード、ボールモード、カスタムモード

モードは車・バイク・自転車・ボール・カスタムモードの5つがあり、それぞれ気圧の設定値を自由に変更可能。次回使用時も値をキープしてくれる仕様です。

空気圧の適正値がわからなくても、ママチャリやロードバイク、バイク、車、浮き輪など、各対象への空気圧の目安表が同梱されているので、参考にできます。

上部に収納されているエアホースを取り出すと、自動で電源オン。エアホースがすっきりと収納できる点も、決め手のひとつでした。その横にはLEDライトを搭載。暗くてバルブの接続部分が見えにくい駐輪場などで重宝しそうです。

▲左から英式バルブ用、仏式バルブ用、浮き輪バルブ用、ボールバルブ用

付属のアタッチメントは以下の4種類。
・英式バルブ用(一般的な自転車用)
・仏式バルブ用(ロードバイク/クロスバイク用)
・浮き輪バルブ用(浮き輪/ゴムボート/ビーチボールなど)
・ボールバルブ用(球技用ボールなど)

車やバイク、自転車の一部車種に対応する米式バルブ用になっているエアホースが合わない場合は、対応するアタッチメントを付ければ使用可能。アタッチメントを装着したままでもエアホースが収納できるので、使用頻度の高いアタッチメントは装着したままにすると使いやすいです。

設定した空気圧に達すると自動で停止するため、空気入れを設置してスタートボタンを押した後は手を離してもOK。フロアポンプと違い、空気を入れる際に足で踏み抑える必要がないので、本体が浮いても問題ありません。

空気を入れる際、フロアポンプだと本体の底が地面につく必要がありますが、タイヤのバルブ位置が上になっているとエアホースが届かないことがあり、届く距離になるまでタイヤを回転させます。実はこの作業が小さなストレスだったので、バルブの位置を気にしなくていいのは個人的に嬉しいポイントです。

ただ、コンプレッサーなので、動作音は静かとはいえません。使用時の音は65dbで、体感は掃除機くらいの音量。夜間や早朝に使うと近所迷惑になりそうなので、使うタイミングは注意が必要です。

タッチパネルで操作するためボタンがないシンプルなデザインは、洗練された印象を受け、持っているだけで少し気持ちが満たされます。空気入れとは思えないスマートな見た目も決め手でした。

 

■手動の半分以下の時間で空気充填が完了

タイヤの適正空気圧は、必ずタイヤの側面に表示されています。

空気圧が高すぎると、タイヤと地面が接する面積が減り、ブレーキが効きにくい、バーストしてしまうなどの可能性があり。反対に低すぎると、タイヤが重い、パンクしやすい、操作しにくいなどの問題があります。だから、高すぎず低すぎない、適正な空気圧にすることが大切なのです。

改めて自転車のタイヤを確かめてみると、適正値は43.5psi(ポンド/平方インチ)。一度タイヤの空気を全て抜き、前輪と後輪がそれぞれ43.5psiになるまで、電動と手動でかかる時間を比べてみました。

まずは後輪を手動式フロアポンプで挑戦。結果として、ポンプをプッシュした回数は48回、時間にして約51秒でした。久しぶりに手動で空気をいれましたが、思ったよりも早く完了。でも、少し息が切れました。これをもう1回するとなると、ちょっと大変です。

次に、前輪を電動空気入れで試してみました。結果、こちらは約25秒で完了。手動に比べると、半分ほどの時間で空気充填ができました。スタートボタンを押したらあとは待つだけなので、やっぱり楽。気になる点といえば音くらいですが、それ意外のメリットを考えると許容できます。

*  *  *

今回買ってみて、好きなタイミングで、しかも自宅で空気が電動で入れられるようになったのはよかったです。これでますます自転車ライフが充実しそうです!

>> TradeFKJapan「KUKiiRE」

<取材・文/栗原伶奈(&GP)>

 

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