乗ってみたい！高級チェアのようなシートの高速バス

＆GP / 2016年7月15日 22時1分

日本各地に張り巡らされている深夜高速バス路線網。中でも格安なバスに注目が集まりがちだが、実は通常の高速バスは年々進化を続けている。

「WILLER EXPRESS（ウィラーエクスプレス）」は開業当初、格安ツアーバス会社として有名になったが、今や大手長距離バス会社として無視できない存在になっている。そして、次々と革新的なバスを導入することでも有名だ。

そんなウィラーが、またまた気になる新型シート「Luxia（ラクシア）」を発表した。

車内はまるで上質なリビング空間

「ラクシア」は「楽」と「幸せ」の造語で、木を取り入れたデザインと快適なクッション性が特徴だ。ボリュームのある厚めのクッションは、腰をサポートし底付き感なく体重を支えてくれる。さらに、ウィラーオリジナルの電動ゆりかごリクライニングも搭載している。

20160715_willer02 シート背面。リクライニング最大傾斜は146度

20160715_willer04 シートにはカップホルダー付きテーブルが付いている

20160715_willer03 リクライニングは電動式だ

木の質感が、車内をまるでリビングのような雰囲気にしてくれる。これだけぜいたくなバスなら、長時間の乗車でもリラックスできる。この秋より、関東と関西を結ぶ路線で運行開始を予定している。その後も、導入路線を拡大し、全国で運行するとのこと。

20160715_willer01 座面幅は最大で515mmだ

苦痛とガマンというイメージが強い深夜高速バスだが、これなら快適な移動ができるはず。運行開始が楽しみだ。

（文／&GP編集部）

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