ソニーもいよいよ本格参戦!ゲーミングギアブランド「INZONE」誕生!
&GP / 2022年7月3日 15時0分
ソニーもいよいよ本格参戦!ゲーミングギアブランド「INZONE」誕生!
家電量販店に特設コーナーが作られるなど、近年注目を集めているゲーミングギア市場にいよいよソニーが本格参入。新たに立ち上げられたブランドの名は、アスリートなどが極限の集中状態に入った際に用いられる“ゾーンに入る(in the zone)”という言葉に着想を得た“INZONE(インゾーン)”です。
INZONEのリリース第一弾として発表されたのは、「INZONE M9」(予想実勢価格:15万4000円前後)と「INZONE M3」(価格未定)のゲーミングモニター2機種、そして「INZONE H9」(予想実勢価格:3万6000円前後)、INZONE H7」、(予想実勢価格:2万9000円前後)、「INZONE H3」(予想実勢価格:1万2000円前後)のゲーミングヘッドセット3種類。
ゲームで勝利するために重要な“映像”と“音”を司るデバイスには、それぞれソニーが長年培ってきたノウハウや最新技術を惜しみなく投入。開発陣にも無類のゲーム好きが揃えられ、コアなゲーマー目線で機能性や使い心地が追及されています。
ゲーミングモニターの「INZONE M9」と「INZONE M3」はいずれも27型。それぞれ解像度とフレッシュレートが異なり、「INZONE M9」は4K解像度でリフレッシュレート144Hz、「INZONE M3」はFull HD解像度でリフレッシュレート240Hzとなっています。
リフレッシュレートとは1秒間に行われる画面の書き換え回数のことで、数値が高いほど映像がなめらかになり、入力遅延が小さくなります。両モニターとも通常のPCモニターに比べリフレッシュレートは高いですが、特にリフレッシュレートの高い「INZONE M3」は、一瞬の判断や操作を求められるFPSやTPSなどのゲームに最適です。
映像本来の明暗をはっきり映し出し、繊細な色も表現するHDR(High Dynamic Range)に対応しているのも特徴。「INZONE M9」はディスプレイのHDR品質を示す“DisplayHDR 600”の認証を受けており、「INZONE M3」は“DisplayHDR 400”の認証を取得予定。暗いところも明るいところもハッキリ映し出してくれるので、FPSゲームでは物陰に隠れた敵も見逃しません。
直下型LED部分駆動によって、さらなる高コントラストと鮮やかな色表現を可能にした4K映像対応の「INZONE M9」は、オープンワールドのゲームでより世界観に没入することがでるはず。
また、両モニターともキーボードの斜め置きができる三脚形状のスタンドを採用していて、キーボードやマウスパッドを自由に配置しやすくなっているのもコアなゲーマーにとってはうれしいポイントです。
▲「INZONE H9」
ゲーミングヘッドセットは、遅延の少ない2.4GHz無線接続とBluetooth接続が両方可能なワイヤレスタイプの「INZONE H9」と「INZONE H7」、有線タイプの「INZONE H3」の3モデルが登場。最上位モデルの「INZONE H9」はノイズキャンセリング機能も搭載しています。
▲「INZONE H7」
特筆すべきは、ソニーの360(サンロクマル)立体音響技術をゲーム向けに最適化した“360 Spatial Sound for Gaming(サンロクマル スペーシャル サウンド フォー ゲーミング)”。
▲「INZONE H3」
個人の耳の形状などに合わせて聴こえ方を最適化する個人最適化機能にも対応しているため、FPSゲームならより正確に敵の位置を把握することができ、大きなアドバンテージに。
便利な機能としては、自分に最適な音をイコライザーなどで調整して、ゲームタイトルごとにサウンドプロファイル(音の設定)を保存できる機能。次にゲームする際に自動でサウンドプロファイルを呼び出してくれるので、毎回調整する必要はありません。
さらに、サウンドプロファイルは書き出すこともできるので、もし、プロのプレイヤーがサウンドプロファイルを公開してくれれば、プロと同じ音の設定でゲームを楽しめる可能性も。プロと同じ音でゲームができるなんてちょっと夢がありますよね。
PCのみでなく、プレイステーション5でも快適にゲームをプレイできるINZONEのゲーミングモニターとゲーミングヘッドセットは、「INZONE M3」(2022年内発売予定)を除き7月8日より発売予定です。
>> ソニー「INZONE」
<文/&GP>
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