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「PayPay」や「au PAY」も使える! Apple Watchで決済するにはどうすればいい?|Apple Watch Hacks

&GP / 2023年6月11日 19時0分

「PayPay」や「au PAY」も使える! Apple Watchで決済するにはどうすればいい?|Apple Watch Hacks

「PayPay」や「au PAY」も使える! Apple Watchで決済するにはどうすればいい?|Apple Watch Hacks

【Apple Watch Hacks_06】

Apple Watchを着けていると、ジョギングやウォーキングの際にiPhoneを携行していなくても、コンビニなどでサッと飲み物などを購入できます。主要な決済機能としては、2種類を覚えておけばOKです。

本稿では、すでにiPhoneでApple Payやコード決済アプリを使ったことがある人を対象に、(1)Apple Payを使った非接触型決済と、(2)コード決済アプリの使い方について、それぞれの概要を紹介していきます。

※本稿の手順解説は、2023年6月上旬時点におけるwatchOS 9.5.1を対象にしたものです。使用するOSバージョンによっては、画面表示や手順が異なることがあります。

 

■カードや電子マネーを“ピッ”とかざす方法

まずは、レジ横にあるリーダーや駅の改札などに“ピッ”と端末をかざして決済する方法についてです。このスタイルを、一般に「非接触型決済」と呼びます。

財布からクレジットカードを取り出して支払いを行うという流れと似ていて、「ウォレット」アプリを起動し、使いたいカードを選択してから、リーダーにかざして使うという手順になります。かざした端末がリーダーに認識されると、“ピッ”と音が鳴り、決済が実行されたと分かります。このあたりの使い勝手は、Apple Watchでも、iPhoneのそれと同様ですね。

▲登録した「au PAYカード」を表示した例。このように、Apple Watchが標準で備えている「ウォレット」アプリのなかに、非接触決済で使えるバーチャルなカード(クレジットカードや電子マネーなど)を登録し、決済に使える状態にしておく必要がある

事前準備としては、財布としての役割を果たす「ウォレット」アプリに、クレジットカードや交通系ICカードなどの決済手段を登録する必要があります。登録手順は以下のふたつがあります。

(1)Apple Watchの「ウォレット」アプリから、直接カードを追加する

(2)iPhoneの「ウォレット」アプリに登録したカードを、Apple Watchへ移動させる

入力操作がしやすいので、筆者としては後者をお勧めします。その場合、登録したカードの移動操作は、iPhone側の「Watch」アプリで行うことになります。

▲Apple Watchに決済手段を移動させるには、iPhoneの「Watch」アプリを起動し、「ウォレットとApple Pay」をタップ。「IPHONE上のほかのカード」欄に、すでにiPhone上に登録してあるカードが一覧で表示されるので、Apple Watchで使いたいカードの「追加」をタップしよう

なお、登録したカードをApple Watch側に移す際、基本的にクレジットカードなどはiPhoneとApple Watchの両方で使える状態になります。一方で、交通系ICカードなど一部の決済方法については、Apple Watch側へ移行させると、iPhone側では使えなくなります(iPhone側に戻すことはできます)。

Apple Watchの「ウォレット」アプリへの決済手段の登録が完了したら、ウォッチのサイドボタンを2度押しします。これでウォレットアプリが起動し、カードを選べる画面が表示されます。決済時にはカードを選んで、非接触型決済用のリーダーにかざしましょう。

ちなみに、プリペイド型の電子マネーなどの場合には、事前の残高チャージが必要になります。その場合には、チャージしたいカードを選択した状態で、メニューからチャージの手順を進めましょう。対応した決済方法を登録してあれば、ウォッチ単体でチャージを実行できます。

▲エクスプレスカードの切り替え操作は、Apple Watch側の「設定」アプリで、「ウォレットとApple Pay」→「エクスプレスモード」を選び、「交通系ICカード」の欄にある使いたいカードのスイッチのオン・オフを切り替えればOKだ

交通系ICカードの場合には、「エクスプレスカード(エクスプレスモード)」として登録しておくことができます。基本的には登録直後にオンになります。エクスプレスカードに指定したカードは、決済時にウォレット画面でカードの選択をせずとも、スリープ状態の端末をリーダーにかざすことで自動で決済が行えるので、例えば、改札などでウォッチをかざすだけで自動で交通系ICカードでの決済が行われるようになります。

 

■コード決済で2次元コードなどを表示する

もうひとつの主要な決済手段が、コード決済アプリを使う方法です。iPhoneで既に「PayPay」や「au PAY」を使っている場合、Apple Watchでも利用できるので、覚えておくといいでしょう。

▲PayPayで決済用コードを表示したイメージ(加工してあります)

ただし、こうしたコード決済には、店側がコードを提示して客側がカメラで読み取る「ユーザースキャン方式」と、客側がコードを提示して店側がカメラで読み取る「ストアスキャン方式」の2種類のスタイルがあり、カメラを備えないApple Watchで使えるのは、後者の「ストアスキャン方式」のみです。

▲iPhoneで「Watch」アプリを起動し、画面を下部までスクロールして「利用可能なAPP」の欄にある「PayPay」または「au PAY」アプリの欄で「インストール」をタップしよう

コード決済アプリが起動したら、バーコードや二次元コードを表示し、店舗側のリーダーで読み取ってもらいましょう。iPhoneで利用する場合と同じ感覚で、決済が実行されます。

*  *  *

なお、本稿では、iPhoneでWalletアプリに決済手段を登録する手順、コード決済アプリを登録する手順などは割愛しました。

iPhoneでApple Payやコード決済アプリを使ったことがない人は、いきなりApple Watchで使うよりも、iPhoneから使うことをお勧めします。iPhoneで使いこなせるようになってから挑戦した方が、きっとスムーズですよ。

>> [連載] Apple Watch Hacks

 

<文/井上 晃

井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter

 

 

 

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