求める機能とOSで選ぶのが正解!最新スマートウォッチ ベスト5【GoodsPress上半期AWARD2023】
&GP / 2023年6月20日 20時0分
求める機能とOSで選ぶのが正解!最新スマートウォッチ ベスト5【GoodsPress上半期AWARD2023】
【GoodsPress 2023上半期AWARD】
いよいよ8年目に突入した日本の「スマートウォッチのある生活」。この間にデバイスの機能や使いやすさは劇的にアップ。通知・通話機能やGPSナビ機能、エクササイズ機能、睡眠分析機能、電子マネー機能は当たり前に。だから選ぶポイントはまず自分のスマートフォンでの「使いやすさ」。そして「自分が求める機能があるか」。今回選出した5本なら、期待にちゃんと応えてくれるはず。
そして上半期注目したいのが、心電図や血中酸素ウェルネスなどの「健康管理機能」や、事故のとき救助を呼べる「緊急SOS機能」など。必要ならこの機能が搭載されたモデルを選ぼう。
ースマートウォッチ部門ー
<タフネスも機能も最強で賞>
■課題だったバッテリーライフも最大約60時間に!冬山登山もダイビングもできるApple Watch史上最強モデル!
Apple
「Apple Watch Ultra」(12万4800円)
スマートフォンとの完璧な連携、一歩先を行く先進機能、そして使いやすさNo.1のスマートウォッチといえばアップルの「Apple Watch」。その最新タフモデル「Ultra」は、課題だったタフネスやバッテリーライフも劇的に改善された、これまでにないタイプのApple Watch。
「ダイブコンピュータ」機能や自動車事故にも対応した「衝突事故検出機能」の搭載など、機能とタフネスも劇的に進化した、あらゆる意味で間違いなく最強の1本だ。iPhone専用でキャリア大手4社限定の「GPS + Cellularモデル」の一択だが、これを使うためにスマホをiPhoneに、さらにキャリアさえ変えてもいいくらいの魅力がある。
▲着用すれば外気温マイナス20°Cになる冬山登山にも使える耐寒性能を備える
▲専用モデルではないのに、そのままダイビングコンピュータになる。空気残量を計算して表示してくれたり(左)、水深をチェックして安全な浮上を教えてくれる(右)。ミルスペック対応を謳うのもApple Watch史上初!
対応スマートフォン:iOS 16以降を搭載したiPhone 8以降のモデル ケースサイズ:縦49×横44×厚さ14.4mm。61.3g(本体のみ)。チタンケース。バンドはアルパインループ、トレイルループ、オーシャンバンドの3タイプ。充電式。 バッテリー持続時間・通常モード:約36時間、低電力モード約60時間。100m耐水(水泳と水深40mまでのレクリエーションダイビングに対応) 主な機能:マイナス20°Cからプラス55°C(着用時)でも使用可能な耐寒機能。国際規格に対応したダイブコンピュータ機能。IP6X認証の防塵機能。血中酸素ウェルネス、心拍計、心電図、心肺機能レベル、睡眠モニタリング、皮膚温計測機能、緊急SOS機能、転倒&衝突検出、高度計測、コンパス、サイレン機能ほか
■タフネスさが不要な人には「Apple Watch Series 8」がNo.1
iPhoneユーザーで「ハードな冒険」などしない、これまでのApple Watchを買い替えたいという人にオススメなのが「Apple Watch Series 8」。コンパクトで着けやすいし、IP6X認証の防塵機能や血中酸素ウェルネス計測機能など充分な機能を備えている。GPSモデルなら5万9800円から。GPS+Cellularモデルでも7万4800円からと、Ultraよりずっとお手頃なのもうれしい。
<アンドロイドユーザーなら絶対コレで賞>
■美しくスタイリッシュなドーム形状のラウンド型Androidユーザーの普段使いには最高の1本
Google
「Google Pixel Watch」(4GLTE+Bluetooth/Wi-Fiモデル:4万7800円、Bluetooth/Wi-Fiモデル:3万9800円)
海外のスマートフォン市場では圧倒的なシェアを誇るAndroidスマートフォン。この OSとスマートウォッチ用OS「Wear OS by Google」の開発元でもあるGoogleが昨年ついに発売した最初のスマートウォッチ。
Androidスマホ専用だからスマホとの連携は完璧。そしてラウンド(丸)型ケース&ドーム型風防のデザインは、どんなスマートウォッチよりも美しくスタイリッシュ。健康管理トラッカーで実績のある「fitbit」のオンラインサービス「Fitbit Premium」の6カ月無料メンバーシップも付いている。なお、単独でも通話や通信ができる「4GLTE + Bluetooth/Wi-Fi」モデルの対応キャリアはKDDIとソフトバンクの2社。
▲交換用のストラップも20種が用意されている(別売)
対応スマートフォン:Google Pixel 全機種と Android 8.0 以降搭載の Androidスマートフォン ケース径:41mm、ケース厚12.3mm。36g(本体のみ)。SSケース。ソフトフルオロエラストマーストラップ。充電式 バッテリー持続時間:最大約24時間、5気圧/水深50m防水(水泳に対応) 主な機能:Fitbitの健康&フィットネス機能(Fitbit Premium6ヶ月間のメンバーシップ付き)、電話、メッセージ、テキストなどの受信通知および返信機能、緊急SOS機能、転倒検出、高度計測、コンパスなど
<本気のビジネスアスリートなら絶対コレで賞>
■圧巻のトレーニング&スポーツアクティビティ機能!ソーラー充電も可能で驚きのバッテリーライフも魅力
GARMIN
「fēnix 7 Sapphire Dual Power」(12万1000円)
独自の高精度なGPS測位技術に各種のセンサー、独自開発のアプリの組み合わせで、アクティビティやトレーニングの情報を細かく記録・分析し、パフォーマンス向上に役立つ情報を提供。さまざまな競技で活躍する世界のプロアスリートから絶大な支持を得ているガーミンのスマートウォッチ。「fēnix 7」はその代表モデル。
プロアスリ ートも納得&満足するスポーツ機能に加えて、ビジネスユースにも充分な機能と上質なデザインを実現。スポーツ好きのビジネスマンの日々のトレーニングや健康管理にもオススメ。タッチセンサーの搭載で使いやすさも前モデルよりアップ。ブランド自慢の驚異的なバッテリーライフもソーラー充電機能の搭載でさらに伸びたのも魅力だ。
▲「Body Battery」は身体の状態を数値やグラフで教えて、休息も促してくれるGARMIN独自の機能。運動で身体を壊す危険を減らしてくれる
対応スマートフォン:iOS 14.0以降を搭載したiPhone。Android OS 6.0以降を搭載したAndroidスマートフォン ケース径:47mm、ケース厚14.5mm。50g(本体のみ)。FRP(ガラス繊維強化プラスチック)+DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングチタンベゼル。シリコンストラップ。デュアル充電式(パワーサファイアガラスによる充電可) バッテリー持続時間:GPSモード・約57時間、スマートウォッチモード・約18日間、バッテリー節約モード・約57日(ソーラー充電なしの場合)。10気圧(水泳対応) 主な機能:さまざまな競技のプロアスリートのニーズも満たす多彩な競技やトレーニング、ジム&フィットネスに対応。血中酸素トラッキング、光学式心拍計、コンパス、温度計、一部のアクティビティ中の事故検出機能、身体のエネルギーやその回復状態を表示する独自の「Body Battery」機能なども搭載
<本気のビジネスアスリートなら絶対コレで賞>
■コンパクトで着け心地軽快!電話やSNSの着信も教えてくれる
Fitbit
「Fitbit Charge 5」(1万9800円)
アプリの追加や削除ができない、電話の通話やSNSの着信は教えてくれるが返信などはできない、GPSナビゲーション機能はない、「健康管理トラッカー」というジャンルの製品だが、コンパクトで着け心地軽快。健康管理やスポーツ・アクティビティの記録・管理をしたいという人にぜひオススメしたいのが、この分野のパイオニアで現在はGoogle傘下のFitbit(フィットビット)から発売中のこのモデル。
コンパクトなリングタイプなので着けやすく、電子マネーのSuicaにも対応しているし、血中酸素ウェルネスをはじめ健康に関するデータ計測機能も充分。バッテリーライフも約7日間と長いので、とにかく使いやすい。
▲皮膚の電気伝導の状態(EDA)から身体のストレスレベルをチェックできるのも、このモデルの大きな特徴。測定には2分間かかる
対応スマートフォン:iOS15以降搭載のiPhone、Android OS9以降を搭載した Androidスマートフォン。 ケースサイズ:縦36.78×横22.79×厚さ11.20mm。15g。アルミ&樹脂ケース、シリコンストラップ、充電式。 バッテリー持続時間:最大7日間、50m防水(水泳に対応) 主な機能:Fitbitの健康&フィットネス機能、血中酸素ウェルネス、心電図計測、心拍計、皮膚温計測によるストレスマネジメント機能、電話、メッセージ、テキストなどの受信通知機能など。fitbitの提供する健康管理アプリ&サービス「Fitbit Premium」の6カ月無料メンバーシップ付き
<G-SHOCKならコレで賞>
■トレーニング解析や身体の回復度の解析も血中酸素レベル計測機能も搭載!
CASIOG-SHOCK
「G-SQUAD DW-H5600」(4万1800円)
G-SHOCKはスマートウォッチのジャンルでは、スマートフォンの専用アプリとつながる「コネクテッドウォッチ」をメインに展開する。そのスポーツライン「G-SQUAD(ジー・スクワッド)」にこの5月、血中酸素レベル(血中酸素飽和度)の測定機能や心拍計、トレーニング解析機能など、アスリート用のスマートウォッチと変わらない、高度なワークアウト機能や健康管理機能を搭載したモデルが登場した。
時計機能自体はソーラー駆動で、その他の機能を活用するためにはUSBで内蔵バッテリーに充電して使う。G-SHOCKの初代モデルを踏襲するデザインやタフネス機能は、G-SHOCKをスポーツ系スマートウォッチのように使いたい人にぴったり。
▲心拍センサーに加えて、血中酸素飽和度(ウェルネス)センサーを新たにケース裏に搭載。ケース裏にはUSB充電端子も装備
対応スマートフォン:iOS 13以降を搭載するiPhone、Andoroid 8以降を搭載する Androidスマートフォン ケースサイズ:縦51.1×横44.5×厚17.4mm。59g。バイオマスプラスチックケース&ストラップ。ソーラー駆動(時計機能)+充電式。20気圧防水。心拍数 主な機能:アクティビティ計測機能、トレーニング分析機能、心拍数、消費カロリー計測、睡眠計測&解析機能(回復レベル表示)、血中酸素レベル計測機能など
※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号20-21ページの記事をもとに構成しています
>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】
<取材・文/渋谷ヤスヒト>
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