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ラドーの新境地を開いた「ダイヤスター」初代から60年。新作も突き抜けた個性は健在

&GP / 2023年8月2日 6時30分

ラドーの新境地を開いた「ダイヤスター」初代から60年。新作も突き抜けた個性は健在

ラドーの新境地を開いた「ダイヤスター」初代から60年。新作も突き抜けた個性は健在

ラドーの数あるコレクションの中でも、際立った個性を放つロングセラーとして知られているのがダイヤスター。初代モデル発売より60年となるコレクションから、今年はスタイリッシュなスケルトンモデルが登場。

自社製スケルトンムーブメントを、独自に開発した新素材“セラモス”で包んだ「ダイヤスター オリジナル スケルトン」(Ref.R12162153、29万9200円)をご紹介します。

さかのぼること60年前、1962年に産声をあげた初代ダイヤスター。おおらかな曲線が近未来感を感じさせるユニークなフォルムは、60年間の歳月を経た今見ても、じつに新鮮。時計愛好者なら誰もが知る、永遠のマスターピースです。

2023年1月、ラドーは名品ダイヤスターの60周年を祝して発売したアニバーサリーモデル(Ref.R12163118)において、ベゼルの素材を、オリジナルモデル以来の“ハードメタル”から、ラドーが独自に開発した新素材“セラモス”へとアップデート。ハイテクセラミックスに約10%の金属合金を混ぜて焼成させた素材は、セラミックスの特性である抜群の硬さと軽さとともに、メタリックな質感と美しい光沢を備えるのが特徴です。


軽く耐傷性と美観に優れた“セラモス”は、腕時計に用いるにはまさに理想的な素材。画期的な新素材“ハードメタル”とともにブランドの新境地を開いたダイヤスターが、60年の時を経て再び、新マテリアルの採用による進化を遂げたというわけです。

新作「ダイヤスター オリジナル スケルトン」も、ベゼルには新素材“セラモス”を使用。また心臓部であるムーブメントには、最大80時間のパワーリザーブを誇るR808自動巻キャリバーを採用。耐磁性と耐久性に優れたニバクロン製ひげゼンマイが、優れた精度を約束します。

これまで他のラドーのスケルトンモデルにも搭載されてきたR808系キャリバーですが、今回のバージョンではアンスラサイトグレーのコーティングが施されているのが大きなポイント。落ち着いた色調のアンスラサイトが、針やインデックスに添えたゴールドの輝きを際立たせ、鮮やかなコントラストとともに視認性を高める効果も果たしています。

風防に用いたサファイアクリスタルには、スクエア型のファセット加工が施されており、ケース内部の緻密な機構を光の変化とともに楽しむことも可能。グラマラスなデザインの中に都会的な印象を感じさせる、モダンな魅力たっぷりのタイムピースです。7月末より発売です。

>> ラドー

<文/&GP>

 

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