ごはんが止まらない!新米をより美味しくする自作“ごはんのおとも”5選
&GP / 2016年9月13日 12時0分
ごはんが止まらない!新米をより美味しくする自作“ごはんのおとも”5選
秋の気配も濃くなり、いよいよ新米シーズンの到来。
本格的に全国の新米が出そろってくるのは10月ごろですが、九州や千葉など早場米の産地の新米は8月前後から出ているものもあります。ちなみに沖縄県にはなんと6月(!)の新米もあるのだとか。
さて、お米だけでも十分に美味しい新米ですが、ナイスなご飯のおともと一緒に食べるとより一層はかどりますよね。
今回は、つくり方は簡単なのに、手作りするととっても美味しい「ご飯のおとも」を5つピックアップ!
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■この季節だけの出会い!「いくら醤油漬け」
新米と時を同じくして旬を迎えるのが、ご飯のおトモ業界最強の呼び声も高い「イクラ」です。
こちらは9月ごろから出回り始める「生筋子」。これをほぐして、醤油ダレに漬けるだけでで美味しいイクラができます。
行程は、ほぐす→洗う→漬ける。
ほぐす部分だけ若干手がかかります。40度程度のお湯に塩を入れ(海水程度のしょっぱさ)、その中で大事にほぐしましょう。
ほぐれたら水を張って洗い、薄皮のカスなどを取り除きます。あとは漬けるだけ!
お醤油に出汁やお酒、お砂糖などを入れて好みの醤油ダレを作ってもいいのですが、スーパーで生筋子を買うとだいたいタレが付いてきますので安心です。
色を明るく仕上げたい場合は、市販の白だしでもOK! 一晩漬けると美味しいですが、3時間あたりで食べても大丈夫です。
自分で漬けるイクラは買うよりかなりお得なので、炊きたての新米にドパッと大量にかけてザブザブと食べましょう。
■塩コーティングバージョンがオススメ!「手作りごま塩」
地味にウマいごま塩。これも家でつくると、簡単かつ美味しいんです。
特にオススメなのが、塩とごまを混在させるのではなく、ゴマのまわりを塩でうっすらとコーティングするタイプ。
塩水を沸かしてごまを投入し、時折かき混ぜながら再びサラサラになるまで炒り付けるだけ。
塩の量はお好みですが、ゴマの4分の1程度以下がオススメです。お水はゴマがヒタヒタになるくらい。
塩分が均等に配されたごま塩は、ゴマの香ばしさや歯ごたえが際立って新米が止まりません!
■北海道が香る!「ホースラディッシュの醤油漬け」
ホースラディッシュあるいはレホールといえばローストビーフの薬味としてお馴染みですが、実は北海道では「ご飯のおとも」としても親しまれる存在です。
それが「山わさびの醤油漬け」。自宅でも、これまた簡単に作ることができます。
ホースラディッシュを買ってきて、すり下ろし、醤油で和えるだけ。
少し甘みとコクが欲しい場合は味醂を足しても美味しいです。
ホースラディッシュ特有の清涼感のある辛味と、そこはかとない山の香りが、ご飯を進ませます。
■家で作るといっぱいできるぞ!「なめたけ」
自分でつくると大変お得なご飯のおともが「なめたけ」。
なめたけを愛しすぎて、瓶詰めがすぐになくなってしまう! という方、ぜひ自作してみてください。
えのきだけを刻んで、醤油と味醂と一緒に火にかけるだけ。
味は後からでも調整できるので、最初に入れる調味料は、キノコ全体が濡れる程度で十分です。
キノコからジブジブと水分が出てきますので、好きな粘度になるまでゆっくり煮ましょう。市販のものより、あっさりと朴訥な味のなめたけができます。
■オーソドックス鉄火丼で行こう!「マグロの漬け」
お米好きにはたまらない丼物。新米を楽しむなら、味わいがヘビー過ぎず、かつ、ご飯の甘みをキュッと引き立ててくれる鉄火丼はいかがでしょうか。
しつこいようですが、これも大変簡単です。買ってきたマグロのお刺身を、お醤油に漬けるだけ。
お醤油に日本酒を入れて煮切り(加熱してアルコールを飛ばす)冷ましてから漬けたり、わさびを溶いたりすると、さらに風味が上がります。
すでに切ってあるお刺身を漬ける場合は、すぐに味が染みるので、漬け時間はものの5分で十分です。
さあ、どんと来い新米!
最近は少量から買うことができるお米屋さんも多いので、各地の新米を順番に食べて日本列島縦断…なんてチャレンジもいいかもしれませんね。
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(文/くぼきひろこ)
くぼきひろこ/ライター
美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。
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