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iPadのロック画面でウィジェット丸見えになってない? プライベートな情報を見えなくする方法|iPad Hacks

&GP / 2023年10月15日 19時0分

iPadのロック画面でウィジェット丸見えになってない? プライベートな情報を見えなくする方法|iPad Hacks

iPadのロック画面でウィジェット丸見えになってない? プライベートな情報を見えなくする方法|iPad Hacks

【iPad Hacks_50】

iPadOS 17がリリースされてから、早1ヶ月が経ちました。うっかり忘れていたという人も、そろそろ新バージョンへのアップグレードを行い、新機能をじっくり試したいところ。

本稿では、iPadOS 17で追加されたロック画面へのウィジェット配置について、改めて設定手順やポイントを確認していきたいと思います。ぜひお手元の端末を動かしながら、新機能をチェックしてみてください。

※本記事で紹介する手順は、iPadOS 17.0.3のものです。バージョンによっては手順が異なる可能性があります。

 

■iPadOS 17ではウィジェット関連機能が強化

まず、iPadOS 17におけるウィジェット関連機能のアップデートについておさらいしておきましょう。覚えておきたいポイントはふたつあります。

1つ目は、ホーム画面などに設置するウィジェットが“インタラクティブ”なものに変わったことです。従来のバージョンにおいても、ホーム画面にウィジェットを配置すること自体はできました。しかし、iPadOS 17では、設置したウィジェットから直接アプリを操作できるようになっています。

例えば、従来のバージョンは、ウィジェットでタスクのリストを確認できたものの、ウィジェットをタップしても、「リマインダー」アプリが起動するだけで、タスクにチェックを付けることはできませんでした。しかし、iPadOS 17では、「リマインダー」のウィジェットにあるタスクをタップすると、そのタスクをチェックした状態に変わります。

▲iPadOS 17では、ロック画面にもウィジェットを配置できるようになった。横向きの場合、左端の縦長のスペースに複数のウィジェット類を配置できる(画像出典:Apple)

2つ目は、ホーム画面だけでなく、ロック画面にもウィジェットを配置できるようになったこと。本稿では、この新機能について確認していきます。

 

■ロック画面のウィジェットを編集する

ロック画面をカスタマイズするには、ロック画面が表示された状態で、画面を長押しします(iPadのホーム画面で上辺を下へスワイプすると表示される「通知センター」の画面を長押ししてもできます)。

▲ロック画面を長押し

▲「カスタマイズ」をタップし、ここでは「現在の壁紙をカスタマイズ」を選択した

画面下部に「カスタマイズ」というボタンが表示されるので、これをタップ。吹き出しが表示されたら「現在の壁紙をカスタマイズ」をタップします。あるいは、画面に「ロック画面」と「ホーム画面」という2通りの画面が表示されたら「ロック画面」の方を選択しましょう。これらは設定状況によって異なります。

編集画面が表示されたら、左端にウィジェットを配置するための縦長のスペースが表示されているので、これをタップします。

▲「ウィジェットを追加」の部分をタップ

配置できるウィジェットが一覧で表示されます。タップや、ドラッグアンドドロップなどの操作で、配置したいウィジェットをセットしていきましょう。セッティングが終わったら、編集画面右上にある「完了」をタップして終了です。

▲ウィジェットを配置。セッティングが終わったら、編集画面右上の「完了」をタップ

▲ウィジェットが配置された状態

ちなみに、時刻表示のうえにある日付も、タップすることで、別のウィジェットに変更できますよ。

 

■横向きと縦向きは別々に設定する必要がある

これで設定完了…と思いきや、iPadを持つ位置を変えると、ウィジェットが見えなくなってしまいます。

実はロック画面のウィジェットは、iPadを縦向きで持った場合と、横向きで持った場合について、それぞれカスタマイズする必要があるのです。

設定手順は、先述したとおり。端末を縦向きに持ち直してから、先ほどと同様の操作を行なって、縦持ち用のウィジェットも忘れずにセットしておきましょう。

▲縦向きの場合には、横長のウィジェット表示スペースが用意されている。編集中の画面(左)と、設定後の画面(右)

 

■ロック画面でプライベートな情報を見られないようにするには

ロック画面のウィジェットについて、ひとつ注意しておきたいのは、設定によっては、iPadにロックがかかっている状態でもウィジェットの情報が表示されるということ。

これでは、端末のロックを解除していなくても、例えばカレンダーに登録してあるイベントなどを、他人が閲覧できてしまいます。

プライバシーが気になるという場合には、設定を操作して、対策しておきましょう。

具体的には、「設定」アプリで「Face IDとパスコード」などの欄をタップ。認証をクリアしてから、「ロック中にアクセスを許可」の欄にある「ロック画面のウィジェット」のスイッチをオフにしておきましょう。

▲「設定」アプリで「Face IDとパスコード」の画面を開き、「ロック画面のウィジェット」のスイッチをオフに

▲ロックされた状態だと、一部のウィジェットが非表示になった

関連したところでは、同じく「“今日の表示”と検索」のスイッチもオフにしておくことをお勧めします(※「今日の表示」はロック画面を右スワイプして表示されるウィジェット群のことです)。

*  *  *

ロック画面のウィジェットを設定しておけば、カレンダーや天候などを一目で確認したり、ショートカット機能に素早くアクセスしたりできます。iPadを使う上でそこまで重要なテクニックではないかもしれませんが、ぜひご自身のスタイルに合った活用法について考えてみてください。

>> [連載] iPad Hacks

<文/井上 晃

井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X(Twitter)

 

 

 

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