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2023年最も話題の最新キット、タミヤ「F-35B ライトニングII」を製作!【達人のプラモ術<F-35B ライトニングII>】

&GP / 2023年11月11日 7時0分

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2023年最も話題の最新キット、タミヤ「F-35B ライトニングII」を製作!【達人のプラモ術<F-35B ライトニングII>】

【達人のプラモ術】
タミヤ
1/48 傑作機シリーズ No.125

「1/48 ロッキード マーチン F-35B ライトニングII」
01/06

今回は、9月30~10月1日に東京ビックサイトで開催された第61回全日本模型ホビーショーにおいてタミヤが発表し、大いに注目を集めたロッキード マーチン F-35B ライトニングIIを製作します!(全6回の1回目)

タミヤ
1/48傑作機シリーズNo.125
「1/48 ロッキード マーチンF-35B ライトニングII」
1万780円
2023年12月発売予定

長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTube
モデルアート公式チャンネル」
でもレビューを配信中。

 

■最新キット「1/48 ロッキード マーチン F-35B ライトニングII」を製作!

タミヤは2022年末に1/48でF-35AライトニングIIを発売しました。第5世代となる最新鋭ステルス戦闘機を、特徴的な機体形状から細部に至るまで再現。そしてユニット化による明解な部品構成での組み立てやすさを実現し、タミヤテイスト満載のキットということで、大いに注目を集めたのはまだ記憶に新しいところですが、その興奮も冷めやらぬ今年2023年の全日本模型ホビーショーにおいて、短距離離陸/垂直着陸性の持つF-35Bの発売を発表しました。

B型と言ってもA型のバリエーション違いでしょ? 基本同じ飛行機だからA型のキットにちょっとパーツを追加しただけじゃないの? いやいや違います。B型のディテールを正確に再現したことにより、パーツの7割が新規設計というキットなんです。

発売は12月初旬を予定していますが、今回は先行して6回にわたりキットを製作、紹介してしていきます!

 

■F-35B ライトニングIIってどんな戦闘機?

F-35はひとつの基本設計を基に、通常離着型のA型、そして短距離離陸・垂直型のB型は、さらに艦上機型のC型の3タイプが存在します。

アメリカ空軍の統合打撃戦闘機(JSF/ジョイント・ストライク・ファイター)計画に基づいて開発された、第5世代の単発単座ステルス多用途戦闘機です。

JSF計画とは、高騰する新型戦闘機の開発費を抑えるために、各軍の新型機の開発を一本化して、戦闘機・戦闘攻撃機・対地攻撃などマルチで使える機体を開発。アメリカを中心にイギリス、カナダ、及びそれらの同盟国で採用していこうという計画です。現在、日本の航空自衛隊を含め現在9ヵ国が参加しています。

そして今回モデル化されたF-35Bは、海兵隊で採用されていたハリアー IIの後継機として使用するため、STOVL(短距離離陸・垂直着陸)性能を持たされたタイプです。

▲STOVL機能を有しているので長い滑走路を使うことなく垂直着陸が可能だ

機体尾部のエンジンダクトノズルが90度折り曲がり、噴射面を地面に向けることが可能になっていて、さらにコクピット後部のハッチを開き、機体中央のリフトファンを作動させることで垂直方向への推力を発生させ、極めて短い距離での離陸が可能に。そしてこの機構を使うことで垂直着陸も可能となっています。

A型と同じく高いステルス性能と兵装を胴体内に収納できるウエポンベイを持ち、STOVL機としては世界初の超音速飛行(最高速度マッハ1.6)を可能としています。

航空自衛隊もA型に続いて、2019年8月にB型導入を決定しています。

 

■F-35Bのキットに見るタミヤの本気を徹底検証!

1/48スケールのタミヤ「F-35B ライトニングII」ですが、キットは駐機状態、短距離離陸状態、垂直着陸状態の3つの形態の中から1種類を選んで組み立てることができます。

特にエンジンダクトノズルを90度折り曲げ、胴体のリフトファンを展開しホバリングしながら機体を垂直に着陸させる垂直着陸状態は、エンジンダクトノズルをはじめ細部まで忠実にモデル化。全ての扉を開閉状態が選べるよう部品が分割され、実機通りに再現することが可能になっているところが、メカフェチには堪りません。カッコ良いです!

また今回、専用の展示スタンドが付属しているので、STOVLでのホバリング状態も再現できるのもポイントなんですが、脚柱は接地状態とホバリング中の無加重で伸びた状態のパーツも付属! このこだわりは見逃せません!

コクピットには再現度の高いGen III HMD(ヘルメット・マウント・ディスプレイ)を装備したパイロットフィギュア一体が付属。ヘルメットはHMDを通じて戦闘機外部に付けられたカメラの映像を映し出せるようになっていて、たとえば下を見下ろせば戦闘機の床の向こう側を、後ろを振り向けば戦闘機の後ろ見ることができるそう。ちなみに価格は40万ドル!

▲キットは駐機状態、短距離離陸状態、垂直着陸状態の3つの形態の中から1種類を選んで組み立てられる

▲胴体パーツの場合、通常のキットではパーツの中央部分からプラスチックを流し込んで成形するのだそうだが、それだと繊細なモールドで再現されている機体表面に流し込み口の跡がついてしまうため、F-35ではパーツ周囲から流しこむように成形しているのだそうだ

▲F-35B最大の特徴でもある偏向エンジンノズルは組み立てやすさも考えたパーツ分割を考慮されており、F-35Aに比べて短い形状のエンジンノズルもしっかり再現されている。細かく見ていくと、機体中央リフトファン下部の偏向ルーバーも飛行状態に応じて形状が異なる2種類が用意されている

▲脚柱は接地状態とホバリング中の無加重で伸びた状態のパーツを選択できる

▲前縁フラップやテールロンは短距離離陸/垂直着陸時に合わせて、ポジションを好みの位置で組むことができる

▲付属のスタンドは取り付け口に磁石がついており、使用しない際にはパーツで取り付け穴を隠せるように配慮されている

▲コクピットは細部のディテールに至るまでF-35Aとの違いを精密に再現されており Gen III HMDを装備したパイロットフィギュア一体が付属する

 

■まずどのタイプを組むかを決める

インストは組み立ての解説のみで58ページ! 飛行機モデルの解説書としてはボリューム満点であります。でも駐機状態、短距離離陸状態、垂直着陸状態どのタイプを組むかで分かりやすくなっているのでご安心を。

今回は悩みましたが、B型の特徴でもある垂直着陸状態、機体のリフトファンカバーが開いた状態でスタンドモデルとして製作していこうと思います。

またデカールはアメリカ空軍をはじめ3か国7種類が付属しており、海上自衛隊の自衛艦『いずも』で着艦訓練をおこなったアメリカ海兵隊VMFA-242バッツ指揮官機のデカールが付属しているのもうれしい限り。ステルス機は塗装は地味ですが、F-35Bはリフティングファンのカバー内側に、国籍マークや派手な部隊マークが入れられているのが楽しいですね。

▲インストは3種類それぞれがわかりやすく掲載されている

▲ちなみにインストは組み立て解説部分で58ぺージ!

▲今回は垂直着陸状態をチョイス

▲B型は大型のリフトファンを胴体内部に装備したため、ウエポンベイがA型に比べてやや狭い、キットではサイズの違いが正確に再現されている。画像左側が新規金型で新たに作られたB型のウエポンベイパーツ、右がA型のウエポンベイパーツ

▲昨年発売された「1/48 ロッキード マーチン F-35A ライトニングⅡ」(9680円) こちらもA型の決定版だ。今回のB型と並べたくなる

▲先に発売されているF-35Aと今回のF-35Bは箱の縦横サイズは同じだが、厚みがこれだけ違う。この箱にパーツがぎっしり詰まっている

▲B型の機首周り。コクピット後方にリフトファンを装備しているためキャノピー形状が異なる

▲A型の機首周り。コクピット後部から胴体にかけての形状がB型と異なるのが分かる

▲B型の特徴でもある大型のリフトファン、後部のインテーク内部には、エンジンとつながるカバー付きのシャフトが再現されている(画像はタミヤの作例)

▲ステルス機なのでウエポン類は胴体内部のウエポンベイに収納される。ここは見せ場のひとつ。またキットは、ステルス性能を犠牲にしてでも搭載量を最大限に活かした、主翼下面にウエポンを搭載する“ビーストモード”での製作も可能だ(画像はタミヤの作例)

▲デカールはアメリカ空軍をイタリア、イギリスイタリアなど3か国7種類が付属している

▲F-35は意外に小さい? 兵装ベイに武装を内蔵するため胴体に厚みがあるのと、機首が短いという印象から機体サイズが把握しづらいのだが、実際はF-4ファントムよりひと回り小さい感じだ

 

■ヒコーキ好きモデラーの戯言…

実は、当初ズングリムックリでカッコよろしくないなぁ思っていたF-35なんですが、最近ちょっと見直しましてですね。その理由がタミヤのボックスアートなんですね。A型にしても、今回のB型にしても、ボックスアートは機体の特徴が迫力満点に描かれていて、これが実にカッコよろしいんですよ。購入意欲をそそられちゃいます。

で、唯一不満なのが、これは仕方がないのだけれど、F-35はロービジ塗装(Low visibility/低視認性塗装)なので、どこの国も機体は基本的に同じ塗装だし、マーキングも地味なモノトーンばかりなんですよね。

今回のB型では、ちょっと派手なデカールも付属していますが、派手なマーキング大好きアメリカ軍のパイロットもよく我慢してんなー、とつくづく思います。スケールモデル的にもロービジ塗装は悩ましいですが、そこが面白くもあり、またモデラーの腕の見せどころ、個性の見せどころで楽しいんですけどね。ということで今回はここまで。

次回も1/48 F-35Bの製作を進めます。乞うご期待!

▲次回製作スタート! まずはコクピットから!

>> [連載]達人のプラモ術

<製作・写真・文/長谷川迷人>

 

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