アウターにもインナーにもなる万能着。ひとつあると何かと重宝するライトダウンジャケット5選
&GP / 2023年11月28日 21時0分
![アウターにもインナーにもなる万能着。ひとつあると何かと重宝するライトダウンジャケット5選](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/goodspress/goodspress_570994_0-small.jpg)
アウターにもインナーにもなる万能着。ひとつあると何かと重宝するライトダウンジャケット5選
【大活躍間違いナシ!2023年最新冬アウター特集2】
一着あると何かと重宝するのが「ライトダウンジャケット」です。その名の通り、薄手で軽いのが特徴で、秋の終わりや冬の初め頃にはアウターとして使えて、寒さの厳しい時期にはインナーとして活躍。でもってまだ肌寒い春の初め頃は再びアウターに…と、ロングシーズンの活躍を期待できる万能アイテムなのです。
ただ、あくまで防寒ギアですから、保温性は譲れないところ。その点、近頃はアウトドアブランドを中心に、600~800フィルパワーのダウンが封入された保温性に優れたライトダウンが急増中。デザインに関しても、キレイめなスタイリングにもマッチするシンプルデザインのものが目立ちます。
ときにはインナーに、ときにはアウターに。冬のワードローブを活性化させるアイテムとして一着持っておいて損はないアイテムです。
1. 暖かくて着こなしも自由自在!インナーダウンの注目株
TAION(タイオン)
「ベーシック クルーネックボタン インナーダウンジャケット」(7920円)
スタイリッシュな高品質インナーダウンを幅広く展開する『タイオン』。その名を世に知らしめた相手、宇が定番のインナーダウンジャケットです。暖かさにも定評があり、中わたにはかさ高のある800フィルパワーの上質ダウンを使用。
初冬はシャツやカットソーの上に、寒さが厳しい時期はジャケットやコートのインナーに、と幅広い着方ができる万能アイテムです。
シンプルなデザインですが、ディテールにはこだわりが満載。着脱が簡単なフロントのYKK製プランサーボタンをはじめ、両脇のファスナーポケット、風が入りにくい袖口のストレッチパイピングテープ、持ち運びに便利な収納袋など防寒ギアとしての完成度もハイレベル。
また、ネックはインナーに干渉しにくいクルーネックのノーカラーとコーデのしやすさもポイントです。
>> TAION
2. シンプルなデザインに秘められたアウトドアマンの知恵
Mont-bell(モンベル)
「スペリオダウンジャケット メンズ」(1万7050円)
アウトドアマンから絶大な信頼を集める「モンベル」はダウンジャケットも名作揃い。中でも人気が高い一着が、タウンユースでも重宝するこちらのダウンジャケットです。
高品質な800フィルパワー・EXダウンと超軽量ナイロン素材を組み合わせることで、優れた保温性と約190gという軽量性を両立。初冬はアウター、寒さの厳しい時期はインナーとして、幅広いシーズンで活躍します。
表生地は10デニールのバリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ。丈夫なうえ、表面にははっ水加工・帯電防止加工が施されています。
また、スタッフバッグも付属しているので、外出や旅行の際などにバッグにしのばせておくのもアリ。ほかにも独自のキルティングパターンやあごに当たらないフロントジップなど随所に工夫が凝らされています。
>> Mont-bell
3. ユーザーにも環境にも優しいドイツブランドの高品質ダウン
Jack Wolfskin(ジャック・ウルフスキン)
「アジア ピルヴィ ダウンジャケット」(3万3000円)
1981年に創業したドイツのアウトドアブランドが作るライトダウンは素材へのこだわりが光ります。約335g(サイズL)と軽量ながら、中わたの700フィルパワーダウンによって優れた保温性を実現。
さらに表地に使われたマットなリサイクルポリエステルタフタは、独自開発のテクノロジーであるテキサシールド・プロによって、撥水性、防風性が高められています。
また、ドイツブランドらしく環境にも配慮しており、中わたには非人道的な扱いを受けていない水鳥から採取された羽毛であることを示す国際認証・RDSを取得したダウンが使用されています。
使い勝手もよく、同ブランドのレイヤリングシステムである3-in-1システムのライナーとしても活用できます。風の流入を防ぐ裾のギャザーなど機能性ディテールも随所に見られます。
4. ブラック×レッドのツートンカラーが街に映える機能美ダウン
Marmot(マーモット)
「750フィルパワープライムダウンジャケット」(1万9800円)
「FOR LIFE(生還する為のプロダクト)」というコンセプトを掲げるアメリカのアウトドアブランドはライトダウンも質実剛健です。表地は丈夫で防水性の高い20デニールのナイロン生地で、中わたには750フィルパワーのダウンを使用。
なお、ダウンは撥水加工が施されており、水濡れを防いで保温性の低下を防ぎます。アウターとしても使えるスペックながら、比較的薄手で軽量なため(約285g)、アウターのライナー代わりに使うことも可能です。
デザインも秀逸で、黒と鮮やかなレッドのツートンカラーがスタイリングのアクセントに。体にフィットするよう設計されたキルティングパターンは保温性アップにもひと役買います。
両サイドのハンドウォーマーや裾を絞れるドローコードなど、アウトドア仕込みの「マーモット」らしいディテールが随所にも注目。
>> Marmot
5. 動きやすさと保温性を両立。トレンドのアースカラーもポイント
Columbia(コロンビア)
「ウエストリッジダウンジャケット」(1万9800円)
今年で創業85周年を迎えたアメリカ・オレゴン生まれの『コロンビア』。あまたの名作ダウンの中でも、特に人気が高い一着が「ウエストリッジダウンジャケット」です。
すっきりとしたシルエットがボディにフィットして動きを妨げず、かつRDS認証を受けた650フィルパワーのダウンが高い保温性を発揮します。
マットな質感の柔らかいポリエステルファブリックは、撥水機能を持つ独自のオムニシールド。このテクノロジーによってダウンを水濡れから守り、保温力の低下を防ぎます。
また、泥などもはじくため、汚れを防ぐ効果も。付属のスタッフバッグに収納して持ち運べるパッカブル仕様なのも見逃せません。
>> Columbia
* * *
今シーズンもさまざまなブランドでライトダウンが大豊作に。アウトドアブランドだけでなく、「タイオン」のようなインナーダウンに特化したブランドも存在感を見せています。
人気の理由はやはり、アウターにもインナーにもなる万能ウエアであること。さらにロングシーズン使えるウェアであり、コンパクトに丸めて携帯できることも考えれば、できるだけ上質なダウンが使われたモノを買っておいた方が当然お得!
カラーはコーディネートのしやすさを考えてベーシックなカラーを選ぶも良し、差し色になるようなビビッドカラーを選ぶも良し。優れたライトダウンは、防寒ギアとしてだけでなく、大人のお洒落にも恩恵をもたらしてくれるでしょう。
<文/押条良太 メイン写真/五十嵐 真>
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