日本デビュー10周年を迎えたゼログラムが日本の山岳シーンを想定した限定ギアを開発!
&GP / 2024年3月7日 21時0分
日本デビュー10周年を迎えたゼログラムが日本の山岳シーンを想定した限定ギアを開発!
2012年、ライトバックパッカー向けアウトドアブランドとして韓国にて産声をあげたZEROGRAM(ゼログラム)。優れた軽量性と機能性、そして環境負荷へのきめ細やかな配慮で多くのファンの支持を集めています。
2024年はそんなZEROGRAMの日本デビュー10周年にあたる特別な年。節目の年を迎えるにあたって、この春特別仕様の限定モデルが登場予定。ひとつはブランドの代表作である超軽量テントEl Chalten(エル・チャルテン)を、設営撤収容易な独自構造はそのままにさらにスリム化したソロサイズモデル。もうひとつはサステナブルな素材使いと驚異的な軽さで好評を得た45Lバックパックをベースに、さらに使いやすく進化させた特別バージョンです。
日本市場においても2014年のデビュー以来、軽さと利便性を備えたULギアで多くのロングハイカー、スルートレッカーの心をとらえているZEROGRAM。10周年を記念して新たに登場するのは、日本の山岳フィールドを意識した限定モデルです。
まず「El Chalten 1p ZEROBONE」(8万4700円)は、ブランドのアイコニックな存在となっているEl Chaltenシリーズより初めて登場するソロサイズテント。同シリーズでは1.5Pモデルが最小となっていますが、これよりさらに奥行きと高さを抑えたスリムモデルです。
フライシートとインナーテント、フットプリントを連結させた独自設計はそのままに、インナーサイズを長さ210×奥行き80×高さ96cmまでダウンサイジングし、本体重量もミニマム構成であれば1036gまで軽量化。さらに全てのパーツと機能をあらためて見直すことで、日本の山岳シーンにおいて年間を通じて利用できる仕様に生まれ変わっています。
またテントの両サイドに前室と出入口を設けているのも、1人用山岳テントとしては珍しいもの。コンパクトながら居住性と機動力に優れた軽量ダブルウオールテント、あたたかみを感じさせるブラウンの幕体に、鮮やかなブルーを合わせた洗練されたカラーも魅力です。発売は5月末予定。
また「LOST CREEK UL40(45L)SP」(4万7300円)は、ボディ重量わずか600gという驚きの軽さを実現したロールトップ型バックパック「LOST CREEK UL40(45L)」をベースとした特別仕様モデル。
本体外寸は32×75×25cmで容量45L。全体のサイズやシルエット、環境にやさしい再生ナイロンの使用などに関しては従来モデルとほぼ同等ですが、日本国内ユーザーから寄せられた意見に基づいて、ディテールにおいてきめ細やかな進化を果たしています。
例えばサイドポケットは行動中でもアクセスしやすいよう修正され、要望の多かったトレッキングポールやピッケルなども取り付けられるよう仕様を変更。さらにテント泊での縦走もこなせるよう耐負荷は従来モデル+2kgとなるmax14kg(推奨12kg)まで対応、ボトムは泥などの汚れが付着しにくい仕様に変更されるなど、さまざまな部分で実用シーンを考えたアップデートが施されています。
現在公式オンラインストアでは品切れとなっている45Lモデル、すでに持っている人はもちろん、購入を逃してしまっていた人にとっては嬉しいチャンス到来といえそうです。サイズはカーキ1色で、発売予定時期は4月末予定です。
>> ZEROGRAM
<文/&GP>
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