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いま“中免”で乗れる輸入車が激アツ!【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

&GP / 2024年4月5日 20時0分

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いま“中免”で乗れる輸入車が激アツ!【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

輸入車といえば、大排気量という印象を持っている人も少なくないはず。乗るなら大型二輪免許が必要で、1995年以前は運転免許試験場での実技一発で合否が決まっていたため、ライダーにとって憧れの的であり、「いつかは輸入車」と熟練になるまで容易く手が出せる存在ではなかったのだ。

しかしここに来て、海外メーカーがアンダー400㏄モデルを続々と発売し、日本への上陸ラッシュが相次いでいる。中でももっとも注目したいのが、日本でなら軽二輪(250cc以下)扱いとなるBMWの新型電動モデル「CE 02」だ。

アップハンドルにスケートボードのような真っ平らなシート、極太タイヤなど、その姿はBMXをそのまま大きくしたかのような斬新なもの。燃料タンクやエンジンがないからこそできる奇想天外のスタイルは、若者に人気のあるエクストリームスポーツからデザインエッセンスを採り入れている。

BMWはこれを新ジャンル「eパルクーラー」と呼ぶ。トレーニングのメソッドやアーバンスポーツとして注目を集めている「パルクール」は、走ったり跳んだり登ったりという動きの中で、宙返りなどアクロバティックなアクションを連発して魅せる新しい競技だ。「CE 02」もまた、都会を自由な発想で駆け抜けて移動を楽しんでもらおうと願い、設計・開発している。

停止から50㎞/hまでの加速はわずか3秒と瞬発力があり、ストップ&ゴーを繰り返す市街地走行が得意。四輪EVの持つバッテリー制御や回生ブレーキといった先進技術と、スポーツバイクで培った軽快なハンドリング性能が見事に融合している。

国産車が独壇場だったクラスに英米の黒船が来航する中、ジャーマンプロダクトが精巧さと先進性を兼ね備えつつ、まもなく上陸を果たす。価格次第では、多くのバイク好きを虜にするはずだ。

モーターサイクルジャーナリスト/青木タカオさん
本誌連載「二輪語ルシス」でお馴染みのバイクのプロ。世界各国を飛び回り、メーカー・タイプ問わずあらゆるバイクに精通している。著書に『図解入門 よくわかる 最新バイクの基本と仕組み』(秀和システム)など

<NEXT HIT>

■BMWが提案する電動のBMX!? 軽快な走りはXスポーツ譲り

BMW
「CE 02」(価格未定)

石畳が残るリスボンで乗りましたが、凹凸が激しく滑りやすい路面も力強くダッシュし、走破力の高さに脱帽です!!(青木さん)

BMWが新たに開発した電動シティコミューター。最高出力15PS、最高速95㎞ /hは150㏄クラス程度の動力性能。日本では高速道路も走れる軽二輪登録となり、持ち前の機動力を都市部で存分に発揮できる。発売日は未定だが、日本導入は間違いない。

▼ハンドルのボタンでスマホの操作が可能!

スマートフォンの専用アプリが、ナビやバッテリー残量など様々な情報を表示。ホルダーやUSB-Cポートが備わり後付け感がないのも秀逸で、操作はグローブをしたままでもできるようハンドルのボタンでも行える

▼ステップは前後2ポジション

ギヤ操作要らずだから、リラックスしてゆったりと乗るならフォワードコントロール、アグレッシブなスポーツ走行ならバックステップと、状況や好みによって使い分けOK。シート高750mmで足つき性もバツグンに良い

▲48Vリチウムイオンバッテリーを2つ搭載。付属の専用充電器を使えば、家庭用電源にて140分で80%、210分で100%のフル充電が可能

▲前方へせり上がったシート形状のおかげで、ニーグリップがしっかりとでき、スポーティな走りにも対応しているのが嬉しいかぎり

▲取り回しのしやすさは異次元! リバースボタンがあり、狭い路地や駐輪所などで後退したい時に重宝する。最大3㎞/hに抑えられ安全だ!

 

<BEST BUY>

■ハーレーらしさはトラッカースタイルに宿っている!

HARLEY-DAVIDSON
「X350」(69万9800円)

オレンジはハーレーのダートトラックレーサーが採用し続ける伝統色。マニア垂涎のXRから継承してます(青木さん)

ビッグバイクの代名詞とも言われたハーレーからセンセーショナルなデビューを果たした1台。伝統のVツインにこだわらず、伸びやかなパワーを伴いつつ高回転へ至るパラレルツインエンジンを新開発。コントローラブルな前後17インチホイールを軽量コンパクトな車体に搭載。

 

<BEST BUY>

■クラスを超えた高級感とハイスペックな装備で走りも一流

TRIUMPH
「SCRAMBLER 400」(78万9000円)

タフなのは見た目だけではありません! 倒立フォークにラジアルマウントキャリパーの足まわりは一線級です!!(青木さん)

ナックルガードをセットしたワイドなハンドルバーやストロークの長いサスペンション、セミブロックパターンのタイヤなどで荒れた路面もなんのその。遠くまで見通しの効く高い視線と、長距離でも疲労の少ないアップライトなライディングポジションも大きな魅力。

 

<NEXT HIT>

■これぞ渇望していたスタイル!日本上陸が待ち遠しい!!

ROYAL ENFIELD
「BULLET 350」(価格未定)

1932年に初代誕生のブリットは名門の誇る由緒ある血統。レトロファンの多い日本でもヒット間違いなしです!(青木さん)

鉄のフレームに、味わい深い鼓動感やトルクフィールを生むロングストローク設計の空油冷単気筒エンジンを搭載。ティアドロップ型の燃料タンクやタイガーアイと呼ばれる小型ランプ、段付きダブルシートなど、伝統的なスタイルを現代に継承している。

※2024年3月6日発売「GoodsPress」4月号62-63ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

<文/青木タカオ>

 

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