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元ゲーマーの血が騒ぐ! 遊びも仕事もこなす「ゲーミングノートPC」、最大のメリットはカスタム性の高さ

&GP / 2024年4月3日 18時0分

元ゲーマーの血が騒ぐ! 遊びも仕事もこなす「ゲーミングノートPC」、最大のメリットはカスタム性の高さ

元ゲーマーの血が騒ぐ! 遊びも仕事もこなす「ゲーミングノートPC」、最大のメリットはカスタム性の高さ

「eスポーツ」がすっかりと定着し、ゲームの世界はテレビの据え置き機だけでなくパソコンでも遊べるのが当然という時代になりました。

学生のころディープなゲーマーだった筆者も、オジサンながらときどき昔を懐かしんで、再びゲームの世界に浸りたくなります。

そこで今回、まだ未発表、未発売のエイサーのゲーミングブランドPredatorから最新ゲーミングノートPC「PREDATOR HELIOS NEO 16」を試す機会を得たので、レビューしていきたいと思います。

■最大の特徴は最新の「第14世代Intel Core i7」と「RTX 4070 Laptop GPU」を積んでいること

▲本体裏側のカバーにはネオンに光るプレデターロゴを

そもそもゲーミングパソコンとは、高度なグラフィック処理能力と高速な処理速度を備え、主にゲームをプレイするために特化されたパソコンです。特に「GPU」と呼ばれるグラフィックボードに搭載されている演算用のプロセッサのおかげで、通常のマシンでは稼働できないゲームもサクサク動きます。

以前、これを知らずにPC用ゲームのプラットフォームでソフトを購入したものの、途中で動かなくなり、泣く泣く諦めたことがあります…。

今回使用したエイサーの「PREDATOR HELIOS NEO 16」は、最新かつハイエンドとなるCPUの「インテル Core i7-14700HX プロセッサー<第 14 世代>を搭載。最大クロック速度は5.5GHzで、より多くのタスクに対応します。

CPUがバックグラウンドタスクを目に見えない形で処理するため、ゲーム、ストリーミング、録画がスムーズに行えるといった特徴があるとのこと。

▲背面に電源アダプター挿入口、HDMI、USB-C×2

また前述のGPUには、「NVIDIA GeForce RTX 4070 ラップトップGPU」を採用。AIを搭載しており、かなりの高パフォーマンスを発揮してくれます。これだけのハイスペックマシンがノートパソコンで可能になるとは、時代は進化したなあと感慨深いものがあります。

▲両サイドにもポートあり。USB 3.2 Gen 2×2、Thunderbolt 4、3.5 mm headphone/speaker jack、

さて、ワクワクしながら約2カ月間使ってみたところ…。

 

■仕事にも応用できるハイスペックマシンに感動すら覚える

ファーストインプレッションは「すっごいヌルヌル動く!」ということ。インターネットサーフィンしていると、画面スクロールの際のリアクションがスムーズすぎて驚きました。アプリの立ち上げも爆速だし、仕事で使うAdobe系のソフトもガンガン動いてストレスフリー。

▲裏面は排熱が可能な大口のメッシュ形状に。大型ファンが配されている

まあ仕事なんて放っておいて、とにかくゲームだ! というわけで最新ゲームを漁り、FPS、RPG、SLGなどいろいろと物色。目移りするので、片っ端から購入してみたところ総額2万円を超えるという…やり過ぎた。

とはいえ童心に帰り、深夜にゲーム三昧。もちろんどのソフトも実に快適に遊べるし、今まで仕事用で使っていたノートパソコンとは明確に違うことを実感。そして意外だったのが、サウンドクオリティがとても高いこと。

オーディオデバイスには「DTS X:」を採用し、音響心理学とHRTF(頭部伝達関数)データを利用した最新のアルゴリズムを持っており、ゲーム別にサウンドモードを調整しているとのこと。

おかげでNetflixなどのエンタメ系動画とも相性抜群で、もうどっぷりメディア漬け。ゲーム→映画→音楽鑑賞→ゲームの無限ループにハマり睡眠不足の毎日に。

このパソコン…時間ドロボーじゃない?(笑)

 

■デメリットは遊びを止められないところ?

と、ここまで使い倒してみたところ、メリットはたくさんあるのですが、やはりデメリットも見えてきました。まず本体重量が2.8kgでかなり重い部類のパソコンであること。

外出の際に携行するには気合いが必要な重さといえます。まあ性能の高さと引き換えには仕方ないのかなと思うところもありますが、家の中で置き場所を変えるくらいが最適かと。

▲本体サイズはW357.78xD278.63xH25.95/27.85mm。ディスプレイは16インチ

それに付随して、電源アダプターが巨大なこともまた、置き場所を限定する要因になります。コード自体も太く、接続部分が本体裏にあるため奥行きに余裕がある場所でないと設置できません。もちろんコードレスでの使用も可能ですが長時間となるとバッテリー残量が気になってしまいます。

そして前述したエンタメ系との相性が良すぎるというポイント。動画編集なども難なくこなす高スペックマシンですが、ついつい遊びに走ってしまい、仕事が手につかなくなるというデメリットが…。いや、そんなの自制すればいいだけだろという話なのは分かっています(笑)

■カスタム性の高いアプリが面白い

▲「PredatorSense™ 5.0ユーティリティアプリ」の画面

最後に、「PREDATOR HELIOS NEO 16」専用のアプリを。ゲーミングノートPC感を最も体験できると言っても過言ではありません。プリインストールされている「PredatorSense™ 5.0ユーティリティアプリ」を立ち上げると、画面中央には何やら近未来的なキャラクターがおり、GPU周波数やPCの温度、CPU使用率などがモニタリングされた画面が出現。

これはパソコンの状態や設定をパーソナライズできるアプリで、ゲーミングパソコンならではの楽しみ方ができます。システムモードの切り替え、ファンの制御、キーボードのPulsarライトが変更でき、好みの設定に仕上げることでさらに趣味性を高められます。

▲キーボードのRGBカラーをエリアによって変更することも。また背面のプレデターロゴも単色から自動で変化するネオンカラーに変えられる

これらは一例で、パフォーマンスの監視や作業に応じたCPU、GPUのオーバークロックによる処理能力の向上など、一見、複雑で難しく感じますが実は直感的に触れるようになっているのが優秀だと感じました。

*  *  *

初のゲーミングノートパソコン体験、何度も言いますが自制心を持った大人であれば仕事に趣味に大活躍してくれる一台になるでしょう。ほかにも動画サイトでゲーム実況をしつつ、なんて使い方も相性がいいでしょうし、クリエイティブな楽しみ方が広がるマシンだと思います!

>> エイサー「PREDATOR HELIOS NEO 16」

<写真・文/三宅隆>

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