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いつものロードバイクでキャンプ!世界的流行の「バイクパッキング」を試してみた

&GP / 2016年10月8日 8時0分

いつものロードバイクでキャンプ!世界的流行の「バイクパッキング」を試してみた

いつものロードバイクでキャンプ!世界的流行の「バイクパッキング」を試してみた

自転車にテントやシュラフを積んでキャンプ。

というと、思い浮かべるのは、前後左右に大きなバッグを装着した重そうな自転車……ではないでしょうか?

でも、それは昔の話。

最近は、機材も進化しており、いつも乗っているロードバイクやマウンテンバイク(MTB)に軽量なギアを積んで出掛けるスタイルが一世界的な流行になっています。

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それが「バイクパッキング」と呼ばれるスタイル。

キャリアのないロードバイクなどにも、ベルクロで簡単に脱着できるバッグを装着。そこにキャンプ道具を収納するので、専用の自転車を用意する必要がない点が人気の理由です。今や各メーカーからバイクパッキング用のバッグがリリースされています。

3ロードバイクやMTBの軽い走りを活かしたまま、キャンプに出掛けられるのもバイクパッキングの人気のポイント。

近年はキャンプギアもウルトラライトの流れで軽量・コンパクト化が進んでいるので、ロードバイクの軽さを損なうことなく、キャンプ道具を積載できます。

■バイクパッキングを可能にする専用バッグ

 

バイクパッキングというスタイルを成立させたのは、軽量な専用バッグ。特に容量の大きなサドルバッグとフレームバッグ、ハンドルに装着するバッグの3種類が基本となります。全て、キャリアなどは使用しなくてもベルクロで装着できます。

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シートポストにベルクロで装着するサドルバッグ。今回はAPIDURAというブランドのものを使いました。価格は17399円。

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フレームバッグもAPIDURA製。今回はスモールサイズ(9980円)を使用しましたが、もっと大きなサイズも選べます。長さのあるフレームバッグは、テントのポールなどを収納するのにちょうど良い。

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同じくAPIDURAのハンドルバーバッグ(13350円)にアクセサリーポケット(7832円)を装着。

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そして、あると便利なのがハンドル・ステムに装着するフードポーチ(5400円)。ドリンクやスマホなどを入れておけるので、キャンプ以外の時にも付けておきたくなる利便性の高さ!

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サドルバッグとハンドルバーバッグはロール式のクロージャーを採用しているので、容量に合わせてサイズを変えることが可能。テントやシュラフなどはここに入れるといいでしょう。

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こちらが今回持っていったキャンプグッズ。1~2名用のテントとシュラフ、マット、クッカー、バーナーなど、ソロキャンプに必要なものは揃っています。

■荷物を収納しても走りは軽快

バイクパッキングの利点は、お気に入りのスポーツ性の高い自転車でキャンプができてしまうこと。そして、荷物を装着した状態でも、ロードバイクならではの軽快な走りを犠牲にしなくても済むことでしょう。

キャリアに装着するパニアバッグを装着するスタイルよりも軽量で、自転車の重心位置から遠くない位置に荷物が積めるのが、その理由です。

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全てのバッグを装着し、キャンプ道具を積載した状態で乗っても、走りは想像以上に軽快。もちろん、最近のキャンプ道具が軽量に仕上がっていることも効いています。

■2~3泊程度のキャンプなら余裕!

今回は試しに近場の河原に出かけてみましたが、自転車にバッグを装着してキャンプ道具を収納するだけなので、予想以上に準備に手間がかかりません。かなり気軽にキャンプに出掛けられちゃいます。

それでいて、収納できる荷物は2~3泊程度のソロキャンプなら十分なもの。食材などは現地調達を心がければ、1週間くらいだって旅ができてしまいそうです。

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週末に思いついたら気軽にキャンプに出掛けられ、帰ったらバッグを外してしまえば、そのまま自転車通勤にも使用可能。これは世界的に流行る理由がわかりますね。

今度はもっと足を伸ばしてみよう! そう思わせる楽しさがバイクパッキングには溢れています。

ロードバイクやMTBを持っていて、キャンプやアウトドアも好きなら、これは試さない手はないですよ。


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(文・写真/増谷茂樹)

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