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デジタルvs.アナログ「ビジネスウォッチ」究極の1本【GP2024上半期AWARD】

&GP / 2024年7月28日 20時0分

デジタルvs.アナログ「ビジネスウォッチ」究極の1本【GP2024上半期AWARD】

デジタルvs.アナログ「ビジネスウォッチ」究極の1本【GP2024上半期AWARD】

【GP2024上半期AWARD】

遊び用の時計とは別に、ぜひ一本は持ちたいのが仕事やフォーマルな場で着けるビジネス時計。本項では日本製の高機能時計に加え、コスパ最高の機械式モデルも視野に入れて紹介する。

*  *  *

ビジネス時計にとっていちばん大切な基本機能は、精度と使いやすさ。つまり、電池交換などの手間がなくて、どんな場所に居ても、正確な時刻をしっかり教えてくれること。

大賞に選んだGPSソーラー電波腕時計「セイコー アストロン」のこのモデルは、GPS衛星電波の受信機能とソーラー機能で、これらふたつの基本機能を完璧に実現。また自慢の、ホームタイムとローカルタイムの表示を一瞬で入れ替えられる「タイムトランスファー機能」付きのデュアルタイム機能に加えて、新たに1/20秒ストップウォッチ機能まで搭載。世界を旅する人にとって最高の「旅時計」であると同時に、スポーツウォッチとしても満足できる1本になっている。GPSソーラー電波腕時計はこのモデルで、道具としての完成度がさらに高まった。

また、このようなハイテク最先端モデルが登場する一方で面白いし、ぜひ楽しんでほしい新しいトレンドが、スイスでも日本でも続々とリリースされているコストパフォーマンス最高な「お手頃価格の機械式モデル」。スイスのレイモンド・ウェイルの「ミレジム」もシチズンの「シチズンコレクション限定モデル」シリーズも世界中でその人気は高まる一方。この背景には製造技術の進化がある。

どれも価格をはるかに越える品質なだけに買って間違いない1本だ。

時計・モノジャーナリスト/渋谷ヤスヒト
モノジャーナリスト、時計ジャーナリスト、編集者。元・本誌副編集長。1990年代後半の編集部在籍時代から電子手帳などの個人用デジタルデバイスを愛用。現在もさまざまなスマートウォッチをテストし愛用している

 

【GP2024上半期AWARD】
ービジネス&ライフスタイル部門・ビジネス時計ー

<大賞>

■新開発キャリバーの搭載で、機能も使いやすさも格段にアップ! ビジネスシーンはもちろん、スポーツシーンでも活躍してくれる!

セイコー アストロン
「Nexter GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ」(SBXC151:28万6000円)

地球上のどんな場所でも、空が見えれば秒まで正確な時刻を表示してくれる。ビジネスマンはもちろん、時計好きならぜひ1本は持っていたいのがGPSソーラーウォッチ。その元祖セイコーの最新作は機能もデザインも「もはや隙ナシ」の完成度! これぞ最強の旅時計だ!

2012年の秋に世界初のGPSソーラー時計として登場した「セイコー アストロン」。最新モデルはキャリバーが新型になって1/20秒を計測できるストップウォッチ機能を新搭載。さらにソーラー充電や電波受信の効率もアップし、より使いやすく進化した。

【SPEC】GPSソーラー電波、ケース径43.3mm、チタンケース&ブレスレット、10気圧防水

▲12時位置にあるインダイヤルには、1/20秒を計測するストップウオッチ機能を新たに搭載

▲9時位置にマルチインジケーターを搭載。6時位置はデュアルタイム表示

 

<メイド・イン・ジャパンウォッチの王道で賞>

■世界も驚愕した世界も驚愕した、コスパ最高の機械式スタンダードウォッチ!

シチズン
「シチズンコレクション限定モデル 2024年限定生産モデル」(6万6000円)

シチズンは世界有数のムーブメント製造メーカーでもあり、その機械式ムーブメントは価格を超えた品質、信頼性で世界中の時計ブランドが採用。このモデルはその実力が堪能できる1本。ラグスポ風のデザインも素晴らしい!

2023年に海外で「TSUYOSA(つよさ)」コレクションの名で発売され、驚きのコスパで大ヒットした機械式腕時計。これは2024年のみ限定生産モデル。機械式時計入門にピッタリ!

【SPEC】自動巻き、ケース径40mm、SSケース&ブレスレット、パワーリザーブ約40時間、5気圧防水

 ▲ケース裏はシースルーバックなので、いつでも「カチカチ」と時を刻む自社製の「キャリバー8210」の姿が楽しめる

 

<機械式&スイス製でコスパNo.1賞>

■クラシックな文字盤デザインと細部まで徹底した「こだわり」が光る!

レイモンド ウェイル
「ミレジム スモールセコンド Ref.2930-STC-65001」(34万1000円)

GPHGはジュネーブ・ウォッチ・グランプリの略称で世界中の時計バイヤーやジャーナリストの投票をもとにその年のベストを選ぶもの。そしてこのモデルは細部まで「価格を超えた価値」を世界中が認めた、間違いナシの1本だ

セクター文字盤などクラシック時計のテイストを最新の技術で、しかも30万円台というスイス製では驚きの価格で実現。2023年に「時計界のアカデミー賞」GPHGの「チャレンジウォッチ賞」を受賞。スイス製ならこれがNo.1!

【SPEC】自動巻き、ケース径39.5mm、SSケース、レザーストラップ、5気圧(50m)防水

▲サファイアクリスタルの風防は昔のアクリル製風防のスタイルを実現。ケース厚10.25㎜と薄くて着け心地も快適

 

<スケルトンモデルの“隠れた名作”賞>

■もっと知って楽しんでほしい!日本製スケルトンモデルの名作

オリエント
「オリエントスター モダンスケルトン RK-AV0125S」(10万3400円)

メカニズムの動きが見えるようにムーブメントを設計&加工してあるスケルトンウォッチは、製造に手間がかかるため高価なもの。スイス製なら2倍3倍の価格でもおかしくない。このモデルはその“常識”に果敢に挑戦した名作だ!

「オリエントスター」は日本が世界に誇るコスパ最高の機械式時計コレクション。そのなかでもぜひオススメしたい“隠れた名作”が、現代的でクールなデザインで、自社製ムーブメントの魅力が堪能できるこのスケルトンモデル。

【SPEC】自動巻き、ケース径41mm、SSケース&ブレスレット、10気圧防水

▲ムーブメントはケース裏からも楽しめる。またブレスレットの造りや着け心地も価格を超えた上質さだ

※2024年7月5日発売「GoodsPress」8・9月合併号54-55ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【GP2024上半期AWARD】

<取材・文/渋谷ヤスヒト>

 

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