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ミニマルな組み合わせで作る。極上のシアター空間【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

&GP / 2024年9月30日 20時0分

ミニマルな組み合わせで作る。極上のシアター空間【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

ミニマルな組み合わせで作る。極上のシアター空間【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

自宅にホームシアターを構築したくても、機材をたくさん揃えたり設置場所を考えたりするのはハードルが高い…。そんな人は超短焦点プロジェクターを軸にした構成に注目したい。

*  *  *

■最小限の機材だけで映像もサウンドも大満足!

自宅にプロジェクターを使った本格的なホームシアターを作るには、プロジェクターやスクリーンの設置位置を考えたりスピーカーを揃えたりと手間が多く、なかなか手が出せないという人もいるのでは。しかし、最近はそんな難点を解消してくれる新しい機器が増えている。中でもまず注目すべきものとしてアバック新宿の明石店長が挙げたのが、超短焦点プロジェクターだ。

「これはスクリーンを設置した壁から数cmほどの距離でも大画面で投影できるプロジェクターで、数年前から導入しやすい価格帯の製品が増えてきました。画質は4Kが標準的で、明るさも2000〜4000ルーメンと十分な水準。スピーカーを内蔵しているタイプも多く、従来のプロジェクターより手軽にホームシアターを楽しめます」

これに合わせるスクリーンは、一般的なロール式よりパネルタイプがオススメだという。

「超短焦点プロジェクターは近い位置から斜めに投影するため、スクリーン面の小さな歪みが目立ちやすくなります。その点、パネルタイプならスクリーン面に歪みができないので心配は無用。最近は映像と一体感のある音声を楽しめるスピーカー内蔵モデルも登場しています」

さらにサウンド面を充実させたり他の機器と組み合わせたりと、拡張性を考えるとAVアンプも用意しておきたい。

「低音の迫力を出すためにサブウーファーを加えたり、リアスピーカーを使ってサラウンド感を高めたりするなら、AVアンプはぜひ用意したいですね。レコーダーやゲーム機を接続するにも、AVアンプがあれば設定や操作が楽になります」

ミニマルな構成で始められて、好みに合わせて拡張もできる。ホームシアターの新たな選択肢としてぜひ注目したい。

▲超短焦点プロジェクターはスクリーンのすぐ前に設置できるのがメリット

▲パネルスクリーンはシワや歪みがなく鮮明な映像を視聴できる

▲AVアンプがあれば音声の細かな調節や他機器との連携が簡単

▲低音やサラウンド感をより高めるにはサブウーファーなども用意したい

<必要なのはこの3アイテム>

・省スペースで使える超短焦点プロジェクター
・歪みのない映像を楽しめるパネルスクリーン
・設置性と拡張性に優れたスリムなAVアンプ

アバック新宿 店長 明石昌洋さん
ホームシアター専門店アバックのフラッグシップ店、アバック新宿の店長。機材だけでなく幅広いジャンルの映画や映像の知識を持ち、ユーザーのニーズに沿った商品を提案している

 

 

 

 

アバック新宿
住所:東京都新宿区西新宿7-5-9 ファーストリアルタワー3F
電話:03-5937-3150
営業時間:11:00〜19:00(来店予約制)
定休日:水曜日(年末年始除く)

<ミニマル派注目の基本機材>

■壁際設置で4K相当100インチの映像を堪能

エプソン
「ドリーミオ ホームプロジェクター EH-LS800B」(実勢価格:40万円前後)

スクリーンのすぐ前に設置できて100インチオーバーの映像を楽しめます。入力端子も多く、レコーダー等にも接続できます(明石さん)

壁からの距離がわずか約2.5cmで80インチの映像を投影できるAndroid TV内蔵モデル。4K相当で表示でき最大投影サイズは150インチ。明るさ最大4000lm、コントラスト比250万:1という鮮明さも特徴。2.1chスピーカーも内蔵する。

■歪みのない映像も魅力のスピーカー内蔵スクリーン

Bloomsbury Lab
「Liberty Wide M-LWO102U」(実勢価格:49万円前後)

ロール式スクリーンより歪みのない映像を映せて、音声の迫力も十分。明るめの部屋でも鮮明な映像で見られるところも魅力です(明石さん)

超短焦点プロジェクター専用の耐外光パネルスクリーン。パネル内部にアクチュエーターを備え、画面を振動させることで3chの音声を出力する。パネル表面の特殊加工により照明などの光を吸収し、映像のみをくっきりと映し出せる。102インチ。

■スリムサイズながら機能が充実

マランツ
「AVサラウンドレシーバー CINEMA 70s」(15万4000円)

サラウンドスピーカーの追加などを考えるとAVアンプは必須。これはスリムなのでラックにも収めやすいです(明石さん)

高さが109mmとスリムで設置性に優れた7.2chAVアンプ。5.1.2chシステムを構築でき、Dolby Atmos、DTS:Xに対応。HDMI入力は3系統、出力は1系統。8K/60Hz、4K/120Hz映像のパススルーにも対応する。

■スマートな見た目で迫力の重低音

KEF
「KC62」(24万2000円)

このサイズでは他にないような迫力ある重低音が特徴。ホワイトやブラックなどカラーを選べるところも珍しいです(明石さん)

25cmほどの立方体ボディに6.5インチドライバー2基とクラスDアンプを搭載したサブウーファー。小型ながら正確で深みがある低音再生を実現。設置場所に合わせた音質調整機能も備える。

■壁掛けにも対応する小型スピーカー

JBL
「STAGE 240H」(5万5000円 ※ペア)

小型軽量なのでフロアスピーカーの上に置いたり壁に掛けたりと、好みや部屋の状態に合わせて使い分けられます(明石さん)

用途に合わせて使い分けられるコンパクトな2ウェイスピーカー。Dolby Atmos対応のイネーブルドスピーカーや壁掛け式のハイトスピーカー/サラウンドスピーカーとして利用できる。

>> 特集【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

※2024年9月6日発売「GoodsPress」10月号44-45ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/TAYA 写真/江藤義典>

 

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