ドコモ冬春モデル発表! オリジナルスマホ「MONO」はたったの648円!
&GP / 2016年10月19日 21時0分
ドコモ冬春モデル発表! オリジナルスマホ「MONO」はたったの648円!
NTTドコモが新モデルを発表しました。今秋から2017年3月までに順次発売されるスマートフォンは下記の8機種。年内に発売される機種は、10月19日から事前予約の受付が始まっています。
- Xperia XZ SO-01J(11月上旬発売)
- Xperia X Compact SO-02J(11月上旬発売)
- AQUOS EVER SH-02J(11月上旬発売)
- MONO MO-01J(12月上旬発売)
- arrows NX F-01J(12月上旬発売)
- Disney Mobile on docomo DM-01J(2017年2月発売)
- V20 PRO L-01J(2017年2月発売)
- らくらくスマートフォン4 F-04J(2017年3月発売)
■Xperia XZは、下り最大500Mbpsに対応
新ラインナップの中でハイエンドに位置付けられるのが、「256QAM」という新しい通信の高速化技術に対応する「Xperia XZ」と「V20 PRO」。どちらも来年3月から提供される下り最大500Mbpsに対応しています。さらに、両モデルは、カメラと音楽性能も強化されています。
来年3月には下り最大682Mbpsに対応するモバイルルーター「Wi-Fi Station N-01J」も発売
「Xperia XZ」は、約2300万画素のカメラを搭載。レーザーAFセンサーで暗い場所でも素早くピントを合わせられ、RGBC-IRセンサーで自然な色調のままで撮影できることがセールスポイント。スマホ初の5軸手ブレ補正にも対応。約1320万画素の前面カメラで、セルフィーも高画質で楽しめます。音楽再生は、ソニー独自のDSEE HXに対応し、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当の高音質に拡張して楽しめます。
4色から選べるXperia XZ。5.2インチのフルHDディスプレイを搭載
「V20 PRO」は、Bang & Olufsenのエンジニアとサウンドマスターがチューニングしたという高音質が売り。スマホでは世界初のQuad-DACを搭載し、ハイレゾ音源だけでなく、一般的な圧縮音源も高音質で聴けることが特徴。カメラは1620万画素と820万画素のデュアルカメラで、広角で撮れることも利点です。
V20 PROはLG製のハイエンド機。5.2インチのQHDディスプレイを搭載
■オリジナルスマホは、端末実質負担額648円!
今回の発表会で、吉澤和弘社長が積極的に訴求し、取材陣からも注目を集めていたのが「MONO」です。
これは、ドコモのオリジナルブランドで発売されるエントリーモデル。製造はZTEですが、デザインから搭載機能、操作性まで、全面的にドコモが企画・開発したモデルとのこと。
シンプルな2色で展開する「MONO」。今年のグッドデザイン賞を受賞している
約4.7インチのHDディスプレイで、CPUは1.5GHz+1.2GHzのオクタコア、RAMは2GB。エントリーとは言え、日常的な用途に必要なスペックは満たしています。ワンセグとおサイフは非対応ですが、防水・防塵には対応しています。
そして驚いたのが価格。12か月の連続利用を条件とする端末購入サポートを利用して購入する場合、実質負担金は648円(税込)。頭金として648円を支払ったら、分割払いは一切不要なんだとか。
コンパクトなので片手で操作しやすそう。サイドにマナーモードスイッチも備える
■それぞれ個性が異なる5モデルも魅力
「Xperia X Compact」は、日本ではドコモだけが取り扱うモデルで、4.6インチ画面で持ちやすいサイズ感が魅力。CPUや通信速度のスペックは「Xperia XZ」より若干落ちますが、カメラや音楽の性能は同等。陶器のような質感も人気を集めそうです。
上質な手触りなど、細部にまでこだわった仕上げは、さすがソニーという印象
「AQUOS EVER」は、使いやすさ重視のミドルレンジモデル。省電力に優れたIGZOディスプレイを採用し、防水・防塵で、指紋センサーも搭載。前モデルと同様に、実質負担金はかなりお手頃(2万円台)になりそうです。
5インチHDディスプレイ、1310万画素カメラを搭載。カラバリは王道の4色
「arrows NX」は、富士通製のフラッグシップモデル。従来からのタフネス性能をさらに強化し、1.5mからコンクリートの地面に落下させても画面が割れたり、故障したりしない耐衝撃性を実現しています。5.5インチのフルHDディスプレイ、2300万画素のカメラを搭載するなど、機能面も万全。オンキヨーの監修により、音質を向上させたこともセールスポイントとしています。
5.5インチの大画面ながら、約7.7mmとスリム。瞬時にロックを解除できる虹彩認証も継承
Disney Mobile on docomoの最新モデルのテーマは「水の世界」。画面の一部が見える窓付きのオリジナルカバーにはスワロフスキークリスタルをあしらい、多彩なオリジナルコンテンツも収録されています。ここには詳しく書けませんが、使った人だけが楽しめるサプライズ機能も盛り込まれています。
本体のベースはAQUOS EVER。カラバリはピンクとブルーで、同色のオリジナルカバーを同梱
「らくらくスマートフォン4」は、開発途中とのことで、操作できないモックが展示されていました。新モデルの特徴は、Google Playに対応したこと。使いたいアプリをインストールできるので、従来のシニア層だけでなく、使い勝手を重視するミドルエイジも選択肢に加えられる端末になるのではないかと。また、カメラが1310万画素になり、VoLTE(+HD)に対応するなど、ベーシックな機能も強化されています。
好評のデザインを継承し、Googleサービスにも対応
(取材・文/村元正剛)
むらもとまさかた/ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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