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スマートフォンの大本命「iPhone 16」シリーズ登場で何が変わる!?【傑作&大本命モノ決定版】

&GP / 2024年10月13日 20時0分

スマートフォンの大本命「iPhone 16」シリーズ登場で何が変わる!?【傑作&大本命モノ決定版】

スマートフォンの大本命「iPhone 16」シリーズ登場で何が変わる!?【傑作&大本命モノ決定版】

【傑作&大本命モノ決定版】

プライバシーにも配慮するApple流のAI機能がついに本格始動へ。9月のApple Eventで発売されたiPhone 16シリーズを起点に、Apple Intelligence時代を意識した製品展開が始まる。日本ユーザーへの恩恵はまだ先だが、進化に伴うハードの改良も盛りだくさん。ここでは同イベントで発表された新機種の魅力やポイントなどを詳細にチェックしていこう。

*  *  *

Appleは日本時間9月10日の早朝にアップルイベントを開催した。スマートフォンは「iPhone 16/16Plus」と「iPhone16 Pro/Pro Max」を、スマートウォッチは「Apple Watch Series10」と「Apple Watch Ultra 2」の新色を、さらに周辺機器も「AirPods 4」やUSB-C搭載の「AirPods Max」を発表。新ハードウエアは豊作だ。また、それぞれ同月20日に発売を迎えており、すでに購入することができる。

今回の発表における最大の目玉は「iPhone 16」シリーズが新機能のApple Intelligenceをサポートしたこと。Proシリーズだけでなく、スタンダードモデルまでが対応デバイスに含まれており、Appleとして、サービスのユーザー基盤を広げるための本気度が透けて見えた。

ただし、同機能の日本語対応はまだ先であり、日本国内のユーザーにとっては、端末を購入してすぐに機能を試せるというフェーズではない。とは言え、競合のAndroid製品が生成AI関連機能を続々と搭載するなかで、Apple流の次世代アシスタント機能を使える環境がようやく整いつつあることは喜ばしい。

■「Apple Intelligence」がついにiPhoneに実装!

“次世代版Siri”とも言うべきApple Intelligenceは年内に米国英語のベータ版で提供開始。一部機能の公開や日本語を含む追加言語への対応は2025年に予定されている。iPhoneでは15 Proシリーズと16/16 Proシリーズが対応。

ライター 井上 晃さん
スマホやスマートウォッチを軸にガジェットやサービスを取材。雑誌やWebメディアに寄稿する。2014年秋の発表から10周年を迎えたApple Watchシリーズは初代から長年愛用する

Apple
「iPhone 16」(12万4800円〜)

6.1型の「iPhone 16」と6.7型の「iPhone 16 Plus」の2サイズ展開。最新世代のA18チップを搭載する。本モデルでは「空間ビデオ」の撮影にも対応するなど、前世代ではProシリーズの特権だった特徴を多く踏襲した。

■新機能を見据えた大幅スペックアップに注目

2024年秋、買いの1台は間違いなく「iPhone 16」だ。アップルインテリジェンスが対応したことそれ自体の恩恵は現時点では未知数なものの、その対応を図るためにスタンダードモデルでありながらも性能面での底上げが図られていることが重要である。

例えば、AAAタイトルのゲームアプリのプレイや、Apple Vision Proで視聴できる「空間ビデオ」の撮影、超広角カメラを用いたマクロ写真の撮影、アクションボタンの搭載——など、従来では上位のProシリーズのみの特権だった機能を多くサポートしている点も見逃せない。その反面、価格も前世代から据え置きで、久しぶりにiPhoneを買い替えるのであればまずコレを検討すべきだろう。

一方、USB Type-Cポートの規格がUSB 2のままであるなど、前世代から引き継ぐ弱点も残ってはいる。クリエイティブな運用やプロユースであれば、Proシリーズのメリットも健在であり、比較検討の作業は必須だ。

■カメラコントロール

左側面の「アクションボタン」だけでなく、右側面の電源ボタン下部にタッチ操作が可能な「カメラコントロール」を新搭載。カメラのシャッター操作や設定変更が可能だ。

■12メガピクセル超広角カメラ

従来Proシリーズのみが対応していたマクロ写真撮影を新たにサポート。被写体に近い位置での接写を楽しめる。

■Apple Intelligenceのための設計

従来のA16 Bionicからナンバリングをふたつ増やした「A18」チップを搭載。AAAタイトルのゲームプレイにも対応。

>> 特集【傑作&大本命モノ決定版】

※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号18-19ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/井上 晃>

 

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