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今度のProモデルは“買い?”それとも“待ち?”「iPhone 16 Pro/Pro Max」【傑作&大本命モノ決定版】

&GP / 2024年10月14日 20時0分

今度のProモデルは“買い?”それとも“待ち?”「iPhone 16 Pro/Pro Max」【傑作&大本命モノ決定版】

今度のProモデルは“買い?”それとも“待ち?”「iPhone 16 Pro/Pro Max」【傑作&大本命モノ決定版】

【傑作&大本命モノ決定版】

上位のProシリーズは、異例の大型化を遂げつつ、スタンダードモデルよりも高性能なチップセットを搭載し、こだわりの機能を充実させた。ここではProシリーズならではのメリットを意識しつつ、ポイントを押さえていきたい。

*  *  *

プロの価値は揺るがない——。スタンダードモデルの仕様が底上げされた中で、上位シリーズの付加価値は確固たるままだ。例えば、10Gbps対応のUSB Type-Cポートによる外部機器接続の柔軟さはProシリーズの特権。光学5倍相当の望遠カメラもより柔軟な撮影を可能にする。

iPhone 16 Proシリーズにおけるアップデートとしては、長く続いた6.1型と6.7型という2サイズ展開の殻を破り、新たに6.3型と6.9型への大面化を果たしたことがトピックだ。一方、筐体寸法の変化はサイズによって異なるが、総じて幅1ミリほど、高さ3ミリほど増えた程度で収まっている。

さらに機能面では、超広角カメラの解像度が4800万画素に向上したことや、4K・129fpsののスローモーションをドルビービジョンで撮れること、スタジオ品質のマイクにより動画撮影時に空間オーディオを適用できることなど、撮影機器としてのポテンシャルを一層高める改良にも注目だ。

多くの一般ユーザーがスタンダードモデルで十分と感じるであろう一方、仕事や趣味でクリエイティブにスマホを使いこなす人の目には、今季のiPhone 16 Proは魅力的な仕上がりに映るだろう。

ライター 井上 晃さん
スマホやスマートウォッチを軸にガジェットやサービスを取材。雑誌やWebメディアに寄稿する。2014年秋の発表から10周年を迎えたApple Watchシリーズは初代から長年愛用する

■クリエイティブに使うなら上位モデルが魅力

Apple
「iPhone 16 Pro」(15万9800円〜)

背面に5倍望遠を含むトリプルカメラを備えた上位シリーズ。4つのスタジオ品質のマイクを新搭載し、録音性能が向上したこともトピックだ。前世代同様、USB Type-Cポートは10Gbpsのデータ伝送速度に対応する。

■Apple Intelligence×Siri

Apple Intelligenceによって、写真ライブラリから特定の写真を表示し、その画像にDarkroomで編集を加えるなど、Siriの利用範囲も拡大する。

■iPhone史上最大のディスプレイ

従来よりもサイズアップし、iPhone 16 Proは6.3型、iPhone 16 Pro Maxは6.9型のディスプレイを初搭載した。

■5倍望遠カメラが標準装備

前世代ではProが3倍、Pro Maxが5倍と望遠レンズの差があったが、本世代ではともに5倍望遠に対応した。

■カメラコントロール

押して撮り、スライドで設定変更の操作ができる。2段階シャッターもサポート予定だ。

■A18 Proチップ

強力なISPを備え、4K・120fpsのドルビービジョンでのスローモーション撮影なども対応。

■新世代の「AirPods 4」ではANC搭載モデルも選べる!

イヤーチップを備えないインイヤータイプのフルワイヤレスイヤホン「AirPods」シリーズからは、最新の「AirPods 4」が発売。アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載するモデルと、非搭載モデルの2モデルを選択できる。両者にはANC機能の有無のほか、充電ケースのワイヤレス充電対応や「探す」機能の有無などにも差がある。

Apple
「AirPods 4」(2万1800円〜)

上位のアクティブノイズキャンリング搭載モデルは、装着感の軽やかなインイヤー型でありながらACNを使用可能。

 

ANC搭載モデルは、Qi規格のワイヤレス充電、Apple Watchの充電器で充電可能。

■AirPods Maxに新色登場!

2020年12月に発売されたモデルをベースに、USB Type-Cを搭載する新カラーのラインナップへと刷新。

■ディスプレイサイズを大型化したのに薄型化を実現!「Apple Watch Series 10」

Apple Watchでは、スタンダードモデルの「Series 10」が発売。筐体がスリムになったほか、ディスプレイの視野角や電力効率が改良され、常時表示時の画面書き換え頻度が、従来の60秒に1回から、1秒に1回の更新に対応。これを活かした文字版も用意される。

Apple
「Apple Watch Series 10」(5万9800円〜)

■「Apple Watch Ultra 2」にブラックチタニウムが登場

Ultraの新モデルはなかったものの、既存のUltra 2に新色の「ブラック」が追加。金属製ベルトも新登場した。

>> 特集【傑作&大本命モノ決定版】

※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号20-21ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/井上 晃>

 

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