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シェルターとストーブを軸に構築! 日々の疲れは“おこもり冬キャン”で癒やす!【傑作&大本命モノ決定版】

&GP / 2024年10月28日 20時0分

シェルターとストーブを軸に構築! 日々の疲れは“おこもり冬キャン”で癒やす!【傑作&大本命モノ決定版】

シェルターとストーブを軸に構築! 日々の疲れは“おこもり冬キャン”で癒やす!【傑作&大本命モノ決定版】

【傑作&大本命モノ決定版】

寒い時期に外で過ごす“冬キャンプ”。暑くなく虫もおらず、焚き火の炎が心地良い冬こそがキャンプのベストシーズンだと感じている人も多い。そんな冬キャンプでぜひ試してほしいのがシェルターとストーブを使い“あったか空間”を作るおこもりキャンプだ。

*  *  *

アクティビティと違いあまり体を動かさない冬キャンプは、防寒対策が必須。ダウン系ウエアなど蓄熱性が高いアイテムは用意しておきたい。その上で、あると快適さが段違いとなるのが暖かい場所。いるだけで幸せな気持ちになる空間は、非日常感をより強くしてくれる。

そんな暖かいスペース作りの軸として考えたいのがシェルターとストーブだ。フロアレスで大きな空間を作れるシェルターの内部に対流型の灯油ストーブを置き、周りにチェアを並べれば、あっという間にアウトドアリビングが完成。そうそう、安全のために一酸化炭素チェッカーと換気はお忘れなく。

シェルター×石油ストーブの利点はラクなことに尽きる。シンプル構造のシェルターは設営や撤収の手間が少ない。就寝スペースはインナーテントを吊り下げるか、コットを使えばいい。

冬だから虫を気にする必要もない。石油ストーブは言わずもがな置くだけだ。暖かさでいえば薪ストーブなのだが、手間がかかるのが難点になる。到着し、サッと設営を済ませたら、焚き火を眺めてのんびり過ごす。日が暮れて寒くなったらシェルター内に移動して料理しつつお酒を楽しむ。そんなゆっくり流れる時間が、日々の疲れを癒やしてくれるのだ。

&GPアウトドア担当 円道秀和
モノ系Webマガジン「&GP」のアウトドア担当。キャンプは暑くなく虫のいない10~3月にコーヒーを楽しむのが基本。設営&撤収が簡単かつカッコいいギア収集に余念がない

<大本命>

■ふたりでのんびり過ごせるオールインワンシェルター

スノーピーク
「ゼイズ Pro.」(24万2000円)

リビング側は3方向を開放できて通気性もいいので、夏も活躍してくれます。デュオキャンプに最適です

ロースタイルで大人ふたりが余裕で過ごせる空間を作り出せる2ルームシェルター。付属のインナーテントを取り付けても、3×3m超のリビングスペースを確保できる。設営も簡単だ。設営サイズはW485×H180×D355cm、重さ11.8kg。

▲分かりやすいフレーム構造は設営も撤収もラクラク。前後に大きなメッシュ窓が付いていて通気性もしっかり確保。ふたりだけの快適空間を構築できる

▲インナーテントは奥行き約170cm、幅約300cmとふたりで寝るには十分な広さ。外してさらに広い空間を作りコットで寝るのもアリ。グランドシートも付属

<不朽の名作>

■いつまでも座っていたいやわらかな掛け心地

オンウェー
「コンフォートローチェアプラス」(2万3100円)

体を包み込むやわらかな座り心地のローチェア。スウェード調の起毛素材が使われた座面が地面からの冷気を遮断する。座面を開くだけという1ステップで設営できるのも利点だ。サイズは約W60.5×H75×D82cm(使用時)、重さ約3.5kg。

<秀逸構造>

■高さのある空間で広々過ごせる

TOKYO CRAFTS
「テンビ シェルター」(5万4980円)

フレーム3本のシンプル構造で設営もあっという間。大人が立てる高さの空間というのは実はかなり快適です

前方を大きく跳ね上げられるシェルターテント。全面メッシュ付きで夏は涼しく、またスカート付きなので冬キャンプでも活躍する。設営サイズは約W330×H210×D440cm、重さ約9.5kg。

▲リビングスペースとなる前方は高さが約210cmあり、立っても余裕で過ごせる。インナーテント(別売)を付けなければ広大な空間となる

<ハイコスパ>

■中綿入り大判シートで底冷え対策

オレゴニアンキャンパー
「アルミパディングマット SUPER」(8250円)

中綿にアルミパンチ綿を使うことで、クッション性と断熱性を実現したキルティングシート。冬の大敵である地面からの冷気を防いでくれる。インナーテントの中に敷いたり、ラグの下に敷いたりして使う。サイズW200×D240cm。

▲適度なクッション性を確保しつつ、収納時に小さくしやすい中綿量。インナーテントに敷き詰められる大きさなので、ゴロゴロ空間も作れる

<信頼性能>

■まるでランタンのようなキャンプに馴染むデザイン

コロナ
「OUTFIELD SZ-F32A」(3万4800円)

空調機器メーカー、コロナが立ち上げたアウトドアブランドのストーブだから信頼性はバッチリです

自然対流によって周囲をやさしく暖める灯油ストーブ。電源不要で点けられる(点火用ライターは必要)。テントやシェルター内で使用する際はこまめな換気を。サイズはW35.5×H47.5×D35.5cm、重さ6.3kg、燃焼継続時間約12.3時間、タンク容量3.8L。

<男前デザイン>

■見た目に違わぬ強力な暖房性能で暖かさを確保!

トヨトミ
「GEAR MISSION KS-GE67」(3万9600円)

無骨でミリタリーライクなデザインが際立つブランド“GEAR MISSION”の石油ストーブ。大きめシェルターでもしっかり暖められる高火力型だ。サイズはW48.2×H58.3×D48.2cm、重さ:11kg、燃焼継続時間約9.7時間、タンク容量6.3L。

▲暖房出力は6.66kWと強力。簡単な電子点火式やニオイセーブ消火機能、灯油がこぼれにくい二重タンク構造など基本的な機能性も高い

■“おこもり冬キャン”ギアは「快適さ」で選ぶ!

シェルターとストーブでベースを作った“おこもり冬キャン”。あとは好みのギアを加えていき、自分だけの空間を作り上げればいいのだが、ここで意識したいのは寒い中での「快適さ」。就寝時の暖かさはもちろんのこと、ラグを敷いての地べたスタイルなら足の冷えもなんとかしたい。

シェルター内にすべて収めるなら、ひとつでいろいろできるテーブルがあると助かる。スマホやバッテリーギアなどの充電用にポータブル電源も欲しいところ。ギア類は基本、コンパクトなモノでそろえて、狭い空間を広く使える工夫をすれば、より快適な空間になるはずだ。そしてキャンプの醍醐味であり楽しみでもある焚き火用のギアは、最新のモノで気分を盛り上げよう。

*  *  *

<高性能>

■これ1台でシェルター内の明かりはOK!

ルーメナー
「LUMENAプラス2」(1万8700円)

前モデルよりハンドルの角度など細かい部分がブラッシュアップされ、より使いやすくなりました

いまや定番となったキャンプ用LEDランタンの先駆者であるルーメナーの最新モデル。明るさ最大3000ルーメンは、メインランタンとして十分な性能だ。サイズはW168.6×D103.4×H29mm、重さ550g、最大点灯時間約120時間。

<超快適>

■クレイジークリーク史上最高の座り心地

クレイジークリーク
「エアークライナー」(1万9800円)

“アウトドア座椅子”として人気のクレイジークリークの最新モデル。インフレータブル構造なので座り心地は極上。地べたスタイルに背もたれがあるチェアは必須だ。サイズはW53×D91.4cm(フラット時)、重さ839g。

▲空気を抜いて丸めれば長さ58cm、直径6.9cmとコンパクトに。サイドのストラップを外してフラットにすればスリーピングマットとしても使える

<信頼性抜群>

■クッション性と保温性、携帯性の高さを実現

モンベル
「キャンプパッド 50 150」(1万6280円)

厚さが50mmあり、地面の凸凹も気にならないスリーピングマット。空気を入れる必要がないため、準備は広げるだけと簡単。断熱性を示すR値が6.5と高く、冷気もしっかり遮断してくれる。サイズはW60×D5×D150cm、重さ1065g。

<優秀構造>

■マミー型と封筒型のいいとこ取りした逸品

NANGA × TOKYO CRAFTS
「オーロラスクエアフット 750 700FP」(6万6980円)

ファスナーがL字に付いているので、すべて開けると掛け布団としても使えたりふたつを連結できたりしますよ

ダウンシュラフのトップブランド、ナンガの定番モデルをベースに、足元をスクエア形状にした別注モデル。足元の狭さが苦手という人でも窮屈さを感じず眠れる。サイズは最大長210×肩幅85cm、重さ約1.6kg、快適使用温度-6度。

▲ナンガのマミー型と比べると、足元の広さは一目瞭然。潜り込んだ瞬間から暖かさを感じられるダウン量750gの極暖シュラフだ

<ハイコスパ>

■冬キャンの大敵“足元の冷え”は中綿シューズで回避

モンベル
「エクセロフト キャンプシューズ」(4400円)

繊維に撥水加工を施し、汗や水で濡れてもかさ高をキープする“エクセロフト”を中綿素材に使用した屋内用シューズ。底面は滑りづらく合成皮革になっていて、さらにウレタンフォームも使われているので履き心地も◎。サイズはS、M、L、重さ(平均)144g。

<楽々構造>

■普段履きもしたくなる快適な履き心地

テバ
「リエンバー テレイン ミッド」(1万7600円)

サイドにゴムが付いていて脱ぎ履きしやすいミッドカットスリッポン。内側は起毛素材のライニング仕様になっている。テントへの出入り時がラクになり、かつ足首まで包みこんでくれるので暖かさもバッチリ。サイズは25.0~30.0cm(1.0cm刻み)。

<多機能>

■スチール製の頑丈で男前なローテーブル

DVERG × NATURE TONES
「HABIT TABLE COMPACT」(3万1900円)

福井発のガレージブランド同士がコラボして誕生した、無骨で機能的なローテーブル。天面にフラットバーナーを設置できるようになっていて、これ1台で調理から食事までまかなえる。手元を照らせるランタンスタンドも便利。スチール製。サイズはW75×H37.5×D40.5cm、重さ約6kg。

<燃焼効率抜群>

■側面のホーローが美しい二次燃焼系焚き火台

トヨトミ
「GEAR MISSION 焚火台(BF-GM1)」(2万4750円)

トヨトミのアウトドアブランド“GEAR MISSION”が初めて手掛けた二次燃焼“焚火台”。市販の長さ35cm程度の薪ならそのまま入れられる。別売りのゴトクを使えば焚き火調理もお手のもの。サイズはH22×W35.7×D14.9cm、重さ4kg。

<アイデア逸品>

■焚き火の炎を楽しみながら囲炉裏焼きに舌鼓

スノーピーク
「セイエン スターターセット」(2万9700円)

準備が簡単でおいしい囲炉裏調理を焚き火と一緒に楽しめます。焼くだけでなく角度を変えて保温もできますよ

スノーピークの超定番商品「焚火台L」に載せて“原始焼き”を楽しめるセット(本体、串、串置き台)。肉や魚、野菜を串に刺し立てかけると、遠赤外線でおいしく焼き上げる。焚き火を囲みながら、手軽に調理を楽しめる。本体サイズはW20×H45×D18.5cm、本体重さ2.6kg。

<小型高性能>

■デジタル機器の充電用に小型ポタ電は必須

エコフロー
「RIVER 3」(3万900円)

いまやキャンプでもスマホは必需品。小さなポタ電は嵩張らず持ち歩きやすいので1台あると助かります

エコフローでもっともコンパクトなポータブル電源。小さいながらも出力は300Wあり、さらに“X-BOOST”機能を使えば450Wまで上げられる。USBポートはA×2、C×1の3口、コンセントも2口付いている。サイズはW25.5×H11.3×D20.7cm、重さ3.4kg、容量245Wh。

>> 特集【傑作&大本命モノ決定版】

※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号50-53ページの記事をもとに構成しています

<文/円道秀和>

 

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