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いま売れまくっている「防犯カメラ」。Amazonのセールで3台まとめて買って設置してみた

&GP / 2024年10月27日 7時0分

いま売れまくっている「防犯カメラ」。Amazonのセールで3台まとめて買って設置してみた

いま売れまくっている「防犯カメラ」。Amazonのセールで3台まとめて買って設置してみた

今、一番欲しいデジタルガジェットといえば……新型iPhoneでもワイヤレスイヤホンでもなく、みんなが密かに検索している防犯カメラですよね!

先週のアマゾンプライム感謝祭セールの期間中に、ふと「今、防犯カメラが欲しい!!」という衝動にかられて、どれを買うべきか物色。TP-Linkの屋外セキュリティカメラ「Tapo C320WS」という製品を購入しました。セール期間中に購入できたこともあって1台7000円以下というお手頃プライスで、ポチっと3台まとめて購入。

▲TP-Link「Tapo C320WS」3台と録画用のmicroSDカードを購入

防犯カメラと呼ぶと仰々しく思ってしまいがちですが、Wi-Fiに接続してスマホアプリから操作できるカメラで、機能の進化と低価格化も目覚ましいデジタルジェットの一種。アマゾンのセール期間中の注文ということもあり、配送されたのがつい2日前という状態ですが、設置と使い勝手のレポートをしていきます。

今回購入したのは、最近日本でも人気の中国のスマートホーム機器メーカー、TP-Linkのセキュリティカメラ製品。屋内/屋外用にさまざまなバリエーションがあり、この「Tapo C320WS」屋外用は2K QHD画質のミドルスペック機といったところ。

▲屋外向け防塵防水仕様の「Tapo C320WS」

さて、屋外用の防犯カメラを購入するにあたって考えるべきことは、どこに取り付けるかですよね。僕が思い切って3台まとめて購入した理由は、戸建てで庭や玄関、駐車場などまでカバーするには台数を増やすしかないから。ただ台数を増やすとコストもかかる…という意味で、コスパも重視して選んでいます。

さて今回、新たに購入した3台の「Tapo C320WS」ですが、設置した場所はバルコニー、駐車場、玄関の3カ所です。

▲門から玄関を見下ろす2Fのバルコニー

▲駐車場のある裏口側も屋外コンセントを使って設置

▲玄関は家の中から窓ガラス越しにセット

防犯カメラの導入では、カメラをどこにどうやって設置して、カメラ映像をどう扱うかを考えることが重要です。

 

■“Tapo”アプリの操作性がとても優秀

TP-Link「Tapo C320WS」は、2K QHD(2560×1440)解像度対応の屋外向けのセキュリティカメラになります。設置にあたり最初に知っておきたいは、屋外用の防犯カメラでもコンセントが必要であることです(ちなみに屋外コンセントを使えない環境用としてTP-Linkにはソーラーパネル付きの「Tapo C410」という製品もあります)。

▲カメラ本体。屋外用ではあるがコンセント接続用(伸びたケーブルの片方は有線LAN)

もうひとつ、頭を悩ませがちなのが固定方法。メーカー推奨は外壁にネジで固定ですが、これは持ち家でも気が引けるので、今回は簡単に結束バンドとパラコードで固定。なお「Tapo C320WS」は屋外用なのでIP66の防塵防水性能があります。

▲結束バンドとパラコードで雨樋に固定

ネットワーク接続はWiFiと有線LANの両方に対応で、操作にはスマホ・タブレット向けの“Tapo”アプリを利用可能。本体のみだとライブストリーミングや通知のみの仕様で、録画はローカルのmicroSD(別売)かクラウド録画(月額制)です。僕は以前から屋内で子供見守りカメラとしてTP-Linkの「C220」を使っていて、アプリの使い勝手が良いことは確認済みでした。

▲基本操作はスマホ・タブレット向けの“Tapo”アプリを利用

今回、設置したポイントは、バルコニー、駐車場、玄関の3カ所ですが、設置の際には、上手く全体が映るように角度調整をしていきましょう。「Tapo C320WS」は角度調整(パン・チルト)非対応の機種のため、屋内で“Tapo”アプリを利用しネットワーク接続を済ませ、カメラの映像が映ることを確認してから設置ポイントに仮固定。スマホ画面でカメラ映像を見ながら微調整するとスムーズです。

▲バルコニーに設置した際はスマホ画面を見ながら角度を微調整

では使い勝手もチェックしていきましょう。

すべての操作で用いる“Tapo”アプリは出来が良く、カスタマイズ機能も豊富。家族全員の複数台のスマホ・タブレットから視聴でき、シンプルにアプリ画面からカメラを選択してのライブ視聴も簡単。

▲カメラの映像視聴から設定までを引き受ける“Tapo”アプリ

まずはカメラとしての画質は、「Tapo C320WS」設置時の初期設定は720p画質になっていますが、アプリから2K QHD(2560×1440)に変更可能です。正直、720pでも防犯カメラとして十分キレイですが、小さく写った人の顔まで識別するなどを考えると、高画質であるに越したことはありません。

▲2K QHD(2560×1440)による映像から切り出し

そして気になるのが夜間の画質です。「Tapo C320WS」は夜間もフルカラー撮影可能な“スターライトカラーナイトビジョン”を搭載。ちなみに安価な機種は赤外線によるモノクロのナイトビジョン対応です。今回の設置箇所はすべて門灯やセンサーライトがあるのでカラーの機種を選んだわけですが、期待通りに夜間でも画質は十分でした。

▲夜間映像からの切り出し。門灯あり、センサーライトはなし状態

なお、屋内から屋外を“ガラス越し”で撮影を考えている場合は要注意。夜間は室内側が明るいと照明がガラスに映り込み、屋外はほぼ撮影できません。今回はカメラをブラインドの裏側に設置して対処しましたが、同じようにカメラの背後や周辺を遮蔽物で囲めば実用できる映像になりそうです。

▲ガラス越しの夜間撮影はカメラの後ろの映り込みに注意

防犯カメラの機能としては、AIベースの動作検知機能が重要です。「Tapo C320WS」は“人の動き”に対して優先的に反応する仕組みになっていて、車両や動物の検知も設定でき、通知も可能。録画については初期設定では、動きを検知した時のみ録画して残してくれます。この振り返りは“Tapo”アプリのタイムラインで簡単に確認できます。

▲録画済みの映像の見つけやすさも優秀

これらを踏まえたうえで、使い方は設置場所次第ですが、普段まず人が入らない場所の防犯ならスマホにリアルタイム通知、庭や玄関など人の出入りがある場所はログを見て後で録画を確認する使い方が良さそうです。アプリのUIも過去のアクティビティを確認しやすく作られています。

半ば衝動買いでTP-Link「Tapo C320WS」を購入しましたが、1台7000円以下、3台で2万円程度のリーズナブルな価格で、満足できる防犯環境を構築できました。

設置と検証にあたって自宅の周りで作業をしていたところ、通りすがりのご近所さんから「防犯カメラって簡単に付けられるものなの?」「いくらくらいで買えるの?」「私でも使える?」と質問を受けて、世間の防犯意識の高まりを実感しました。

“防犯”、つまり事件を未然に防ぐ目的では「防犯カメラを設置している」と知らしめて、犯行を思いとどまらせることが重要。「防犯カメラ作動中」のシールがアマゾン等で安価に売られているので、一緒に購入しておくと良さそうですね。

▲カメラと一緒に録画中を表す「防犯カメラ作動中」のシールも貼っておきましょう

>> TP-Link

<取材・文/折原一也

折原一也|1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長。YouTube

 

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