ビジネスシーンとも好相性! ブラックでまとめる“オトナ顔”スニーカー6足【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
&GP / 2024年11月9日 20時0分
ビジネスシーンとも好相性! ブラックでまとめる“オトナ顔”スニーカー6足【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
カジュアル化が進み、ビジネスシーンでもスニーカーを履くことが珍しくない昨今。キレイめのスタイリングやセットアップと合わせやすいスニーカーを探している人も多いのでは? ここでは足元をグッと引き締める、ブラックカラーの傑作アイテムを紹介する!
* * *
スニーカーと聞くと、やはり第一にカジュアルでスポーティな印象を抱く人は多い。その一方で、今ではビジカジスタイルも浸透しており、街行く人の足元を見るとスラックスにスニーカーという組み合わせもよく目にするようになった。とはいえ、一歩間違えるとチグハグな印象を与えかねないのも事実。「外し」のアイテムとして活用するなら、まずはブラックスニーカーでトライしてみるのがオススメだとIwataさんがアドバイスする。
「黒ならスタイリングとの色相性をそこまで考慮しなくてもいいので、気軽に取り入れやすいですね。そのなかでも、ここで挙げた『コンバース』や『スペルガ』のようにレザー調のモデルは上品ですし、落ち着いた印象を与えてくれます。シルエットもクラシックで幅広いスタイルにマッチするはずですよ」
そのうえで太めのパンツや丈感にもこだわれば、イマドキコーデにもグッと近づくのだそう。シンプルゆえに汎用性が高いブラックスニーカーをぜひチェックしてみて欲しい!
スタイリスト Ryosuke Iwataさん
フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイリングを得意とする。自身もスニーカー好きで、最近はトラッドなモデルやダッドシューズなどがお気に入り
1. ルックス良し! 機能性良し! なエコモデル
コンバース
「LEATHER ALL STAR GORE-TEX OX」(2万5300円)
定番の「オールスター」も良いですが、オトナな男性にはこちらをチョイスしてみて欲しい! シューレースまでブラックで統一されており、セットアップとの相性も言わずもがな(Ryosukeさん)
「オールスター」のクラシックな見た目はそのままに、快適な履き心地とブラッシュアップされた外観が特徴の次世代モデル。ストレッチ性のあるゴアテックス素材をタンのガセットに採用しており、防水透湿性だけでなくフィット感も高めている。
▲ヒール部分の「GORE-TEX」オリジナル織りネームもポイント。シックな見た目ながら、全天候型のアクティブさを兼ね備えている
2. シンプルな見た目と快適な履き心地は毎日履きたくなる!
ムーンスター
「SX 78C01」(1万9800円)
爪先にかけてのシャープなラインとソールの厚さは個人的にも好み。かたくなりがちなセットアップやスーツスタイルと合わせれば、程よくリラックス感を付け加えてくれます(Ryosukeさん)
スポーツシューズ開発ノウハウと、レザーコンフォートシューズの製造技術を注ぎ込んだ一足。ミッドソールには優れた反発弾性と衝撃吸収性を有しながら、一般的なEVAと比べて約40%耐久性が向上した「XLIQ.」を使用している。重量は片足約385g(26.0cm)と軽量。
▲アウトソールに採用している「ベステックソール」は、ウレタンの劣化しやすい弱点を大きく改善した素材。軽量性、弾力性、防滑性が高い
3. アイコニックな2750が高級スエードレザーアッパー仕様に!
スペルガ
「2750 スエード(FULL BLACK)」(1万3200円)
イタリアの老舗スニーカーブランドのスペルガ。代表モデル2750の中からチョイスしたオールブラック&スエードレザーモデルで、デザイン性と抜群の履きやすさがポイントです(Ryosukeさん)
スエードレザーは柔らかな手触りと高級感を兼ね備えており、秋冬ファッションとの相性も◎。内側には快適な履き心地を提供するコットンライニングが施されているほか、細部にジャカードロゴタグやロゴプリントがレイアウトされているなど、丁寧で上品な仕上がりだ。
▲コットンレースを締めてフィット感を調節可能。アルミニウムアイレットにはロゴが刻印されておりディティールへのこだわりが伺える
4. ライトなアウトドアシーンでも履ける防水スリッポン
ザ・ノース・フェイス
「グラバル スリッポン ウォータープルーフ(KK)」(1万7930円)
ライトアウトドアから日常シーンまで活躍してくれる高機能さがザ・ノース・フェイスらしい。スリッポンタイプなので紐を結ぶ必要がなく、脱ぎ履きのしやすい点も嬉しい!(Ryosukeさん)
独自の防水透湿素材「HydroSeal」を採用している一足。アッパー素材には耐久性のある人工皮革も配し、スポーティさとアーバンな印象を併せ持つデザインが特徴的だ。足の甲を覆うように使用したストレッチ素材により、高いフィット感と着脱の容易さを両立している。
▲クッション性の高い厚めのミッドソールが歩行をサポート。推進力を生むロッカー構造は、自然と足が前に出るよう設計されている
5. シックなフランス発サスティナブルシューズ
VEJA
「CAMPO BOLD SUEDE (BLACK PIERRE)」(2万8600円)
シンプルで飽きのこないデザインはもちろん、環境問題やサスティナブルが叫ばれている今だからこそ、積極的に向き合ってプロダクトを作っているのも個人的な推しポイントです(Ryosukeさん)
素材のスエードは柔らかく柔軟性に優れているだけでなく、製造過程では化学物質の使用に制限を設け、規制に準拠した染料を使用。また、軽い雨からスニーカーを保護するためのコーティング材にもPFCを含まない撥水オイルを使用するなど、エシカルな一足だ。
▲白黒カラーとゴムソールとのコンビネーションがレトロな印象。さまざまなスタイリングに取り入れやすく、一足持っておくと重宝する
6. 歴史あるデザインと使いやすさが魅力の一足
GERMAN TRAINeR
「ジャーマントレーナー スニーカー」(8690円)
大人になればなるほど似合う「ジャーマントレーナー」。高価な古着のデッドストックに比べるとgreen label relaxingのモデルは価格もお手頃なので、気軽にトライしやくオススメ!(Ryosukeさん)
1970年代~1994年のあいだ、ドイツ軍のトレーニングシューズとして支給されていたスニーカーをリプロダクション。シンプルゆえに幅広いスタイルにマッチする。メイン素材にコンポジションレザー(再生革)を使用することで、皮革の堅牢性はそのままに環境負荷を抑えた。
▲ヒール周りも非常にシンプルなデザインで落ち着きのあるつくり。セットアップやスラックスとの組み合わせでも違和感なく履ける
※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号76-77ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/島田優太>
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