New Balanceから見るFWシーズンの“スニーカー”トレンド【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
&GP / 2024年11月11日 20時0分
New Balanceから見るFWシーズンの“スニーカー”トレンド【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
選択肢のあまりの多さに、どれを買うべきかと迷う人も多いだろう。実はトレンドスニーカーなら、旬のファッションに合わせやすく、最新テクノロジーを体感できるものも多い。迷ったらまずはトレンドをチェックしよう!
* * *
■デイリーに履くパフォーマンス系、Y2K、レトロランニングに注目
絶えず変化を続ける、シューズトレンド。ニューバランス原宿 店長の北村さんはFWシーズンをどのように見ているのだろう。
「今季はスニーカー全般で、ファッションに合わせやすいデザインが充実している印象です。ニューバランスでは、Y2K要素を取り入れたデザインやクラシカルなローテクスニーカー、スエードやヌバックを採用したアレンジなど、スポーティに偏らないモデルが続々とリリースされています」
トレンドキーワードをさらに掘り下げるため、今季リリースされる2つのモデルをチェックしていこう。
「パフォーマンスシューズを“ライフスタイル寄り”にデザインするのが、最近のニューバランスの流れです。ランニングシューズはパーツをいろいろと付属するのではなく、単一素材で高機能なソールやアッパーを作り上げる技術により、シンプルなフォルムが主流になっています。『1080』は本国アメリカで一番人気の本格的なランニングシューズ。アスリートのデータを元に設計し、走りやすさを追及しています。
また、くすみ系ワントーンの気取らないナチュラル感が、日常にもぴったりです。次に紹介したい『1906』ラインはまさにこの対極で、“Y2K”スタイルの装飾的なデザインが特徴です。2009年発売のパフォーマンスシューズを現代的にアップデート。ファッショナブルなスニーカーとしても親しまれ、ここ数年のニューバランスを盛り上げています。今季モデルの『1906N』はアースカラーとスエードの質感が、デコラティブ要素をまろやかにし、シンプルカジュアル派もトライしやすいアレンジになっています」
70~80年代モデルからインスパイアされた、ローテク系シューズにも注目したい。
「品のよい落ち着いたトーンが揃っていて、なかでも発売から35周年を迎えた『1500』は今押さえておきたい品番のひとつ。『500』のような、シンプルなコートスタイルのデザインも、今年らしい一足です」
<押さえておきたい! トレンド&ニューバランス用語>
【ハイテク/ローテク】
最先端技術を搭載した高機能スニーカーがハイテク。反対に、最新素材を採用しないシンプルなものがローテク。
【Y2K(ワイツーケー)】
2000年前後に流行したカルチャーのこと。ファッションでは装飾的、ポップな配色などが特徴として挙げられる。
【パフォーマンスシューズ】
アスリートのパフォーマンスを発揮するよう設計したシューズの総称。ランニングシューズもそのなかのひとつ。
<新しいチャレンジに注目>
■定番モデルだけじゃない!
9月中旬に限定発売し即完売した「1906L」は、フォーマルと快適性を兼備するスニーカーローファー。近年、挑戦的なモデルや新しい品番が誕生しており、ニューバランスの新たな挑戦が感じられる。
ニューバランス原宿 店長 北村明日香さん
札幌、名古屋のオフィシャルストアで店長を務め、この9月からニューバランス原宿の店長に就任。自身もランナーでフルマラソンのベストタイムは3時間35分52秒。フィッティングサービスやランニングの知識も豊富。
<SHOP DATA>
ニューバランス原宿
東京都渋谷区神宮前4-32-16
11:00〜19:00
03-3402-1906
<トレンド要素を盛り込んだNEWモデル5選>
■ランニングも、デイリーもシームレスに履きこなす
ニューバランス
「1080(カーキ)」(1万8700円)
今のニューバランスを代表するランニングシューズ。あまりの履き心地のよさに、ロングジョグだけでなくタウンユースにも愛用する人が続出。ミッドソールは単一素材で構成したフレッシュフォームXを採用。アッパーは部位ごとに編み方を変えて通気性やサポート性を実現。スマートなデザイン性を表現している。
▲ミッドソールに配された六角形の凹凸は、内側と外側で形状が異なる。内側はクッション性を、外側は安定性を提供する構成となっている
▲靴底に刻まれた3種類の不思議な形状の溝は、アスリートの運動データから導き出されたもの。着地から踏み出しまでの流れをサポートしている
■2000年代を彷彿するパフォーマンス系シューズ
ニューバランス
「1906N(ライトベージュ)」(2万2000円)
2009年当時のランニングシューズに、近年のトレンドを凝縮し再構築。ひと目見て機能的だと分かる複雑なパーツ使いに、2000年代のムードを感じる。「1906」はシンセティックレザーを用いることが多いが、天然レザーをアクセントに採用。異素材をミックスしたあしらいに「1906N」ならではの遊び心を感じる。
▲おなじみのNロゴには、シューレースと連動し甲のサポートを高める、NLockという機能を搭載。当時のランニングシューズに見られる機能だ
▲ソールには、2000年代ランニングシューズを代表する「860v2」のミッドソールユニットを使用。安定した走りをサポートする
■クラフトマンシップが光るダークトーンのコンビネーション
ニューバランス
「1500(グラニットグレー)」(3万8500円)※オフィシャルストア限定モデル
1989年の発売以来、根強い人気を誇るイギリス製モデル。一体成型ミッドソールを搭載し、クッション性と安定性を両立させている。重厚なカラーリングは珍しいので、シックに履きこなしたい人は今が買いだ。
▲トーンを抑えた配色がヌバックとメッシュのコントラストを際立てる。光に当てると柄が浮き出る黒地のリフレクターもアクセントに
■80年代のレトロランニングからインスパイア
ニューバランス
「475(クロームブルー)」(1万5400円)
パステルブルーが効いた軽やかな一足。ランニングシューズ初期の80年代らしい、スリムなシルエットとパーツの切り返しがポイントだ。スエードとメッシュのコンビもクラシカルで◎。
▲ミッドソールには80~90年代に主流だった、C-CAPを採用。クッション性が高く、柔らかな履き心地で今もなお支持されている
■スエード×ヌバックの高級感が大人コーデを引き立てる
ニューバランス
「T500(ネイビー)」(1万4300円)
1982年に生まれたテニスシューズの復刻モデル。シンプルなデザイン性に加え、スエードとヌバックの質感が柔らかな印象を与える。トレンド継続中のダッドスタイルとしても、上品に履きこなせる。
▲テニスの縦横無尽な走りに耐えられるよう、ソールにはステッチを施している。80年代らしいアクセントもこのデザインの魅力だ
※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号80-81ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/竹林佑子 写真/辻 嵩裕>
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